BTTF2

BTTF2 (1989) 1


………前作のラストでマーティの子どもがビフの孫・グリフに陥れられることを知り、それを神回避しに未来に行く、というストーリー。

冒頭30分は1と同じ高いテンションで進むけど、それ以降は波打つように多重的にミッションがやってくる。


 以下、ネタバレ有り。


当初の目的であった息子の件が落ち着いたとき、マーティは未来でスポーツ年鑑を入手する。


その年鑑を未来のビフが奪い、タイムスリップして過去のビフに渡したところから、物語のアクセルが踏まれる。ヤングビフはスポーツ年鑑を元に博打で成功して大金持ちになり、市を退廃させてしまう。そのせいでマーティは数々の不幸を被ることになる。未来を無茶苦茶にされるマーティとしては、この事態を無かったことにしたい。(ビフが成り上がるのを阻止することはジョージが殺される/マーティの不遇を回避することに繋がる。)そのために次々と難易度の高いミッションがマーティに課せられていく。三歩進んで四歩下がって二歩進んでやっと前進するように奮闘するマーティ。


途中で1955年(1の舞台。若かりし母親と父親が出会うパーティー)に戻るんだけど、1で奮闘してるマーティの裏で2のマーティが奮闘するという展開がすごくアツくてボリューム感がすごかった。

伏線ビンビンだけどわざとらしさがなく、良い意味で深く考えずに観られる。1を見返したくなった。

グリフ(ビフ孫)とのラストのチェイスで、冒頭で通行人から拝借していた空飛ぶスケボーをラストのヤングビフとの対決で登場させるところとか観てて気持ちよかった。そういえばそれがありましたね!って。120万緻密ポイント。

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