イザナミの隠してたことがあきらかになる!?

第2話 黄泉の炎神 イザナミ編1

【巧よ】  

「何?クセイル」

【お前さんはパーティーを作ってみないか?】

「パーティーって?」

【すまん言ってなかったかのう。まずクロスゲームは、この世界の者達が戦う新魔の遊戯。そしてパーティーは7人以上で組むいわば一つの班のようなものじゃ.....人の話を聞いておるのか?】

「ひいへまふ(聞いてます)」

【肉を食いながら言うな........ってわしの分は⁉︎】

「ご馳走様でした。」

【やかましい💢】

「嘘だよ。はい、これ」

【マイマスターはやっぱり優しいのうっておい 骨だけじゃないか!】

「うええええええええええええん」

突如どっからか泣いている声がした。

【何事じゃ⁉︎】

「とりあえず見に行くか」

【そうだな】

声のするところに行くと一人の泣いている少女がいた。

「どうしたの?」

と巧が聞くと少女はこちらを向いて

「パーティーから追い出されたの〜〜〜(ToT)。」

【パーティーから追い出されただと⁉︎】

「オカシイのかそれ?」

【オカシイと言うより大変なことだぞ!パーティーから追い出さすことはやってはいけない行為トップ3に入るぞ】

まじかーと驚く巧。しかし巧は、

「じゃあ僕達と一緒に冒険しないか?」

「えっ!いいの?」

「いいのいいの気にすんなって」

「ありがとうございます。私はプレス・ファイヤリングです。よろしくお願いします。」

【プレス...と言うことはお前さんのギフトは圧なのか?】

「はい、あと熱もです。しかし暖しかできません。」

「..........」

【どうしたマスター?】

「これで少しはここでしっかりと暮らせるかも」

【?】

「クセイル。お前が即死させた奴は最後どうゆう物質になる?」

【石炭だが?】

「よし。プレス、この石炭に圧と熱を加えることができるか?」

「やってみます」

プレスが石炭に手をかざし圧と熱を加えるとたくましい輝く鉱物となった。

「わあああ綺麗。」

【どういうことだマスター】

「これはダイヤモンドと言って俺のさっきまでいた世界では一番価値のある鉱物だ。しかし石炭とダイヤモンドは炭素と言う同じ成分から出来ていて、違うのは環境だけなんだ。」

【なるほど...しかしマスターの時代ではどんくらいの価値なんだ?】

「1gあたり100万円...と言っても分からないだろうからここの世界の一番高い硬貨の×10万ぐらい?」

【はあぁぁ!?】

「すごいですね」

「だから量産して売れば大儲け♪〜」

【では近くの都市に行って見るのはどうだ?】

「行きましょうよ」

「しかしどれぐらいかかるんだ?」

【それ心配ないのう】

クセイルは死者の書を出し詠唱するとゲートのようなものが出てきた

「えっ!クセイルさん、何で境界門をつかえるんですか!?」

「境界門?なんだそりゃ」

【遠い距離を一瞬で行ける門のことじゃ。コレは境界門に近いが死者が使うテレポテーションのようなもんだ普通は使えないがわしがそばにいる限りつかえるのだ。あとここからはわしはバレないようにリングの中でしゃべるわい】

「便利だわー」

【ほれ行くぞ】

ゲートを潜ると今まで見たことがない建物が並んでいた。しかし

「暑い...蒸し暑い何ここめっちゃ暑いんですけど」

「ここはですね暖熱の大都市ストッキーフロアです。ここでは沢山のクロスゲームを開催していますよ。」

【一番でかいのがホッター山で行われているものだな。皆 誰一人クリアしたことがないそうだ】

「へーそいつはいつやる?」

【多分明日だ】

「よしやろう、いいよな?」

軽薄な口調で言ったが

「ですがパーティーでしか参加できないそうですよ」

「マジかー」

巧は残念そうにため息をつき悲しい顔をした。まぁあんなこんな歩いていると非常口みたいな記号が武器だの食材だのを持っている旗を見つけた

「あれは何だ?」

巧は関心するように言った

【あれは旗だな】

「そうですパーティーに必要なのは名と旗でしてそれがなければクロスゲームに参加できないし店や貿易ができないそうですよ。」

【確かあの旗はMスター、マスターって呼ばれているがまあ‘はやさ、に特化した商業パーティーだ】

M......ああ、あいつのことか...っとつぶやきながら店に入っていく巧。それを慌てて追うプレス。案内されて席に座ると人間界はあり得ない犬の耳と尻尾の突起物をつけた犬族の定員が注文を取りに来た

「ご注文はいかがでしょうか?」

「あの・・・注文ではなくものの査定をして欲しいんですが」

「普通なら無理ですが少し店長に話してみます。」

失礼しましたと礼をして戻る犬族の定員

「おいクセイル」

【なんだ】

「あんなのがいっぱいいるのかこの世界」

【そんなのしかおらん】

「全員か?」

【いやそうとは言い切れないお前みたいに召喚された奴もいるじゃろうに】

「そっか」

そんな話をしているとさっきの定員が戻ってきた

「店長からそんな異例、初めてだとのことで初回だから許そうとのことです」

「よしわかった.....いい金額だったらここの店でがっぽがっぽ食ってやるぜ」

「ふふ..楽しみですね」

ではコチらへと店の奥に連れられる巧たちおくにいたのは.......



続く

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