理想の世界を作るために アジュ視点

 適当にのんびりしていたら、傷ついたルシードが帰ってきた。


「すまない、遅くなった。待たせたか?」


「カップルの待ち合わせかお前は。またボロボロになって帰ってきたもんだな」


「今回復しますね」


 カムイが回復魔法をかけている。火傷と切り傷が多いな。ルシードほどの男がここまで傷つくとは、正直戦いたくないぞ。


「ルシード、お前どのくらい戦っていた?」


「一時間近いと思うが」


「こっちじゃ五分くらいだぜ。時間の流れも違うみてえだな」


 これは夜明けまでの時間を考えればこちらが有利だ。だが敵を有利にするか? まだ完全に動向を掴めていない。そもそもメアをどう使うかわからんと、警護も選択肢が狭まる。


「次は俺とカムイで別の扉に入るぞ」


「一気に二人ですか。メアが危ないのでは?」


「だからヴァンとルシードを残す。二箇所同時に行けば、この場じゃ二対一になる。俺達と戦うしかない」


「わかった。メアは任せてくれ」


 こいつらに心配はいらない。むしろ俺がどうすりゃいいんだか。頼むから弱い敵来てくれ。


「にいちゃんたち、負けないで! 死なないで帰ってきてね!」


「はい。メアもいい子で待っていてくださいね」


「んじゃ行ってくる」


 カムイとは別の扉へと入る。そこは夜。絵本に出てきそうな木組みの家たちと、様々な色の輝く結晶が生えている大地。そして月明かりに照らされた花々が、世界を彩っている。端的に言えば幻想的というやつだろう。


「なんともまあファンタジーな」


「気に入らないか?」


「いや、いい雰囲気だ」


 町の広場で出会った金髪ロングの男だ。二十代半ばくらいのイケメンだな。貴族か俳優でもやるのが似合いそう。屋根に座って星空を見上げている。


「こういう世界も悪くないな。花とか水晶とか参考にさせてくれ」


「ガーデニングの趣味でもあるのか?」


「いや、俺の理想の世界を作るならって話さ。いい場所じゃないか。こういう世界が作れるなら、詳しく話を聞きたいね」


「ほほう、オレの世界に賛同する人間がいるとは。興味深いな」


 こいつらの世界を作る力と、好きな夢を見る力は欲しい。俺の計画に利用できそうだからな。初対面の人間と話すのは苦手だし嫌いだが、まあ我慢しますかね。


「慈愛のフウガだ。同志候補の名を聞こう」


「ザジ・サカシタだ」


「仲間からはアジュと呼ばれていたようだが?」


「なるほど、屋敷の会話は聞かれているわけか。アジュ・サカガミだ。短い間だがよろしく」


 盗み聞きくらいはやってくるだろうと思った。そして俺個人をアジュと認識できている。油断とかしてくれないタイプかよ。


「愉快な男だ」


「お前の愉快な夢も聞きたいね」


「オレ好みの世界を自由に作り、下僕を従え、美味いものを食し、気ままに世界を破壊しては安らかなる眠りにつく。圧倒的な自由と開放感の中で永遠を生きる」


 またシンプルなやつが出てきたな。こういう目的は下手に理屈こねないやつが強いのだ。欲望の力は侮れない。


「その理屈でどこが慈愛なんだよ?」


「戦争を根絶し、オレの寵愛を受けるものだけが生きる権利を得るからさ。争いをなくすにはどうすればいいと思う?」


「敵を皆殺しにすればいいだろ」


「簡素にして粗野だな」


 完全に滅ぼす。言うのは簡単だが、誰もが妥協するしかない偉業だ。故に達成できさえすれば、そこには理想郷へと一歩近づいた世界がある。


「達成不可能であること以外、最良の答えだ。敵を完膚なきまでに滅ぼせる武力こそ平和への道だよ。だが皆殺しでは人工が減りすぎる。永遠に楽しく生きるには数が足りん。奴隷でも使うしかあるまい」


「奴隷も邪魔だろ。食事や排泄どうするんだよ? 人だから繁殖するぞ。反旗を翻してきたら殺す手間が増えるじゃないか。ちゃんと考えろ」


「召使いもいらないと? 最強になってまで雑務などする気が起きん」


「知恵のついた人間はもっと良い待遇を求めるから邪魔になる。かといって知恵のない人間は獣だ。調教もできず、何をするかわからない。なら初めから存在しなければいいんだよ」


 だめだ。目的は一緒だけど、そこに至る道と解釈が違いすぎる。相手も賢いのか、それを今の会話だけで察し始めている。魔力を高めるんじゃないよ。


「どうやら意見の食い違いがあるようだな」


「みたいだな。技術だけでも教えてくれんものかね。そっちのやり方は解釈違いだ」


「聞けばできるとでも? 随分と自信があるのだな」


「そうでもないさ。俺はごく普通の一般人だ」


 さてどうするか。あの鎧は封印しておくべきだろう。敵に対策を取られたら厳しい。隠し玉は最後まで隠すべき。ってことは、こいつ素の俺で倒さなきゃいけないのかよ。きっついな。


「協力する気はないのだろう?」


「誰かを犠牲にせず、じっくり取り組むなら考慮する」


「不可能だ。これ以上血が薄まるのは待てぬ」


 家の屋根からゆっくりと降り立ち、その両手に紫色の魔力が迸る。どうやらあの紫のアーマーは、魔力を全身に流す効果もあるようだ。


「メアの血筋が途絶えちゃまずいんだな? ここの領主の息子だったのか?」


「何も知らんか。ならばそのまま消えろ」


 紫の風が俺に向けて飛んでくる。反射的にサンダースマッシャーを撃ちながら飛び退いた。


「やっぱ勝てないか」


 当然だが撃ち負けて風が横を通り抜けていった。次はあの紫の鎧に当たるとどうなるかも調べないとな。


「それが全力か?」


 全力じゃないが手抜きでもない。それで通用しないのか、これ疲れそうだな。

 無駄な思考はフウガの右手が風の刃で覆われ、こちらへ駆け出したことで中断される。


「サンダースプラッシュ!」


 空中に電撃の霧を散布し、目くらましと静電気の痛みにソナーの役割を追加。走りながらカトラスを抜いて電撃を纏わせる。


「サンダーフロウ!」


「雷属性とは珍しい」


 目の前まで迫る紫の刀身を受け流し、剣についている魔力スロットを一個発動。威力をプラスして横薙ぎに振り抜く。


「雷光一閃!!」


 稲妻を極限まで圧縮して、一太刀入れる瞬間に全開放する一撃だ。俺にできる接近戦じゃ最高に近い技である。これが効かないなら相当厳しいが。


「やるものだな。少々評価を改めるか」


 効かないんだなあ。雷と風が飛び散る中で、フウガにダメージが入っていないことを察した。


「リベリオントリガー!」


 出し惜しみが過ぎたな。全身を雷光で満たし、強化魔法をかけ終わる。

 これで反射的に、無意識に体が動く。脳が命令を下して体が動く。これらすべてのタイムラグを、魔力と雷に全身を浸すことでゼロにする。


「むう……惜しいな。それなりに優秀で、目的は同じはずなのに、手段の違いで殺さねばならんか」


「惜しむくらいなら黙って殺されてくれないかね?」


 剣戟ではこちらが押し戻される。あっちの紫の風二刀流には対抗できんな。距離をとってサンダースマッシャーを連射する。


「ここにきて小細工に堕してどうする?」


「俺は小細工大好きっ子でね。真正面からなんぞ戦わんよ」


 やつの視界を塞ぎつつ、一定の速度で撃ち続ける。数秒で慣れが生じてきた。撃つならここだ。懐からクナイを取り出し雷撃で包む。あとは隙を見て投げればよし。


「ライトニングジェット!」


 この魔法はどんなものでも雷で覆って雷速で飛ばせる。大抵は衝撃でぶっ壊れるから、使い捨てのクナイ前提だけどな。不意打ち大成功。フウガの右肩に突き刺すことに成功した。咄嗟に避けるには速度が違いすぎる。ピッチャーが変化球や投げるスピードを変えるのと同じ理屈だ。


「がはっ!? やるな、だが!!」


 何かが砕ける音がして、フウガの姿が消える。


「また消えた? ぐうぅ!?」


 雷の探知機に反応あり。背後に振り向きながらカトラスを前に出す。剣同士がぶつかり合い、衝撃を殺しきれずに近くの家までふっ飛ばされる。受け身を取りつつ自分に回復魔法をかけ、ここがリビングであることを確認した。


「中身までちゃんと作っていやがる」


「当然だ。オレは凝り性でな」


 歩いてくるフウガの鎧の右肩は復活していた。鎧ごと移動か蘇生でもしているのだろうか。


「紫の嵐」


 無数の風の刃が俺目掛けて飛んでくる。避け切るスペースはない。なら一気に消す。両手に魔力を集中し、胸の前へ突き出し拡散する。


「ライトニングフラッシュ!!」


 雷光を前方へと広域拡散して殲滅を狙う魔法だ。ザコを一気に散らす場合に便利だが、サンダースマッシャー以上必殺技未満の魔法でもある。つまり決定打にはならない。


「紫の槍」


 床から紫の刃が迫る。仰け反って回避しながら天井を破壊して屋根の上へ。


「紫にこだわるねえ」


「紫とは高貴な色だ。新たな世界を統べる絶対者に相応しいだろう?」


「嫌いじゃないけどな。ライトニングビジョン!」


 雑な雷の分身を三体出す。これ以上は意識を分散しすぎる。一気にいこう。煙幕玉を投げつけ、煙に紛れて回復丸とポーションで多少の回復を済ませる。


「あくまでも直接対決は嫌うか。臆病だな」


「一般人だと言っただろ? 戦闘は嫌いなんだよ」


 雷を左手に圧縮し続ける。できるかわからんが、時間稼ぎでもしてやる。


「本当にメアじゃなきゃだめか?」


「あの子が必要だ。必ず手に入れる」


「そんなに急ぐ理由はなんだよ? じっくり迷惑かけずに似たような手段で世界を作れないのか?」


 どうしてもわからん。この異世界オルインの奥を見てきた俺には、似た技術がないとは思えない。ならば安全で、こんな大掛かりなトラブルを起こさない方法もあるはずだ。


「そんなものは見つからなかった。ここからは寿命が足りんな」


「なら寿命をなくせばいい。この世界なら不可能じゃないだろ? あんたが超人になればいいだけだ」


「足りんのだ。足りずに終わるくらいなら、すべてを生贄に捧げてでも達成する」


 俺が魔力を練り続けている間に、情報を聞き出したかった。だが不可能とあっては仕方がない。分身を先行させて攻撃を加え、抱きつかせて拘束してから、最大まで溜めた魔力を放出する。


「プラズマイレイザー!!」


 斬る・突く・抉る・千切る・殴るなど、あらゆる効果のミックスされた雷の渦をビームとして飛ばす。直撃すれば流石に重症だろう。その予想は当たっていた。


「ククク、クハハハハハハ!!」


 当たっているはずだ。大笑いしているやつの右半身は消し飛んでいるのだから。


「やるな。戦士には見えない風貌からは想像もつかんぞ」


「おいおい不死身か?」


 まただ。何かが壊れる、割れるような音が連続で響いている。


「お前の分身と似たようなものだ。ただし小さな核を持ち、世界に美しい結晶として残している」


 周囲の結晶が集まり、花が輝きながら集い、フウガという男へと形を変えていく。その光はやがて完全なフウガへと戻る。


「生命力をストックしているのか? だがお前のものとは微妙に違う。もっと弱々しいものまで混ざっていたな」


「信者だよ。今も素敵な夢を見たくて必死に目を閉じているだろう」


「移住させた魂か!」


「そうだ。この鎧も、この景色も、やつらの魂を敷き詰めた、オレの命のストックなんだよ」


 そういう使い方をするか。人間の形で保存するよりも、綺麗な風景にしておけば効率的だし、意志がなければ乗っ取られる心配もない。核が小さければ保存スペースも取らないな。


「また外道な戦法取るもんだ」


「オレは誇りや矜持といったものとは無縁なんだよ。目的を達成できればいい。そのためなら姑息であろうと外道と呼ばれようと使えるものは使う。それが命でも、世界でもだ」


「わかるよ。俺も似たようなもんだ」


 この手のタイプは倒すのに手間がかかる。心の拠り所ってやつが、勝つことである。勝ち方は考慮しないから、これはやらないだろうという予想をノータイムで超えてくる。


「紫の鎌」


 巨大な鎌の群れをくぐり抜け、屋根伝いに距離をとって雷光一閃で打ち消す。必殺技じゃないと消せないのはきっついねえ。連発は肉体的にも精神的にも厳しいんだぞこれ。


「オレの夢のため、邪魔者は排除する。全世界のあらゆるものを利用して、踏み躙り、徹底的に超えていく」


 完全な修復が終わり、さらにフウガの力は増している。パワーアップも兼ねているのか。こりゃ面倒だぞ。だが違う。こいつの考えでは足りない。


「夢ねえ……夢の一番の敵って何だと思う? 一番だ。最高にうざったくて厄介なやつを思い浮かべろ」


 攻撃が止まった。真剣に考えているようだ。呼吸を整える時間は稼げそうだな。


「……難しい質問だな。人間と法、軍や敵対者、つまり国だ」


「半分正解だな」


「ならば何だというのだ」


「正義のヒーローだよ」


 会話しながら休憩完了。カトラスを背中の長巻に持ち替えて魔力を練る。あいつの命は他の有象無象とは区別しているはずだ。それを見つける。


「あいつらのくっせえお説教と、こちらが悪いことをしていると思った時のうざったさはないぜ。ぶっ殺してハッピーエンドになれる悪の方が、爽快感をくれるだけまだマシだ」


「英雄に見つからないために、悪事を避けて目標を達成するべきだと?」


「正確には殺す正当性を捨てるなってことだ。犠牲者が出ると正義のヒーロー様がうざいだろ。必ず難癖つけてくる。だが一切犠牲を出さず、誰にも迷惑かけずに新世界を作って、俺とお気に入りだけを移住させる。これが俺の理想だ。この場合、止めようとするヒーローを悪として裁けるだろ」


 長巻に超高密度で圧縮爆縮を繰り返し続け、虚無へと至る雷を集約する。刃と同調して混ざり、溶け合うように満ちていく。


「お前は敵対した英雄も、神が選んだ存在すらも殺そうというのか」


「そうだ。敵は英雄だ。英雄を殺す手段と理由が求められる。こんなものは想定しているべきなんだよ。国ごときより余程鬱陶しいぞ」


「だからこそ最強となる必要があるのだろう」


「最強はスタート地点だよ。そこからミスなく積み重ねた先に、俺とお気に入りだけの理想郷はある。手段を間違えたな」


 白く薄く煌めく刃の中に、確かにある消滅のエネルギー。これをいかに当てるかだ。フウガも雰囲気を察したのか、両手の紫の刃


「あの連中がそこまで大切か。案外友情を重んじるタイプなのだな」


「あいつらはどうでもいい。俺が手を出さなくても、勝手に自由に生きていくさ。強いからな」


 変な勘違いをするもんだなと思ったが、そういや男四人での依頼だったな。あいつらの存在を知らんのも道理か。


「終わりにしよう。家で俺の帰りを待っている奴らがいる」


「よかろう。紫の聖剣」


 紫の風がはっきりと形を持ち始める。美しい宝石のような結晶が散りばめられ、フウガの言う通り高貴な印象を抱かせる聖剣のようだった。


「インフィニティヴォイド!!」


 長巻に込めた虚無を解放して高め続ける。もっと爆縮させろ。研ぎ澄ませ。やつを完全に食い荒らして消滅させるんだ。


「消えろ!」


「オオオオオラア!!」


 重なる剣に力を込めて、さらに深く魔力を高みへと導く。やがて紫の刃を食い破りながら、フウガの胸に切り傷をつける。


「ヌアァ!? ありえん……魔力を打ち消し……いや、飲み込んだ?」


 傷口に残る虚無の力が、集う命のコアを飲み込み続けて修復を許さない。畳み掛けるなら今だ。


「まだまだいくぜ!!」


 刀身の純度を高めつつ、全身を魔力強化して切り合い続けるのは無謀だ。短期決戦で決めるしかない。次々にフウガに傷をつけていく。


「これだけの力がありながら、なぜ救う価値のない町の人間の味方をする! なぜ国に従う! オレ達の同志となっていれば、計画は達成できたかもしれんのに!」


「俺は最初から誰の味方でもない。お前達から攻撃してきたんだ。だから潰す。俺の平穏な生活のために死ね」


 分身を突撃させて手数を増やす。増やしたら徹底的に攻め立てる。今攻撃の手を緩めたら、今度は俺が追い込まれる。


「オレはこの世界の王! この世界の神! 負けるはずがない!!」


「俺と俺の好きなやつだけが存在する場所を合法的に、誰にも迷惑かけずに作り上げる。平穏に、穏便にな。それでも俺達に危害を加えるというのなら――――」


 剣を、肉体を、俺の魂を魔力と稲妻で満たせ。同一の存在で、それは一つの生物であると信じ、納得する。一瞬の覚醒。完全に溶け合った俺の刃は、フウガの胸へと吸い込まれていった。


「――――王でも神でも殺してやるさ」


 全ての動きが止まった。そしてフウガの体がゆっくりと崩壊を始め、光の粒子は全身へと広がっていく。


「ククク、フハハハハハハ!!」


 笑っていた。今まさに消えていくというのに、この男は笑っている。


「いい夢だった。一時とはいえ、この享楽に酔えた。そしてオレとは似て非なる答えを見た。実に愉快だ」


 絶望も後悔も見えない。似た目的の俺が、自分よりも楽しい理想郷を作れると、そんな未来の夢を、俺を通して見たのかもしれない。


「確かに満足を得たぞ! アジュ・サカガミ!! フハハハハハハハ!!」


 最後までバカ笑いしながら消えていきやがった。はた迷惑な野郎だ。


「まったく……勝手に暴れて勝手に満足しやがって」


 夢の世界が消えると、そこは王様の寝室のようだった。広く豪華で、だが明らかに複数人の生活用品とタンスや椅子が備え付けてある。巨大なキングサイズのベッドには、紫の光を放つ玉が置かれていた。


「ベッドは一つか。まるで未来の俺の部屋だな」


 何故か無性に家で待っているやつらに会いたくなった。俺には帰る場所がある。ならこんな屋敷にいつまでもいるべきじゃないよな。

 帰ったら今回の話をしてやろう。そんな事を考えながら、王様の寝室を出た。

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