シコふんじゃった。企画書案

シコふんじゃった。

企画書


企画意図(この映画をとおして伝えたい作者の主張)

『女の子にモテることばかり考えている軽薄な大学生』

『まだバブル期の浮かれ気分が抜けてない』

『本気で打ち込めるなにかを見つけられず、周りに流されてブランドの企業に入社したいという考え』

 →本当にそれでいいのだろうか?


『ダサくても真剣に取り込む姿はカッコイイ』

『地に足をつけて努力。凡事徹底が本当の実力をつける』

『周囲の流言に惑わされず、やりたいことをやり通す』

 →成長



テーマを表現する題材が企画内容

・自分だったらシコ~をどう作るか?


なぜ今これをつくるのか?



バブル期の流行が尾を引く時代(バブリー)

→まゆげが太い女性、肩パッドのある洋服



「考えてたんだ。もう一年やろうかって」

「え?」

「相撲部を潰したくない。」

「就職は?」

「もう楽してズルするのはやめだ」


1990年ごろの大学生は就職氷河期で、

就職は困難。

大学進学率も低下していた。

→ 学生たちにとって就活は最重要


1991年に

若貴・外人力士の活躍などで大相撲ブーム

→ シコふんじゃった。のスポンサーに対する口説き文句か?


『(当時の時代背景は)就職氷河期で、一流企業に就職することがよしとされた』

…しかし、本当にそうだろうか?


オシャレを好み、泥臭いことを嫌うような軽薄な若者が、

嫌々足を突っ込んだ相撲の世界の魅力にのめりこんでいく。


今までは、流行りやオシャレを追いかけ、

享楽的に過ごしてきたが、自分が本気で頑張れる居場所を見つける。


山本は、表面上の見せかけのカッコよさ(=オシャレ)よりも、

表面上はダサいが、地道な努力に支えられる真のカッコよさに気付いたのだった

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