グレイテスト・ショーマン


グレイテスト・ショーマン(2018)


d.マイケル・グレイシー

t.ジェニー・ビックス(英語版)

ビル・コンドン

c.ミュージカル


ヒュー・ジャックマン(P・T・バーナム)

ザック・エプロン(フィリップ・カーライル)

ミシェル・ウィリアムズ(チャリティ・バーナム)

レベッカ・ファーガソン(ジェニー・リンド)

ゼンデイヤ(アン)

キアラ・セトル(レディ・ルッツ)

ヤーヤ・アブドゥル=マティーンII(アンの兄)


19世紀に興行師として成功したP・Tバーナムが描かれている。(アメリカでの公開は2017年)


…………仕立屋の息子のバーナム少年は仕え先の娘のチャリティと身分違いの恋におちる。チャリティの進学で二人は離れるが、連絡を取り続け、ストリートを彷徨っていたバーナムは就職、親の反対を押し切って結婚、二人の娘に恵まれる。

バーナムは仕事のリストラを機に「バーナム博物館」を起業。しかしチケットの売れ行きは芳しくなく悪戦苦闘。そこで娘が言った「生きているものを見せなきゃ」という言葉から着想を得て、バーナムはあるショーを始める。




上映中のためネタバレは最小限に留めます。





バーナムはビジネスとしてフリークサーカスの劇団を作るんだけど、(以下感想)劇団員の姿を通して、生まれつき持ち合わせた個性には必ずどこかに居場所があること、生まれついた地位は将来を限らないことが描かれていて、すごく希望を感じた。彼らが舞台で輝く姿は人に幸せをもたらす。その姿を見て私も幸せな気持ちになった。舞台や芸術の真価はそういうところにある。大好きです。


ショーのミュージカルパートはどれもインパクト絶大、盛り上がりも最高で、さすがエンターテイメントを描くエンターテイメント! という感じ。


私は他にもバーのナンバーがお気に入り。チャリティとのナンバーも良かった。つまり全部良い。


音楽を手がけるのは「LA・LA・LAND」のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。

「LA・LA・LAND」ではシーンの内容と曲が合わない的な場面がある(私には分からなかった)そうだけど、この映画の楽曲はどれも素晴らしいと思った。

(作品によるのは前提として)私はミュージカルだと特に好まない曲が一つは出がちなんだけど、今作はどの曲も素敵だと思った。

こういうのは良いか悪いか二択のフィーリングで済ませればいい話だとも思うけど「LA・LA・LAND」の曲に首を捻った方の見解が少し気になる。専門的なものに裏打ちされると理解が深まる気がするので。


細かいことをもっとたくさん書きたいけれど……簡単に言うとすごく良かった。最高に面白かったし、希望と人生を頑張る力をもらえた。バーナムは私が憧れる生き方を体現していた。何回も観たい映画。めっちゃ好き。大好き。輝こう! 幸せ!



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