公務員浪人時代
#試験勉強
毎日8時間、少なくとも6時間を目標に勉強してた。科目は教養科目と呼ばれるやつだけに絞ってやっていて、国語、世界史、日本史、政経、地理、生物、地学、時事、芸術、数的推理、判断論理(数的推理と判断論理はSPIみたいなやつ)を勉強していた(教養の他に、専門という科目群もあるが、必要のない自治体が多い)。あとは、面接対策とエントリーシートの作成、小論文の対策といったところが主か。
面接対策とエントリーシート対策は独学では限界があるので、公務員予備校での講師面談という形でピンポイントで予備校を利用していた。
勉強場所は近所の図書館と自宅。まあ、長時間やるのはそれなりにしんどかったが、仕事することと比べればラクであった。
勉強してる間は社会と断絶されている疎外感や、本当に採用されて社会復帰できるのかという不安にさいなまれつつの毎日であった。ただ、その分、たまに息抜きで友達と遊びに行ったりもしていた。
#受験
時期的かつ対策可能な科目的に市役所を受けるしかなかった。6月頃にA日程を受けて最終面接落ち、8月ごろにB日程を受けて2次面接落ち、そして10月頃に地元のC日程を受けて見事合格!
勉強開始が遅かったわりには、一次の教養試験で一つも落ちなかったのは運が良かったのか、自分が優秀だったのか、まあよかった。
とにかく職が確保できたので万歳である。これで一生安泰だと、この時は思ったのだが・・・・。
この時、29歳であった。
#引っ越し&新婚旅行
合格が12月に決まり、しばらくして地元市役所の近くに夫婦で引っ越した。ちょうど夫婦両方で長期休みが確保できたので東欧旅行に行ってきた。
東欧は旧共産圏に興味があって選んだ。オーストリア、ハンガリー、スロヴァキア、チェコ、ドイツの5ヵ国を一週間で回った。教会とかが綺麗で感動した。ヨーロッパはキリスト教的な歴史的建築物が多くて面白い。
時期が2月と外れていたのもあるが、一週間の旅行で一人15万円という破格のツアーであった。それでいてホテルは全てヒルトンである。良いツアーを見つけられたものである。
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