ホラー探偵ギロギロ誕生秘話

えぴろーぐ

◇タイトルの由来？

「初めて漫画というものを読みましたが中々興味深くて面白かったですね」

「だねー！これでどこにいてもセンちゃんの活躍が拝めるよ！」

「しかし私が漫画の主人公になるとは…ちょっと恥ずかしいですね」

「何言ってんのさー。センちゃんは可愛いんだからもっと自信持ちなよー！きっとこれを読んだ読者はセンちゃんの魅力にメロメロになりゆくゆくはパーク一の人気者に…」

「もう、からかわないでください」

「あっ、でもそしたら余りにも有名になり過ぎて私よりもっと有能な子がダブルスフィアに入って私はお役御免…？よよよよ…」ズーン

「何を言っているんですか？私の相棒はオルマー一人ですよ」

「センちゃん…」

「…それにしても一つ気になったのですが、このギロギロという名前はどこから来たのでしょう」

「(えっ自分で気付いてないのか)」

◇オルマーはどこに…

「そう言えばこの漫画、オルマーは出てきませんでしたね」

「うっ…。またそうやってセンちゃんは痛い所を…。ま、まぁ私はほらあんまりお手伝い出来なかったしさー」

「そうなるとオルマーは今後も出てこないのでは…」

「うぅ…良いんだよー！私も漫画デビューしたらきっとセンちゃんよりゆうめいになっちゃって大変なんだから！」

「ふむ…それは確かに困りものですね。オルマーの魅力は私一人だけのものにしておきたいのに…」

「なっ！？」

「ふふ…冗談です」

◇そして迷探偵は生まれる

「あら博士達じゃない。何読んでるの？」

「アミメキリンですか。これはたった今入った新刊なのです」

「博士。これは大ベストセラー間違いなしですよ」

「そうですね助手。早く続きが読みたいのです」

「そんなに面白いの？じゃあ私も読んでみようかしら…」

十分後

「博士…。この本を書いた作者は今どこにいるか知ってる？」

「ん？奴ならまたロッジに戻ると言っていたのですよ」

「…こうしちゃいられないわ…。ろっじが…事件が私を呼んでいる！！」