2.お話を書く(推敲)
こんばんは。(初めて挨拶してみました……)
今回は、久しぶりにしまっておいたお話を読んでみましょう。
読むだけでなく、次に書くことに注意しながら、文章を直していきしょう。
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1.人物の口に出してしゃべったセリフを、ちゃんと「」(全角)でくくっていますか?
2.反対に心で思ったセリフを、()(丸括弧)や――(ダッシュ)(全て全角)などで区別していますか?
3.セリフの前にそのセリフは誰が話したものか、前ふりはしていますか?
例)
「そんなことできるわけがないよ」
「やってもないことを、できないとか言ってるんじゃないわよ!」
――自分でやるわけじゃないから簡単にそんなこと言えるんだよ……。
↓
ルシアークはぼやいた。
「そんなことできるわけがないよ」
すると、ミリアルが憤慨して反論してきた。
「やってもないことを、できないとか言ってるんじゃないわよ!」
ルシアークは押し黙った。
――自分でやるわけじゃないから簡単にそんなこと言えるんだよ……。
1~3のことをしただけで、格段にわかりやすくなりませんか?
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セリフに当たる部分を見直していったら、今度は<地の文>と呼ばれる、文章の部分を見ていきましょう。
※ 地の文とは、セリフや心の中で考えたセリフ以外の部分の文章のことを指します。
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あなたは、句読点をどこで打ったらいいか、わからないときがありますか?
わからないし、面倒くさいから、句読点を打たないで文章を書いてしまっていませんか?
誰かに読ませようと思ったら、最低限の句読点を打つようにしましょう。
しかし、句読点を打ちすぎると、それもよくありません。
最初のうちは、自分で声に出して、息継ぎができるところに読点(、)を打ちましょう。
セリフ以外の文章の最後には、句点(。)を打ちましょう。
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句読点を打ち終えたら、今度は一文章の長さを整えましょう。
一文章とは、書き始めから、句点までのことを指します。
ちなみに、一文節とは、読点から読点までの文章のことを指します。
読みやすい文章は、一文章が短いものを指します。短いということはわかりやすく書いているということです。
しかし、短すぎると、反対に箇条書きのような味気ない文章になるので、注意して書いていきましょう。
たとえばあなたがまず最初に書きたいと思ったことを思った通りに書けたとしてもそれが本当に思った通りの文章になるとは限らないわけで何度も何度も書き直さないといけなくなることがある場合短い文節に書き直した文章を組み合わせたほうが校正(推敲)しやすいという利点があるのです。
はい、上記の文章は読点なし、文章長め、文節不明のものにしました。
わかりやすいですか?
では、書き直してみましょう。
たとえば、あなたがまず最初に書きたいと思ったことを、思った通りに書けたとします。しかし、それが本当に思った通りの文章になるとは限らないのです。何度も何度も書き直さないといけなくなることがある場合、短い文節に書き直した文章を組み合わせたほうが、校正(推敲)しやすいという利点があるのです。
いかがでしょうか? 少しは読みやすく、わかりやすくなったでしょうか?
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では、次回は段落について説明していきましょう。
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