キャッチミーイフユーキャン

キャッチミーイフユーキャン (2003) 2


d.スティーヴン・スピルバーグ

c.伝記映画


レオナルド・ディカプリオ(フランク)

トム・ハンクス(カール・ハンラティ)


……親の離婚がきっかけで家を出た学生のフランク。生きるために、小切手偽造&詐欺の連続で生計を立てる。両親の復縁を望んでいるが………。


「キャッチミーイフユーキャン」は日本語にすると「鬼さんこちら」という意味らしい。

この突拍子も無い話が実話に基づく物語だというから驚き。


以下、ネタバレ有り。


お気に入りのシーンをいくつか。


・転校先で臨時教師のフリをして授業をしていたところがめちゃくちゃツボだった! 詐欺師としての才能の片鱗を見せるフランク。イイ………。


・パイロット→医者→弁護士→パイロットと転々として、最終的にFBIに就くんだから、磨いたスキルは何に生きるかわからないものだなとしみじみ。第2の刃を磨きましょう。


・色を使って小切手の専門的な知識を女性から引き出すところが良かった。手段を厭わず、というよりも、息をするように色気で情報を引き出せるところがイイ。


・弁護士だけは2週間本気で勉強したら通ったというんだからカッコよすぎる。窮地を凌ぐ振る舞いといい、地頭の良さが物語に説得力を持たせている。いや、説得力も何も、実話なんだけどさ。


・ハンラティとの関係性もよかった。つい寂しくなって、話し相手欲しさにハンラティ宛に電話をかけちゃうフランク。会話の中で自分が滞在しているホテルの部屋番号を教えちゃうフランク。小切手偽造の経験から、FBIではハンラティのよきパートナーになっちゃうフランク。た〜〜。


この作品は洋画観るぜと意気込んだ最初に観たもので、これが面白かったから継続して映画の鑑賞を続けられるようになったきっかけの作品だったりする。あと「最強のふたり」も。何度でも観られる。

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