第100話 友情からプライスレス

寿満寺で、ラ・ルロロナを遺体も残さず葬り去った進太郎達。


後日、ヴィラン対策室が寺を捜索するも吸血鬼化薬に関する資料

などは発見されなかった報酬がなしなのは仕方なかった。


退治した証拠もなく、倒したのはダークドラゴンと言う謎のニュータント。

自分がパワーソースで、忍者ロボみたいな合体変身したとか言えなかった。



進太郎としては、プライスレスだけど連児を泣かせたケジメはひとまずつけた。


「うう、何故かリーファに勝てないでちゅ。」


「次こそ、次こそは私のターンが来るはず!!」


「・・・・・残念、3億円が税務署に負けた。」

出番がリーファに取られて落ち込む三メイド。


進太郎が選ばない、呼ばない限りゲームで勝った者がパートナーとして出撃する。


と言う新ルールが制定され、三メイドとリーファがゲーム対決をした結果

彼女達三メイドはリーファに敗北したちなみに種目は語彙大富豪だそうだ。


「旦那様、次回もお供させていただきます♪」

勝者となったリーファが良い笑顔を進太郎に向ける。


笑顔のリーファの後ろに青い龍のオーラが見えた進太郎は頷いた。


学校では

「黒いヤマタノオロチが、廃寺に出たって!!」


「何それ?ゲーム?」


そんな話が飛び交う中授業は進み学生達の日常は流れる。


「・・・・・ヤマタノオロチって、お前だろ?」

昼休みに連児が進太郎に聞いてくる。


「違う。」

弁当を差し出して即答で否定する進太郎、あれはリーファが生み出した物だ。


「嘘つけ!!・・・・だが弁当は貰う!!」

弁当をかっさらう連児、ふたを開けて漂う鯛の香りに夢中になる。


鯛めしの弁当を食べる二人、進太郎はじっくりと連児はガツガツと夢中で食う。


後日、まほろば町に中米支部の新たな刺客が攻めてこようとは?

そして、デーモンブリードが新たな姿になるとは誰も予想していなかった。









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