1.お話を書く(前準備)

 さて、一応、自分の手元には、簡単にまとめた5*3の箇条書きがあります。


 慣れている人ならこの箇条書きだけでかけてしまうこともありますが、初めての場合は危険な行為(?)なので、やめておいたほうがいいでしょう。


 書き始める前に、いくつも注意しないといけないことがあります。


 忘れる前に書いておくことにします。


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 群像劇というものを書きたい人は別ですが、一応、これだけは気を付けておきたいことがあります。


 お話を書く上で、重要なのは、12ということです。


 4や5で初めて出してはいけません。名前だけでも、絶対に1や2に出しておきましょう。


 初めてお話を書く人がやってしまう失敗は、上記が一番多いと思います。気を付けないとまとまりに欠け、<伏線>が解消できないまま、お話がぶつっと切れる感じで終わることになります。


 ただし、です。読者を引っ張る要素として、最後の最後で謎の人物が登場することは多々あります。


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 例題で書いたファンタジーの場合でしたら、


 1~2までに登場(名前だけでも)させておく人物


 ・ルシアーク……その両親、兄弟。

 ・ミリアル……その祖父母、死んだ母親。

 ・村の人たち(名前はごく少数でいいです。なくても問題はないです)設定はそれほど必要ではない。

 ・国王(国王制の国なので必要。また、きちんと国王になったいきさつも説明。もちろん名前も^^; 簡単な性格などの設定も書き留めておきましょう。

 ・国王の弟……重要な人物の一人。名前が必要。上記に同じ。


 最低限これだけは人物の設定や名前、人物の肉付けが必要なので、考えて書き留めておきましょう。


 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


 ここまでできたら、次にすることは、お話に色彩を付けていくことが必要です。

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