第三話 逢瀬 後編

 次の日も、その次の日も、毎日同じ時間同じ場所でわたしとカイさんは逢瀬を重ねた。

 彼と過ごす時間はとっても幸せで、瞬く間に過ぎ去ってしまう。気がつけば、彼と初めて出会ってから七日が過ぎようとしていた。

 そして今日も、日が空の天辺に昇る頃、あの湖の畔で彼と他愛無い会話を挟みながら、一緒に弁当を食べる。


「あぁ、今日の弁当は一段と美味しかったよ」


 そう言って、彼はわたしに微笑みかける。

 喜んでもらえてよかった。これなら、努力した甲斐があったというものだ。

 わたしは毎日、ただ弁当を作っているわけじゃない。毎回微妙に味付けを変えたり、具材を変えたりして、彼の反応の違いから好みのものを探っていたんだ。そして、その努力は見事に功を奏した。彼に喜んでもらえて、わたしも嬉しい。

 しかし、そんな陰の努力を見透かされないよう、わたしはいつものように微笑む。


「ふふっ、そう言ってもらえて嬉しい。ありがとう」


 わたしは空を見上げる。日の位置から、まだ彼が帰るには時間がある。もう少しだけ、一緒にいられる。

 わたしはそっと彼に寄り添う。そして、横から彼の横顔を覗き込むと、彼は俯き、少し暗い表情を浮かべていた。いつもならこのまま何でもない話をして過ごすのに、彼は口を開こうとはしなかった。

 一体どうしたんだろう? 何かあったのだろうか?

 わたしは心配になり、彼にそっと声を掛けた。


「カイさん、どうかされたのですか?」

「あぁ、うん、ちょっと……」


 彼はらしくもなく、歯切れの悪い返事を返す。やっぱり、何か彼にあったんだ。それが自分からは言いづらいことなのか、彼は一向に話そうとはしない。

 一人で抱え込むことは、きっと辛いことだ。その気持ちを少しでも軽く出来るのなら、わたしに話してほしい。

 わたしは彼の手にそっと自分の手を重ねた。


「カイさん、何かお辛いことがあったのですか? もしよろしければ、わたしにお話ください」


 彼に話すよう促すと、彼は躊躇うように目を泳がせながらも、最後には決心したように口を開いた。


「……この地域での任務遂行の目処が立った。三日後、僕は帝国に帰ることになった」

「そ、それって……」


 帝国に帰る。それはつまり、もうこうして会うことは出来なくなるということ。

 そして、彼が帝国に帰るのは三日後。あまりにも短すぎる。

 自然と、彼の手を握るわたしの手に力がこもる。


「もう……あなた様にお会いすることは、出来なくなるのでしょうか……?」


 答えの分かりきった質問を投げかける。


「……そう、なる」


 わたしの予想通りの答えだった。

 彼と別れてしまう。彼は帝国へ、魔術師の敵の地へと帰ってしまう。そうなれば、もう二度と彼とは会えなくなるかもれない。

 いやだよ、カイさん。あなたと別れたくない。ずっと、ずぅっと、あなたと一緒にいたいの。だから、どうか行かないでっ!

 しかし、わたしは本音を漏らすことは出来なかった。こんな我が儘を言えば、彼を困らせてしまう。彼にも立場というものがあるのだから。

 だからわたしは、そっと彼に寄り添うことしか出来なかった。

 心臓の鼓動が早くなる。寄り添う彼にその振動が伝わってしまうほどに。

 ……こんな思いができるのも、残り三日だけ。わたしの頬に、雫が伝った。

 すると突然、彼は体を振り向かせ、わたしの両肩を掴んだ。驚いて目を丸くしていると、彼は真っ直ぐにわたしの目を見つめてきた。


「リズ! いや、リーザ! 僕は、君のことが好きだ! 心の底から愛してる!」

「カ、カイさん……?」


 唐突な愛の告白に、わたしは困惑してしまう。しかし、彼は構わずに続ける。


「だからっ、僕と一緒に来てくれ! 一緒になろう!」

「……」


 一緒になるって、それはつまり、結婚するってこと? それに、一緒に来るってことは、帝国で?

 彼の気持ちは勿論嬉しい。だってそれは、わたしも密かに望んでいたことだから。でも、あまりにも急すぎる。それに、帝国に行くだなんて……。


「君のことは、僕が守る。だからお願いだ。君の気持ちを聞かせてくれっ!」


 わたしの思いを察してか、彼はまたも嬉しい言葉をわたしにくれる。しかし、わたしは返事を返せないでいた。自然と、彼から視線を逸らしてしまう。それを見て、彼ははっとしたようにわたしの両肩から手を離した。


「す、すまない。突然、こんなことを……」

「いえ、良いんです。カイさんのお気持ちは大変嬉しいですから」


 でも、この場で返事を返すことはできない。一体何と返せば良いか、わたしには分からなかった。

 わたしはおもむろに立ち上がった。


「少し、考えさせてください」


 そして、わたしはそのまま彼に背を向けて歩き出す。彼はわたしの背中に声をかける。


「明日も、ここで待ってるから!」

「……」


 わたしは何も答えず、箒に飛び乗ってその場を後にした。


 ***


「ただいま……」


 家に帰ると、先生は分厚い本を読んでいた。


「おかえりなさい……リズ? 何かあったの?」


 本からわたしへと視線を移した先生は、心配そうにそうわたしに尋ねる。わたしは生返事を返しながらソファに倒れ込んだ。

 見かねた先生は読書を中断し、ソファに腰を下ろした。わたしの頭に先生の手が優しく触れる。


「話してごらんなさい」


 促され、わたしは仰向けになって話し出した。


「今日ね、カイさんにね、結婚を申し込まれたの」

「あらまぁ」


 先生の反応は薄かった。それはきっと、それに対するわたしの返事が想像ついたからだろう。


「わたし、どうすれば良いか分かんないの」

「どうって……リズ、あなた、彼のことが好きなのでしょう? 愛しているのでしょう?」

「そりゃぁ勿論!」


 わたしは迷うことなく答える。それに対し、先生は若干呆れたような表情を浮かべる。


「だったら、迷うことないんじゃない?」

「そう、かもだけど……」


 そんなに物事は単純じゃないんだ。

 わたしだって、彼と一緒になりたい気持ちで一杯だ。だけど、彼と一緒になるということはつまり、この家を離れて帝国へ移るということだ。そうなれば、先生とは二度と会えなくなるかもしれない。何せ帝国は魔術師を憎んでる。先生が無闇に帝国に近づくことは無いだろう。

 逆に彼と一緒にならなければ、今度はカイさんと離れ離れになってしまう。彼は帝国騎士だ。頻繁にわたしに会うために帝国を出ることは叶わないだろう。彼を選ばなければ、もう会うことも出来ないのかもしれない。

 一つを選べば、もう一つは切り捨てなければならない。両方を選ぶことは叶わない。あぁ、どうしてこんなことになってしまったんだろう。わたしは一体どうすれば……。


「なあに? リズ。もしかして、わたしと離れるのが嫌なのかしら?」


 うんうんと頭を悩ませていると、先生がそうからかってきた。

 普段のわたしなら反論の一つや二つしたかも知れない。でも、今はそんな気分じゃなかった。


「……うん、そうなの。先生と離れるのが寂しいの」

「もう、調子狂うわねぇ」


 先生は一つ、ため息を吐いた。


「リズ、聞きなさい。そこまで好きになれる人なんか、そうそう出会えるものじゃないのよ? 長い人生、生きていればどうしても諦めなきゃいけないものもあるの。何を取って何を諦めるのか、選ばなきゃいけないの。だから、あなたにとって本当に大切なものを選びなさい。

 リズ、あなたはまだまだ若い。知識も経験も浅い。だから、きっと迷うのかもしれない。けれど、だからこそ、あなたの未来は無限の可能性で満ちている。それを忘れないで」


 本当に大切なもの、無限の可能性、か。

 わたしの夢は、セラ先生のような魔女になること。どんな病気も傷も治せるような、人々の助けになるような魔女になることだ。

 そんな大きな夢を語っておきながら、この小さい村で先生と共に一生を過ごすなど、可笑しな話だ。

 ……そろそろ、この家を出る時なのかもしれない。

 きっと先生の隣にいるだけでは、わたしの夢は叶わない。先生から離れて、自分の力で道を切り開いてこそ、わたしの憧れる魔女になれるんだ。先生もきっと、そうしてきたに違いないから。


「先生、わたし決めた。彼と一緒に行くよ」


 ソファから体を起こし、そう宣言する。先生は優しく微笑んでくれた。


「そう。村のみんなも、きっとあなたを祝福してくれるわ」


 気がつけば、先生は涙を零していた。


「可笑しいわよね。離れ離れになって悲しいのはわたしの方だったなんて。これじゃあ、あなたの先生としての格好がつかないわ」


 涙を拭いながら、先生は弱々しく言葉を漏らす。

 そんなこと無いよ、先生。わたしね、先生がわたしの為に泣いてくれて、とっても嬉しいの。だってそれで、先生がどれ程わたしのことを思っていてくれているかが分かるもの。


「そんなに泣かないで? 離れ離れになるって言っても、偶にはここに帰ってくるから」


 先生を安心させたくてそう言うと、先生ははっとしたように顔を上げた。


「そうよね。永遠の別れじゃないものね。えぇと、確か、お相手様は北の山岳地帯にある村に住んでいるのよね? それならすぐ会いに行ける距離だわ」


 しまった! 余計な心配を掛けたくないと思って、彼が帝国騎士だってことを先生には話してないんだった!

 もしこれを知ったら、先生はわたしと彼との結婚を反対するだろうか。もしそうなったら……。

 いや、変な考えは捨てよう。そして、先生にはちゃんと真実を伝えなければ。


「あの、先生。実は一つ、隠してたことがあるんだけど……」

「ん? 何かしら? 隠し事って」


 わたしはおずおずと言葉を紡ぐ。


「あのね、彼、カイルさんね、実は帝国騎士なの」

「……」

「だからね、わたしと彼が結婚したら、多分わたし、帝国に住むことになるわ」

「……」


 先生は手を口許に当て、考える素振りを見せる。

 先生の反応は想像していたものと大分かけ離れていた。てっきりわたしは、打ち明けた途端驚きのあまり声を上げるくらいはすると思っていたのだが。

 やがて考えが纏まったのか、先生はわたしに向かい合った。


「その彼は、あなたが魔女だってことを知ってるのかしら?」

「うん、知ってるよ。彼には理解があるのよ。なんでも、小さい頃にある魔術師に命を助けてもらったんですって。だから、わたしたちに対して偏見とかはもっていないの」

「そう。それなら安心ね」


 先生は一呼吸おいて続ける。


「まあ、帝国にも魔法が使えるってことを隠して生活している人も少なくないから、普通に生活する分には問題ないはず。いいわ。あなたと彼との関係を認めてあげる」

「ほ、本当!?」


 ずい、と先生に詰め寄ると、先生はにっこりと笑顔を浮かべた。


「嘘を吐いてどうするのよ。まあとにかく、あなたが幸せになれるなら、それが一番よ」

「ありがとう、先生」


 先生に思わず抱きついてしまう。先生はそんなわたしを見て「しょうがない子ねぇ」と息を漏らしながらも、優しくわたしを抱き寄せてくれた。


 ***


 次の日の昼頃、わたしは一つの決意と共に家を出た。

 わたしはこの家を出る。そして、大好きなカイルさんと一緒になって、帝国で医者になるんだ。

 そして今日はそのための一歩を踏み出す。昨日は返せなかった返事を返すんだ。きっと、彼は喜んでくれるはずだ。

 弁当の詰められたかごを大事に抱え、箒に飛び乗る。

 さぁ、行こう。彼の待つあの場所へ。

 箒は次第に速度を上げていく。家がどんどん遠ざかる。

 わたしはそれを少し物悲しく思いながらも、しっかりと前を見据えていた。


 ***


 例の湖の畔に着くと、彼は既にそこにいた。いつもより早い時間なのに、彼はいつもそうしていたように倒木に腰掛け、空を仰いでいた。きっとわたしの返事が待ち遠しくて、いても立ってもいられなかったに違いない。


「こんにちは、カイさん」


 少し意地悪したくなり、彼の死角からそっと声を掛ける。しかし、彼はちっとも驚く素振りを見せずに振り返った。


「あぁ、リズ。良かった。来てくれたんだ」


 彼は安堵の息を漏らし、顔に笑顔が咲いた。わたしも彼に微笑みかける。


「当たり前じゃないですか。だってわたしが来ないと、カイさんはお腹が空いて倒れちゃいますから」

「あははっ、違いないな」


 冗談を言うと、彼は笑った。わたしもつられて笑った。しかし、その和やかな空気も長くは続かなかった。

 彼の隣に座った。肩と肩が触れ合える程の距離で。

 沈黙が降りる。何て切り出そうか、わたしは迷っていた。しかし、なんとなく気まずいこの空気を破る言葉を、見つけることが出来なかった。

 救いを求めるように、弁当の詰められたかごの蓋に手をかける。その時、彼は唐突に口を開いた。


「あの、昨日の話なんだけど……」

「……」

「考えてきてくれたかな? もし返事が出来ているなら、聞かせてほしい」


 きっと、昨晩は不安であまり眠れなかったんだろう。横から覗き込んだ彼の目元には、薄っすらと隈が出来ていた。

 それほど彼は真剣なんだ。そう確信した途端、より一層彼のことが愛おしくなった。


「……わたし、昨日帰ってから真剣に考えたんです」


 少しずつ、言葉を紡いでいく。彼はその一つ一つに静かに耳を傾けている。


「わたしは魔女で、あなたは帝国騎士。わたし、正直不安で一杯なんです。自分が本当に帝国でやっていけるのかが。

 昨日、あなたはわたしを守るって言ってくださいました。わたし、とっても嬉しかったんです。例えそれが無理なことであっても、言葉にしてくれたことが嬉しかった。

 もし、わたしが魔女だと知られれば、あなたがどんなにわたしを守ろうとしたって、わたしはいずれ処刑されてしまうでしょう。それが、わたしは怖いのです。もちろん、死ぬことは怖いですが、それだけではありません。もう二度と、あなたにお会いできなくなるのが怖いのです。

 きっと、あなたを選ぶ他に幸せに生きる道はたくさんあることでしょう。人に尋ねれば、わざわざ危険を冒してまで帝国に行くべきではないと答える人も多いでしょう」


 彼が息を飲むのがわかる。しかし、彼は何も言わない。まだ、わたしの話は終わっていないから。


「ですが、わたしはあなたのことが大好きなのです。出会ってからまだ日は浅いですが、そんなことは関係ありません。わたしは、カイルさん、あなたを愛しています。

 そして、あなたもわたしを愛してくださっている。わたしは、あなたの想いに応えたい。愛するあなたと共に歩む道がそれ一本しか無いのなら、わたしは、もう迷うことなくその道を進むことを選びましょう」

「それは、つまり……」


 彼は期待を込めた眼差しをわたしに向ける。わたしはそれに、優しく微笑みを返した。


「はい、カイルさん。結婚のお話、謹んでお受けしたします」

「ッ!!」


 わたしの返事に対して実感がもてないのか、カイさんはしばらくの間呆けたように固まっていた。が、しばらくした後に唐突にわたしを抱き寄せた。わたしも、彼の背中に手を回す。


「愛してるよ、リーザ」

「わたしも愛しています、カイルさん」


 そして、彼はわたしを体から話したかと思うと、何の前触れも無くわたしにキスをした。初めてのキスだった。

 しばらくお互い夢中になって唇を重ねていたが、彼は急に唇を離してしまった。


「す、すまない。急にこんなををしてしまって……」


 彼は目を逸らしながらぽつりと謝る。彼のそんな態度が気に食わなかったわたしは、彼の頬に両手を添え、今度はわたしからキスをした。


「ッ!!」


 唇を離すと、彼は驚いたように目を丸くしていた。そんな彼に、わたしは悪戯っぽい笑顔を送る。


「これでおあいこ、です」


 すると、彼もやわらかい笑顔を浮かべた。


「あっ、そうだ。結婚に関していろいろ準備を進める前に、君のご家族に挨拶に行かないと」


 キスの余韻から醒める頃、カイさんは思い出したようにそう言った。

 挨拶、か。確かに、先生とカイさんはまだ一度たりとも顔を合わせたことがない。そんな状態で結婚とは、さすがにいかないよね。

 なら、事は早めに済ませた方がよさそうだ。幸い、カイさんが任務に戻るにはまだまだ時間がある。そして、丁度良いことにわたしたちはまだ昼食を食べていない。

 なら、今からする事は何か。それは、わたしとカイさん、そしてセラ先生での、挨拶を兼ねたお食事会を開くのだ。


「カイさん、では、今から行きましょう!」


 そう提案すると、彼は口を開けたままぽかんとしていた。


「……今からって、今から?」

「はい、今からカイさんに、わたしの家族に挨拶してもらうんです」

「で、でもさすがに間に合わないんじゃないか? 君の住む家はここから南へ進んだ先の森の中だったか。そこまでを往復するとなると、時間が掛かり過ぎる」


 彼がそう言うことは予想済みだ。わたしは胸を張って言った。


「カイさん、わたしを誰だと思ってるんですか? 魔女ですよ、魔女。魔女ならその程度の距離なんてひとっ飛びです!」


 そう言い放つと、彼の返事も聞かずに愛用の箒に腰掛けた。


「さぁ、どうぞ!」

「ど、どうぞって……」


 箒の柄の後ろの部分をぽんぽんと叩く。が、彼はわたしが何をしたいのか理解できないらしく、その場で棒立ちになっている。


「もう、カイさんったら。魔女に箒といったら、空を飛ぶに決まっているでしょう? さぁ、この箒に乗ればわたしの家まであっという間です。さぁ、お乗り下さい!」

「の、乗るって……」


 彼は箒の柄の部分を眺める。こんな細い柄の上に乗って大丈夫なのかと心配しているに違いない。


「仕方ないですね」


 わたしは一度箒から降りる。それを見て『箒に乗って空を飛んでいく』という案をわたしが諦めたと思ったのか、彼はほっとしたような表情を浮かべた。わたしはその隙を逃さなかった。


「えいっ!」


 箒を操り、彼の股下へ無理矢理潜らせた。すかさず彼の前の柄に飛び乗り、その高度を上げていく。


「おわっ、なな、何だ!?」

「わたしにしっかり掴まって下さい! さもないと落っこちちゃいますよ!」


 そう叫ぶと、後ろにまたがる彼はわたしの胴体に腕を回す。しっかり力が入っていることを確認し、わたしは意識を箒に集中させる。


「行きますよ~っ!」


 わたしは全力を注ぎ、箒を飛ばした。その直後、辺りには、滅多に聞けないような情けない彼の声が響き渡った。

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