「 なすがまま 」





明日 会社を やめよう


そんな 夜


幾度か あった



朝に なって いつもの 


バス停で あいさつ する


おやじ





うざいと 思ってた





時は 金なり 人は 夢なり





バスの 窓の 外


いつも 変わらぬ 景色が


流れては 俺を 包む



会社に ついて 


辞表を だした




ただ それだけ


ただ それだけ




君が 涙を 流してる


それを みないふりで 


通り 過ぎてく 人達



手を 差し伸べる ひとなんて


いないのさ


会社を やめた 午後


悪いなんて おもわなかった


午後




ただ それだけ


ただ それだけ 

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