第2話 裏切られた…。

今日は、定時で仕事が終わったのです。

定時前に終わったので、束の間の休息で会社に設置されている

自動販売機に、エネルギー飲料を求めて歩きました。


時短(?)の為に自動販売機に到達する前に、小銭入れを取り出して

エネルギー飲料代を用意しました。


小さい缶なので、購入後はその場で飲んで空き缶のゴミ箱に

捨てようとまで計画して………。


自動販売機に到達。

お目当てのエネルギー飲料のボタンに赤い光が…。

漢字二文字、『 売 切 』。


ぇ、ちょ…。

目をそらしてもう一度、見てみるも…。


『 売 切 』


私、今の会社に勤めて部署こそ違うものの数年居るんですけど

この商品が売り切れ表示になっているのを見た事がありません。


明日はお休み。

仕事上がりに買い物に行くわずかな力を得ようと思ったのに

力を得る事も出来ず、しかも何も買う事無くお財布にお金を

戻し、事務所に戻りました。


憂鬱すぎる自動販売機事件でした。

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