④
「お、今日の朝餉も見た事ないが美味しそうだな」
今日も一際お美しいシーダさんが言う。
「この汁物も今までに味わった事がない風味だし、魚の焼き加減も丁度いい」
「ありがとうございます…///」
(あぁ、料理が得意で良かったー!)
男達は食べる量もさながら、食べる速さも凄かった。私がまだ半分も食べていないのにも関わらず、皆もうすでに食べ終わっている。
しばらくして、ようやく食べ終わる頃には全員その場には居なかった。でもこれがここでは普通。食べ終わった者から狩りへ出たり、自分のやるべき事をしていく。私のやるべき事は、全員が食べ終わった後の片付けなのだから。
いつもの様に、全員分の片付けをしていると後ろから声をかけられた。
「リョウ、今日は街に行くぞ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます