第4話 終わった...

2年A組教室


キーンコーンカーンコーン

チャイムがなった...先生誰だろ


先生「皆さんおはようございます」


みんな「おはようございまーす」


先生「今年、2年A組をもつことになりました。吉井 美穂(よしい みほ)です。よろしくお願いします」


みんな「よろしくお願いしまーす」


優しそうな先生で良かった...

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放課後 2年A組教室


終わったー1日早かったような遅かったような...


菜花「帰ろー友美」


友美「うん」

────────────────────

廊下


わっ...またやってる...rulerのお遊び...まぁつまりslaveをいじめたおすんだけど...


菜花「あれ、去年同じクラスだった七瀬(ななせ)君じゃない?」


七瀬 優希(ななせ ゆうき)、頭もよく優秀だった...rulerの玩具になっちゃったか...


琉稀「今俺、すっげえイラついんてんだよねー」


ドスッ


優希「うっ......」


腹を1発やられたか......あいつらは先生にバレないように顔を殴るのではなく腹とか背中を殴る。何故slaveの人は先生に助けを求めないかと言うとrulerの人たちは先生からしたら成績優秀、性格も良いと評判である。だから、言っても先生は聞いてくれないから無駄なのである。


なんか見てらんない...


祐也「オレも結構イラついてるんだ〜」


ドスッ


優希「うぅ...っ」


日美「汚らわしい...」


琉稀「はははははっそれなっ汚ねーんだよ」


隼人「......」


優美「もう止めなよ...先生来るかもしんないじゃん」


琉稀「大丈夫だよっ先生らは職員会議で1時間は先生は来ねーよ」


優美「そうなんだーじゃあいっか」


ゴスッ


優希「グァッ...」


生徒1「誰か助けてあげなよー...」


生徒2「助けたらrulerの人にやられるかもしんないじゃん」


生徒3「どうしよ...私今日急いで帰んないと行けないんだけど...rulerさんがいて通れないよ...」


生徒4「私も...」


確かに廊下のど真ん中でやられては邪魔だ。

本人たちに言うか。


友美「あの...」


琉稀「なんだよ」


友美「ここ、帰りたい人の邪魔になるんで退いてくれません?」


琉稀「あ?」


と、私は杉岡に胸ぐらを掴まれる。


琉稀「なんて言った?」


友美「だから、通りたい人の邪魔になるから退いてって言ってるの!!!」


あ...ヤバイ...


祐也「へぇー?」


菜花「友美......」


やられる......


と、思ったら杉岡は私の胸ぐらを離した。そして、杉岡は私にしか聞こえない声で言った。


琉稀「明日、覚えとけよ」


ゾクッ


Rulerは去っていった。


菜花「友美...」


友美「どうしよ...菜花...私...終わった...」

────────────────────

路上


祐也「まだ、琉稀に言い返すやつがいたんだねー」


隼人「...」


優美「稲川友美ちゃん...」


祐也「知ってたの?」


優美「去年同じクラスだったからね」


祐也「そうだったんだー」


日美「...」


琉稀「明日、痛めつけてやる」

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