第26話 私と海に行くんだよ!!その2

「・・・・・・メ、メイさん?何してるのっ?」

部屋で寝ていたら、いきなり入ってきた自分の花嫁を称するメイド

に馬乗りにされて服を丁寧に脱がされている進太郎。


「・・・・・・夜の営みに参りました、マイロード♪」

言われたメイは目をハートにし、駄目な笑顔でよだれたらしてる。


・・・・・・あれだ、野獣の目だ!!


「とりあえずどこうか?一応、主君だよ俺っ?!」

警告する、これは駄目だご近所に変な情報が流れてしまう!!


田舎の人たち、他人の家の部屋割りとか何処に何があるとか個人の情報とか

ストーカーレベルで知ってるから怖いんだ!!


「・・・・・・ウフフ♪ さあ、脱ぎ脱ぎしましょうね~殿下~♪」


・・・・・・メイはバーサーク状態だった、外科医手術のように手際よく

指捌きでシャツ行きあという間に上半身が裸になる進太郎。


・・・・・・欲朝、もとい翌朝のメイは肌がツヤツヤしすこぶる笑顔であった。


て、抵抗できなかった訳じゃないんだからな!!


その日は、学校に行くまでに猫に群がられ島中の猫を引き連れながら校門に

たどり着くも遅刻を取り締まっていた教師から欠席扱いにされて追い返された。


次の日から猫を操る力があると噂になったのは、自然の成り行きであった。


「・・・・・・いかん、平和よりも単位が危ない。」

今回の件は仕事などではない為、普通の欠席扱いであった。


アニーを呼び出して猫を追い払ってもらい、帰宅する進太郎。


「「お帰りなさいませ、殿下♪」」

三メイド達が、メイドカフェばりにご機嫌な笑顔で進太郎を出迎える。


「・・・・・・まさか?何か仕込んだな、お前ら!!」


三メイドに罠にかけられたことに気づいた進太郎、だが時すでに遅く

野獣と化したメイド達に男性向け同人誌な事をされてしまうのであった。






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