Twilight Alleyシリーズの番外編。今回の主人公は人造人間のフランケン。
Twilight Alleyは複数の作者達が同じ登場人物、設定を共有し綴られている作品集です。
今回は短編でもありサブキャラを主軸にされているので是非本編を読んでから、この作品に触れて頂ければ幸いです。
Twilight Alleyは恋物語を中心に描かれており、フランケンも例外ではありませんでした。とてもコミカルに描写されており、楽しく読み進める事が出来るでしょう。深読みを誘う書き方はTwilight Alley好きの妄想を引き立てます。果たしてフランケンが作られた本当の理由とは?
人外ばかりが働く裏通りのレストラン “ToT”が舞台の共作シリーズの一作です。
イケメンぞろいのこの店で、人造人間のフランケンは唯一冴えない見た目をしている。
人造人間なんだから、いくらでもイケメンにできそうなものなのに、なぜ普通の見た目に造られてしまったのか。
その鍵はいつも一緒にいる機械仕掛けの妖精シルフにあるようで……。
シルフがフラに語る過去には、彼らの生みの親である島田博士という人物が登場します。
人造人間の成功は彼の悲願であったようですが、なぜ彼はその研究に賭けていたのか、その様子を傍で見ていたシルフは何を思っていたのか……。
なんて書くとシリアスな物語のようですが、実際は小気味良いユーモアを織り交ぜたサクッと軽いお話です(^^)
そんな中にもツンツンしているシルフの可愛さが見て取れて、最後はほっこり。
外伝的なストーリーをお楽しみください♬