第8話
さきになんか書きたいなぁ。
という感じだと、前回までブツブツ書いてきたことで良いかな、と思います。
でも、出版社が決まっていて、そこからこういうものを書いてください、と依頼されたら、前回までの書き方とは逆に考えないといけません。
自分の色も出し、なおかつ、出版社の求めるものを書かねばいけませんから。
だから、わたしは質問攻めです。
対象年齢、性別、テーマ、とかいろいろ。
レーベルに合わないものを、「はい、書きました」「どーもありがとう」とはなりません。
とりあえず、こういうものをテーマで書きますが問題ないですか? と打診します。
いえ、ファンタジーは避けてください。と言われたら、ファンタジー色を抜きます。
そういうことの繰り返しをしたうえで、アイテムを集めます。
アイテムを集めるために資料の本を買います。
手に入らないほど本が高かったらしかたないけど、ネットでできる限り調べます。
ネットに書いてあることはだれでも知っていることだったり間違いがあります。
なので、資金が許せば本を買います。なかなか難しいです。図書館にすぐ行ければ良いですが、大きな図書館に行くのに往復2000円かかります……。
都心が羨ましい。
それでもわからないときは、思い切って取材に行きます。
わたしは、免許がないので公共機関を使いますが、金がかかる……。
出来れば、想像力だけで書けるようになりたいです……。
資料本を読んで、アイテム同士の矛盾や隙間を埋め、ストーリーを作り、伏線の落ちを付ける。
この作業を納得が出来るまで続けます。
でも、〆切と見合わせながら!
〆切に間に合わないような書き方をしてたら、仕事が出来ないのと同じです。
なので、一週間でここまでする、何日までにここまでする、と余裕を持って決めて仕事をします。
編集者さんにどのくらいまでにプロット出したら良いですか?って良く聞きます。
編集者さんも別の仕事してますから、ペーペーのわたしは編集者さんが余裕もってみてくれそうな時間を考えた方が良いかな、と思ってます。
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