応援コメント

28.冬季望郷」への応援コメント

  • やはり故郷とくると室生犀星の詩が浮かびますね。故郷とはすでに無く、心のうちにしか存在しない土地なのだと。

    作者からの返信

    言われるまで気づかなかったのですが、冒頭部分は完全に室生犀星の詩と同じことをいっていますね。

    故郷は失われたものとしてだけあるという実感で、土地というより体との親和性、環境なんだと思うんです。無意識に指で鼻をこすったあとに、「あ、これ死んだ父のしぐさだ」と想起が教えるのも望郷といえるかもしれません。

    これまでの中ではデキのいい作品です。