「まだ、顔が赤いな。大丈夫か?」


 心配そうな声色で聞かれた。


「だ、大丈夫です!」

 この顔の赤さはのぼせたからではなく、恥ずかしさで顔に血が上ってしまってるのだろう。

 でも、仕方ない。だってイケメンの裸体が両隣りにあったのだから!!!

 そう、自分に言い聞かせる。


「本当に大丈夫か?まあ、今日はゆっくり休め」


 そう言いながらシーダは部屋から出ていった。


 一人きりになった室内。私は頭の中でお風呂の事を反芻した。ワイルド系イケメン、バルドのがっしりとした体と中性的なイケメン、シーダの脱いだら凄い的な体。

 またまたよからぬ妄想をしそうになってしまう。


 今日はいい夢が見れそうだ、と思いながら私は眠りについた。

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