2話 転校生と生徒会長

「どへー、疲れた」

校門に到着したが、なんでこんな朝っぱらからマラソン大会せにゃならんのだ。

「紗智のやつ、本当遅いな」

まだ姿も――お、きたきた。あいつ息切れしてる上にトロいなあ。

「マラソンの礼だ。いっちょ罰を受けてもらうとするか」

この辺に隠れれば、見つからないか。あいつ鈍感だからな。まさか隠れてるとは思うまい。

「はあ、はあ、はあ。も、もう誠ちゃんってば……会ったら、絶対に、はあ、はあ……」

「ばあ!」

「わひゃあ!」

「遅かったな、紗智」

紗智の豪快に驚く姿とは裏腹に、俺は普段通りに接する。

「せ、誠ちゃん!? もう、おどかさないでよ。ただでさえ、心臓バクバクしてるのにー」

「朝からいい刺激になったろ? 授業に集中できるよう、俺なりの配慮だ」

「そんな厳しい配慮いらないよ。それに授業はちゃんと受けてるよ」

「お前、自分の成績確認したことあるか?」

「うっ……そりゃ、成績は悪いけど……いーの! 合格ラインは上回ってるから!」

「ギリギリだったり、補習でなんとか上乗せしてもらってるだけだろ」

「それでも合格は合格だもんね。成績悪くても、あたしはちゃんと生きてるよ」

「なに当たり前のこと言ってんだよ」

「だから、大丈夫」

「わけわからん。教室行くぞ」

「うあ、待ってよー」


「とうちゃーく」

「おー」

教室にはまだ全員揃っていない。8時前には来てるから当たり前だけど。

「あり?」

「どうしたの、誠ちゃん?」

「なあ、ここはいつから空席になってた?」

俺の席は窓際と最後尾1個手前の席で、紗智は俺の後ろの席。そして、俺の隣の席は女子が1人いたはずなんだが――

「おやすみしてるとか?」

「ちょっとー、私なら来てるよ」

俺の隣の席にいたはずの女子はなぜか1つ後ろに下がって、紗智の隣になっていた。

「うわっ、ご、ごめーん」

「なんで1つ下がってんの?」

俺は素朴な疑問をそのクラスメイトの女子に投げかける。

「さあ? 今朝来たら担任に呼ばれて、ここに座れって」

「俺らが昨日帰った後に追加されたってことか」

このクラスは奇数人数で、窓際最後尾席は空いてたからな。他のやつが移動した様子はないから、1個追加されたんだろ。

「なんで1個増えたんだろ」

紗智は素直な疑問を提示する。

「留学生とか?」

「そんな話、この学園で聞いたことないよ」

俺たちが通うこの御守みもり学園は古い歴史を持ちながらも、なに1つ特殊なことはない普通の学園だ。名物といえば、校舎裏の丘に学園を見守るようにそびえ立っている通称『御守桜みもりざくら』の木があるぐらい。紗智の言う通り、その歴史上一度も留学生なんて来たことないし、今後も来ないと思う。

「うーん、それじゃ――」

「はーい、HR《ホームルーム》はじめまーす」

俺の言葉を遮るように担任兼日本史担当の女性教師『築島敦子つきしまあつこ』が教室に入ってきた。教職業だけじゃなく日本史のなにかを研究してて、論文を発表してるらしい。確か御守町の郷土史についてだったかな。

この先生、御守町育ちでこの学園の卒業生らしいし、ここが好きなんだろうな。学生時代は副生徒会長もしてたとか言ってたし、相当な優等生だったんだろう。起立、礼、着席と三大常套句を終え、築島先生はHRを開始する。

「まず初めに皆に新しいクラスメイトを紹介します。さ、入ってきて」

「は?」

新しいクラスメイトだあ? つまり転校生ってことか。こんな時期にこんな学園に転校とは、親の出張かなにかかね。

「失礼……します」

「あ……」

「あわわ……」

俺と紗智は教室に入ってきた”転校生”を見て、唖然となる。

「自己紹介、お願いね」

「あ、あの………三原麻衣みはらまいです。今日から一緒に……過ごさせていただきます。どうか、よ、よろしくお願いします」

三原麻衣と名乗る少女は深々と一礼する。

「お、おい……紗智?」

「な、なに?」

「これ、夢じゃない……よな?」

「確かめてみるね……」

「……あいでででで!」

紗智は思いっきり俺の頬をつねって伸ばしやがった。

「夢じゃないみたい……」

「アホか、お前! 頬の肉が伸びちまうわ!」

「ほら、そこうるさい。いくら美少女だからって、はしゃぎすぎよ」

「…………」

築島先生の注意に三原は頬を赤く染め、俯く。

「す、すみません」

「誠ちゃん? はしゃいでるの?」

「お前のせいだろうが」

「どうして、あたしのせいなのさ!」

「だから、うるさい。夫婦ゲンカはそれぐらいにしときなさい」

「なっ……」

「ふ、夫婦だなんて……」

くっそー、紗智のせいでクラスの笑われ者だぜ。この借りは必ず返してやる。

「三原は、悪いけどあの騒がしい男子の隣の席ね。その後ろの女子とセットで騒がしいけど我慢してね」

「は、はい」

三原は言われた通り、ツカツカと静かに歩いてくる。

「……あの、今日からよろしくお願いします」

三原は律儀にもまた一礼。

「あ、ああ、よろしくな」

「さっきは大丈夫だった?」

紗智は今朝のことを心配そうに三原に問いかける。

「え、ええ……」

「ごめんね、誠ちゃんが迷惑かけて」

「いえ……」

「おい、なんで俺が悪い感じなんだよ」

「実際そうじゃん」

「あれは三原を支えようとしてだな――」

「なんだ、鷲宮と上坂は三原と知り合いか」

「へ?」

築島先生の一言に俺と紗智は同時に声を発する。

「ちょうどよかった。騒いだ罰も兼ねて、2人で三原に学園を案内してやりなさい」

「ちょ、ちょっと――」

「騒いだ罰も兼ねると言ったが?」

「う……」

俺の抗議に耳を傾けることもなく、築島先生はそれを否定する。

「いいじゃん、誠ちゃん。一緒に案内してあげようよ」

「そうだな……」 

担任命令だし、今朝のお詫びも兼ねて引き受けるとするか。……けっこう可愛いしな。

「えーと、初めましてっていうのもあれだけど、俺は鷲宮誠だ。こんなだけど案内させてもらうよ、三原」

「私は上坂紗智だよ。よろしくね、三原さん」

「はい……」

三原はまたも軽く頭を下げてから、席についた。それを見た築島先生はHRを再開する。転校生か……。

「…………」

三原は相変わらず緊張の面持ちだったが、俺の中に芽生えているこの高揚感は……わくわく?


「おーし! 昼だー!」

「お腹空いたねー」

俺に同調する紗智。

「ねえねえ、三原さん!」

「おわっ!」

昼休みになるや、クラスの連中がよってたかって三原の席に集まりだす。授業合間の休憩でも毎回集まってきてたからな。隣の席としてはいい迷惑だ。

「昼休みは長期戦になりそうだな。紗智、今日の弁当は夜に回すぞ」

「こればっかりはしょうがないね」

「場所は中庭でいこう」

「了解。誠ちゃん、後はよろしく」

そう言って、紗智は教室から出て行った。担任の命令もあるし、三原困ってるみたいだからな。強行策だ。

「ああ、失礼失礼」

「あ……」

人だかりをかき分け、三原の手を取り立ち上がらせる。

「いきなり、なによ?」

「悪いが、俺は学園案内の命を受けてるんでね。……さらば!」

「あ、ちょっと!」

クラスメイトの女子は制止しようとするが三原の手を取り、走り出した俺たちにはもう手遅れな反応だった。

「あ、あの……」

「いいから、ついてきなって」

「は、はい」


「あ、おーい! こっちこっち!」

「手筈通りだな」

中庭のベンチに座って、手を振っている紗智の元へ赴く俺と三原。

「戦利品は?」

「もっちろん! 確保してるよ」

「上出来だ」

「あの……」

事態を飲み込めていない様子で戸惑う三原。無理もないか。

「ああ、すまんな」

「私、なにが……」

「三原さん、クラスの皆にもみくちゃにされてたでしょ? 困ってるみたいだったし、ここなら大丈夫かなって――迷惑だった?」

「いえ……あの、ありがとうございます」

「よかったー。無理やりは嫌だからね」

「私、人との付き合いがあまり……」

そうだろうなって思ったぜ。

「なので……ありがとうございます」

「気にしないで。それより、先にご飯にしようよ」

「あ、でも私、お弁当は――」

「そのために紗智を先に向かわせたのさ」

「え?」

「三原さんの分もあるよ。おにぎりとパン、どっちがいい?」

「あの……」

「教室戻って、さっきの二の舞になりたいのか? 弁当は夜にでも食べればいいだろ」

「あたしが先に売店に行って買ってきたんだ」

「そんな……私の分もだなんて……」

「気にしないでよ。ほらほら、せっかく買ってきたんだから、食べてくれないほうが寂しいよ」

「おっ! コロッケパンあるじゃん! いただき!」

袋に入ってあったコロッケパンを素早く奪取すると、すぐさまパクリと口に運ぶ。

「あ! それ、あたしが食べようと思ってたのに!」

「ざんね~ん、もうかじっちゃったもんね」

「かーえーしーてー!」

「あー、ウマイウマイ」

「お二人とも、仲が良いんですね。……羨ましいです」

「羨ましいことなんてないよー。コロッケパン取られて、あたし泣きそうだよ」

「あの……私、買ってきましょうか?」

「え、いいよいいよ! そんなことさせられないよ」

「そうそう、どうせすぐ忘れるから。ていうか、三原にも渡してやれよ」

「あ、そうだった。ごめんね、麻衣ちゃん」

「え、あ、あの――」

「名前で呼んじゃ、ダメかな?」

「いえ、名前で呼ばれるの初めてでしたので……嬉しい、です」 

「よかったー。あたしのことも名前で呼んでくれると嬉しいな」

「わかりました。じゃあ、紗智……さん」

「うん! ありがとう、麻衣ちゃん! それでなに食べる?」

「じゃあ、このおにぎりを……」

「俺にもくれ」

「誠ちゃんの分は品切れです」

「あに~?」

「明日のお昼ご飯も抜きだからね」

「ひでぇ!」


「1階にあるのはこれぐらいかな」

「ありがとうございます」

「…………」

紗智のやろう、本当に昼飯をよこさないとは。三原と二人で食い終わってから、そのまま学園案内に直行だしよ。しゃーね、午後の授業のときに弁当食うか。

「あたしたちが使うのは職員室ぐらいだから」

「なんだか、不思議な学園ですね」

「そうか?」

「はい。木造とコンクリートが融合しているかのようです」

「古い歴史を大事にしたいけど、校舎の老朽化も防がなくてはいけないからな。その結果がこの学園の形なわけだ」

「どれほどの歴史なのですか?」

「70年だか80年だかとか言ってたような」

「すごいですね」

なにかの機会で聞いたことのある数字を三原に教えると、興味深そうに感心する。

「映画とかでしか見ない古い鍵もあるもんね」

「そっちのがロマンは感じるけどな」

「でもあれ、ちゃんと閉まったのか開いたのかわからないときがあるよ」

「お前が下手くそなだけだろ?」

「そんなことないもん! あの鍵が難しいんだよ!」

「俺、苦戦した覚えないぞ? 紗智には難度が高いだろうて」

「きっと皆も苦戦してるはずだよ」

「よーし、なら俺が適当に職員室から鍵借りてきてやるから」

「望むところだよ!」

「あの……ケンカは……」

「止めるな、三原。これはケンカなんて安っぽいものじゃない。いわば、聖戦なんだ」

「誠ちゃんの言ってることはよくわからないけどケンカじゃないから、安心して。これはね、真剣勝負なんだよ」

「そ、そうなんですね。私、見守っています……!」

「じゃあ、ここで待ってな。逃げるんじゃねえぜ?」

「誠ちゃんこそ、そのまま戻って来ないのはナシだよ?」

「するかよ、そんなこと。それじゃ、ちょっと行って――うわわっ!」

「きゃっ――」

やべー、ちゃんと周り確認してなかったから、誰かにぶつかってしまった。しかも、そのまま押し倒しちまうし。

「あててて、大丈夫?」

「あ、ああ。君も大丈夫か?」

「なんとか――ん?」

なんだ、この三度味わう感触は……。

「くっ……」

うむ、この反応にも覚えがあるゾ。

「……巻き込んで倒れてしまったことはこの際、不問にしよう。だがもし、その行為を故意にやっているのであれば――」

「…………」

そーっと、自らの右手に目を向ける。

「せ、せせせ誠ちゃん……?」

「ぎょええええ!」

む、胸に手を――こんなことってあるかよ!? 1日で3回もなんてよ!? しかも、なんか上級生っぽいし。

「い、いいからまず、どいてはくれないか? 私とて……恥ずかしいのだ」

頬を赤らめながらも怒りの表情をするその上級生。その意見ごもっともです!

「わかりました! 今すぐ――」

「鷲宮さん……」

「ま、待て! これは違うんだ、三原!」

「誠ちゃ~ん?」

「お前は事態を歪曲するから、見なかったことにしろ!」

「討論は後にしてくれないか?」

「す、すみません!」

「鷲宮さん……私、その……」

「三原、まずは落ち着いて物事を整理するんだ!」

「難しい言葉使って、ごまかそうとしても無駄だよ~?」

「ああ、わかったよ。お前には理解力が十二分に不足しているんだったな」

「……私の話、聞いてるか?」

「は、はい! 仰るとおりです!」

「このことは……誰にも……言いませんから」

「三原、まずは深呼吸だ! 脳に十分な酸素を送ってから、話し合おう!」

「今日の晩御飯は辛いもの? すっぱいもの? それとも苦いものかな?」

「よっしゃ、飯があることに感謝しよう! だから、それ以上頭を働かせなくてよろしい!」

「これ以上、この状態を維持するのなら私にも考えがあるが?」

「いいえ、滅相もございません!」

ああ……もう、俺は聖徳太子じゃねえぞ。いかん、頭が混乱してきた。

「……ともかく、君がどいてさえくれれば、話し合いが出来るのだが?」

はっ! それもそうだ!

「す、すみません!」

即座に立ち上がり、その場から退避する。

「さて――」

俺に続いて、制服をはたきながらその人も立ち上がる。

「1から状況を整理するとしよう」

「せ・い・ちゃ~ん?」

「まあ少し落ち着くんだ、上坂さん」

「へ? あたしのこと知ってるんですか?」

「もちろんだ。学園の生徒はみんな、把握しているつもりだよ」

「なんだ紗智、知り合いか?」

「何言ってんの、誠ちゃん! この人は学園の生徒会長さんだよ!」

「へ?」

「はじめまして、鷲宮くん。私は生徒会長の小谷おたにきぬだ。以後は覚えていてくれると嬉しいな」

さっきまでの怒りの表情はどこへやら、会長は冷静な面持ちながらも笑顔で接してくる。

「す、すみません。俺、知らなくて――」

「全校朝礼などでいつも挨拶していたのだがな」

「誠ちゃん、いつも寝てるもんね」

「ばっか! 言うなよ!」

「ふむ、それは感心しないな」

「す、すみません」

「睡眠はしっかり取らないと、授業にも支障をきたすよ」

「気をつけます……」

「それと君は――」

会長は三原のほうに向き直る。

「あ、あの……私……」

「うん、今日からこの学園に通う、三原麻衣さんだね?」

「は……はい……」

「転校したてで右も左もわからないと思う。前の学園より良いところかもわからないが、この学園が悪いところでないのは確かだ」

「はい……」

「私でよければ相談にも乗る。気軽に話しかけてほしい」

「ありがとう……ございます」

今の今まで全く知らなかったが、この生徒会長すげー良い人じゃねえか。存在を認知してなかったことを心から悔みたい気分だ。

「うむ。それでは、本題に入ろうか?」

「本題?」

何の話をしてたんだっけ?

「とぼける気かな? 私とぶつかったことだよ?」

「う……」

その話か……。


「なるほど……。君が故意にやってないことは理解した」

「わかっていただけて、ありがたいです」

理解力のある人っていうのは心強いものだね。紗智にこの人の爪の垢を煎じて、飲ませてやりたい。

「ただし、周りの安全を確認してなかったのは君の過失だ。それは反省するんだよ?」

「重々承知しました……」

「私だったから良かったものの、身体が弱い者もいるんだ。怪我につながる可能性があるということも忘れずにね」

「はい……」

「反省したのなら構わないよ。――もうこんな時間か。昼休みも直に終わるから、君たちも教室に戻りなさい」

「はい!」

「わかりました……」

「はい」

俺たちは各々、会長に返事をする。

「うむ、ではまたね」

「あの、会長!」

「ん?」

「本当にすみませんでした!」

俺は会長に向かって、全力で頭を下げた。

「誠ちゃん……」

「……そうやって、きちんと謝れる君は偉いよ。その心を忘れないようにね」

「はい!」

「それじゃ――」

会長はそのまま背中を向け、歩いていった。

「…………」

「……なんだよ?」

紗智よ、なぜ不思議そうな目で見ている?

「誠ちゃん、ちゃんと謝れるんだね……」

「失礼だな。俺は謝るときはちゃんとするの」

「あたし、謝られたことないよ?」

「その必要性がないからな」

「それ、どういう意味さ?」

「言葉通りだ。ほら、会長にも言われたんだから、教室戻ろうぜ」

「ぶー、会長さんに免じておとなしくしとく。行こう、麻衣ちゃん」

「あ、はい」

「それにしても、あの会長なんかすげーな」

「なにが?」

「オーラっていうの? 達観してるというか」

「私も鷲宮さんと同じようなこと思いました」

「あたしたちと1つしか年が違わないのに、大人びてるよね」

「会長さん、さっきので怪我してなかったでしょうか」

「普通にしてたし、大丈夫だったんじゃないかな? 部活してるから身体鍛えてるだろうし」

俺とぶつかったというのに平然としていた会長に疑問を感じていたが、紗智の補足のおかげで納得がいく。

「部活までしてるのか。弓道部とか剣道部って感じだけど?」

「まさしくそれだよ。剣道部の主将さん」

紗智、案外詳しいな。会長のファンじゃねえだろうな。

「生徒会長だけでなく、剣道部の主将まで……」

「すごいよねー。あたしじゃ到底無理だよ」

「私も……」

紗智と三原は2人で共感している。

「天は二物を与えないと言うが……」

いるんだな、二物以上持ってる人って。

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