3章 大切を築くもの。

第1話 中庭の雪女


 眠すぎて午前中の授業なにがあったのかまったく覚えていない。

 微睡みの中ですべては夢のように過ぎ去って行った。

 さすがは王者の席。


 なかなか身体が慣れねーな……


 あれからもう2ヶ月は経ってるはず。

 もう6月の頭に入った。


 季節は初夏の装い。

 衣替えも始まり、女子のカラフルな可愛い制服が目にまぶしいぜ。


 はあぁ。しんどい。


 それでも母ちゃんに無理はさせたくないので、努めて涼しげに振る舞ってはいるけれど、あおいにはバレバレなんだよな。


 俺が帰ってなくても合鍵は渡してあるから、洗濯や掃除をして帰ってくれてるみたい。

 あいつの仕事も大変だろうに…


 まだ見に行ったことはないけど、カボワボの二階にあったカフェを、向かいのビルを買い取って移して、ちゃんとしたPA入れたライブスペースを作って、主にジャズやアコースティックアーティストのための設備を整えたらしい。名前は単純にCaboWabo+カボワボプラス

 そこの実質的な店長はシンディさんで、調理も主にシンディさんだけど、店内を回したりホール全体を取り仕切るのがチーフのあおいだということだ。制服のデザインもあおいが担当してる。

あおいも張り切っていて、あたしがデザインするんだって喜んでた。

シンディさん。約束を守ってくれたんだ。

ソフィは看板歌姫&マスコットキャラらしい。なるほど。適任だ。


 昨夜は団体客が二組居て、22時近くまで閉店が伸びたため、今日はさすがに弁当作る気力も無かった。


 昼メシもぅいいや。寝とこう。


 すぐに夢の扉を開けにかかった時。


「…寝てる?蒼音くん…大丈夫?」


 ん……?万由ちゃんか。


「…うん。まだ起きてるよ。大丈夫。」

「……やっぱり毎日無理してる?

 お弁当は?食べないの?」

「大丈夫だよ。今日は作ってないんだ。あとで学食行くよ。」

「うん……。聞いてたら私が作ってあげるのに…。」

「さんきゅ。万由ちゃんは優しいね。」

「…心配だよ。部活もあれから顔見せてくれてないし、ハカセくんに聞けば一人暮らし始めたって言うし…。ごはんは?ちゃんと食べてるの?」

「うん。夜は店で食べるし、朝は食べなくても大丈夫だし、弁当もたまにあおいやソフィも作ってくれるしね。大丈夫。」

「そっか…。でも…明日は私に作らせて?ね?…葵ちゃんみたいに上手くは出来ないかもだけど。頑張るから!」

「う…ん…。じゃぁ甘えてもいいかな?」

「もちろん‼ やった!じゃぁ。明日は楽しみにしててね!」

「さんきゅ。」


 いい子だよな…万由ちゃん。

 物怖じしないし、めげない。

 はっきりとものを言うけど、ちゃんと優しい。


 おばちゃんみたいだと思ってた。

 まぁあの人はもっと深い優しさだけど…。

 弁当の話してたら腹減ってきた。

 学食。行こう。


「…そーと?もぅ食べたの?」


 俺と入れ違いにあおいとソフィと美里。


「…うん。ちょっと外に出て昼寝してくるわ。」

「そう?寝過ごさないようにね?」

「はいはーい。」


 ひらひらと後ろ手に別れる。

 あおいに嘘ついちまった。

 心配するだろうしな。しょうがない。


 その時

 千秋がジト目だったのにはまったく気づかなかったけど。


 ****************


「めずらしいな。お前が学食なんて。」


 ハカセが聡と一緒に、ラーメンセットを乗せたトレイを持ってすれ違った。


「たまにはこんな日もあるさ。聡も毎日学食なんだな?ハカセは分かるけど…」

「僕んちは兄弟が多いからね。母さんも大変だし、僕はこうして学食かパンで済ますことが多いね。今はハカセにいろいろ教えて貰いながらだから楽しいよ。」

「……ハカセも良かったな?お前の蘊蓄聞いて貰えるヤツが出来たじゃねーか。」

「ふふ。彼はなかなかにいい生徒だよ?吸収も早いんだ。我が姫様のファンクラブの名誉会員にも認定したところだ。」

「…名誉会員ねぇ。特典はなんだ?」

「ふふふ。カボワボ+のコスを着た姫様の全身ブロマイドさ。これは希少な一枚なんだ。おいそれと渡す訳にはいかないね。ふふふ。」


 それは俺も見てみたい。

どんなデザインにしたんだろう。


「聡?今持ってる?」

「ん?姫様の?あるよ?」

「見せてくれ。」

「蒼音くん毎日みてんじゃないのー?はい。」

「………………………………………。」

「凄いよね?可っ愛いだろ?同じ人類だとは思えないよ。天使みたいだよ。」

「……………………………………。」

「どうした?幼なじみのお前でもぐぅの音も出ないか?そうだろうそうだろう。しかし姫様。その写真を見ての通り、最近急激にますます胸が成長されたみたいだが、お前正確な現在のサイズは知らないか?」

「知らねーよ!」

「そうか。では姫様に確認しては貰えないだろうか。出来れば空さんのも。」

「ソフィも?」

「そうだ。彼女のあの美しさもまた、我々に神の与えたもうた至宝だ。あの姫様にもひけをとらない美しいロリ顔に、まさしく天使のようなプラチナブロンド。エメラルドの瞳に住んだ背徳の輝き。その清楚な美しさに同居するエロティックなボディ。彼女はこの学校の男子女子の総合ランキングでも姫様に次いだ次点だ。お前は知らなかったのか?」

「知らねーよ!興味ないってば。」

「まぁ故に、空さんのファンクラブも結成したのだ。現在の会員数は200をちょっと超えたところか。だからお前にも協力を仰ぎたい。宜しく頼んだぞ。」


まぁハカセが見守ってくれてるんなら心強い。

こいつは本当にやましい心を持ち合わせてないからな。それは長いつき合いで十二分に信じれる。


「…わかったよ。あおいと空のサイズを聞けばいいんだな?」

「そうだ。出来れば何枚か特典になるような写真をお願いしたい。写メで送ってくれればいい。普段着でも、コスでもなんでもありがたい。」

「了解。じゃぁ裸エプロン送ってやるよ。」

「マジか蒼音!! そ そんなお願いし しても許されるのか?! 」

「お前なら信じてるからいいぜ。ただし、前からのショット限定だ。そこは譲らねえ。」

「あぁあぁ。いいとも!お前はやはり僕の親友だ‼ この友情を永久に誓う。」

「あぁ。あいつらを見守っててくれ。頼んだぞ。」

「任せろ。」

「じゃぁ。俺はちょっと用が出来たから行くわ。またな。」


千切れんばかりに手を振るハカセと聡に別れを告げて、俺は外に出る。

シンディさんに電話するために。



****************



「あらブルーノート。どうしたの?学校は?」

「シンディさん?いつからカボワボは風俗営業を?」

「………あー。見たの?ふふふ。」

「ふふふじゃねーよ?! あれじゃまるっきり萌え萌えメイドじゃねーか?! ……ぱんつ見えてるし…胸もほぼ見えてるじゃん!」

「あれ。葵のデザインよ?凄くない?あの子。私の睨んだ通り、相当センスあるわよ?日本に居ちゃいけないくらいの。」

「……確かに全然ファッション分かんない俺でもすげぇって思ったけどさ…。」

「でしょ?女の子がどうすれば一番可愛く見えるのかが、あの子には本能的に見えるのよ。それは、スタイリストやデザイナーになるのに大切なスタッフよ? 素材モデルを前にすると、明確なヴィジョンが見えるの。それは希少なギフトよ?手に入れたくても入れられないスタイリストやデザイナーなんてたくさんいるのよ。葵は、ちゃんとそれを持ってる。

第三者が見て、100人が100人萌えるスタイルを葵なら創れる。

私に任せなさいブルーノート。

その約束を私としたんじゃなかったの?」

「そうだけど…。あれじゃ、店大変なことになってるんじゃない?」

「オープンしてからずっと連日満員御礼よ。私も予想外だったほど。

カフェの食材が足りなくなるのよ?あり得ないでしょ。あの子たちはほんっとに才能あるわ。都とジョージに感謝しなきゃ。」

「…いや。俺が心配してんのは、あれだけその…露出が高いと、ストーカー的なヤツとか…」

「ふふふ。ブルーノート?たまにはそうやってちょっとくらいヤキモチ妬いてあげなさい。葵もソフィも喜ぶわ。」

「妬いてねぇよ?! 心配すんのは…あ 当たり前だろ?」

「かーわい。大丈夫よ。あの子たちの送り迎えはちゃんとプロに頼んであるわ。某芸能プロダクションの専用車でね。葵が選んだ他の女の子たちもそう。だからセキュリティは万全よ。心配ないわ。

ブルーノートも一度見に来なさい?あの子たちは化けるわよ~?絶対にすごいステップアップするわ。保証したげる。なんせこのシンディさんが直々に弟子にしたんだからね。」

「うん。さんきゅ。本当に助かるよ。また近々見に行く。」

「了解。千冬によろしくね~。」


ふぅ。

頑張ってんだな。あおいもソフィも。

素直にシンディさんとハカセに任せよう。


****************


あぁ腹へった。学食行ったのに結局何も食ってないし……寝るか。よし。


中庭の芝生広場に向かう。

陽気もいいし、けっこうな人数がランチに花を咲かせてる。

俺はその一番はじっこの方にいい木陰があるのを知っている。

特別教室が並んだ校舎と、大きなやまももの木の間。

ここまでは誰も来ない。

ラッキー。やっぱ誰も居ないな。


やまももの木の根本を枕に芝生に寝転ぶ。

あー気持ちいいな。爆睡しそう。


案の定爆睡してたら、なんだか人の気配で目覚めた。

うっすら目を開けて見渡してると声が。


「…ごめん。起こしちゃったかな?」


声のほうを振り向くと木があった。

…?なんだ?妖精か?

辺りをキョロキョロしていたら、頭の上から女の子が覗いた。


「わっ?! 何?」


女の子はくすくすと笑いながら木に引っ込んだ。

どうやら俺が枕にしてた木の反対側に居たみたいだ。

立ち上がって裏に回る。


木に背中を預けて横座りしてる女の子。

いや。女のひと。


たおやか。


その言葉がすぐに頭に浮かんだ。

…美…人だなぁ…。ちょっとこの場に不釣り合いなほどに。


背中までのストレートな髪は濡れたように黒く、端正に整ったその顔により一層の凄味を与えている。昔見た雪女の本に描かれてあったような、古風で冷たい人外の美しさ。女の子じゃない。一人前の女のひと。


そんな彼女は、弁当いっぱいに詰まったリンゴを、たおやかに頬張っていた。

言葉に出来ず、彼女に見とれていたら、彼女は


「どうしたの?座って。ここ。」


と、彼女の隣をたたく。

断る理由も見つからないので座ってみた。

芝生に足を投げ出して、彼女のように木にもたれる。


「食べる?」


彼女はピックに差したリンゴを差し出して来た。


「あ … さんきゅ。」


と、手を伸ばしかけたら、避けられた。

えっ?


くすくすと笑う彼女。

そして首を振って、


「ダメよ? 口開けて?ほら。」


なんだこのひと?

なんで知らないひとに食べさせらんなきゃいけない……


「あーん。……ふふ。美味しい?」


あまりに無邪気に笑うから、思わず口を開いてしまった。

なんだこのひとの空気感は?

抗う気力が消されてしまう。


「……うん。美味しい…。」


そうつぶやくように言うと、

彼女は満面の笑みで、


「良かった。」


とだけ言った。

その笑顔にドキッとして、なぜか俺は顔が熱くてたまらなくなってしまった。

顔を隠すように木にもたれると、


「桐野…蒼音くん?でしょ?」


は?……なんで?

そんな顔で彼女を振り向くと

彼女はたおやかに微笑んで


「この学校の女子で、あなたを知らない女の子なんて居るのかしら?桐野蒼音くん。」

「…俺。そんなに目立ってる…?」

「そうね。少なくとも私たち三年生の女の子たちはみんなあなたに夢中だわ。」

「……………。」


言葉に詰まる。

返せないでいると、


「ふふ。私もこんなに間近で見れたの初めて。嬉しいわ。私とあなたを連れ出してくれたお日様に感謝しないと。」


と、嬉しそうに微笑んだ。

すごい。と想った。

このひとのこの空気感はなんだろう 。

この安らかな感じ。

男が女の子と居れば、大なり小なり気を遣うもんだし、良く見られたいって構えて行動するものだけど、俺、今、まったくそんなこと考えてない。

ってか、考える余裕もなく、このひとが安心をくれる。


今も現に、まったく構えてないから、眠気すら覚えてる。

ほんとになんなんだこのひと?


「…ずいぶんと疲れてるみたいね? 辛そうよ?」


えっ?! なんで分かるんだ?確かに眠くなったけど…


「ふふ。…いいわ。起こしてあげるから、寝なさい。」


頭を優しく倒された先は彼女の膝へ。


「えっ?えっ?! 」


あまりに自然に倒されたもんだから、驚いて慌てて起きようとする。

が、彼女に優しく押さえられる。ぜんっぜん抗えない。なんで?!


彼女は片手で、長い髪が俺の顔に落ちないように押さえながら、下を向いて、指をひとつ唇に当ててから言った。


「しーっ。女の子のお願いはちゃんと聞くものよ?

お願いだから、ゆっくりと、寝なさい…。」


そんな彼女になぜか抗うことも出来ず、ゆっくりと髪を撫でられる心地よさにも負け、俺の意識はすぐに微睡みの中に消えた。


****************



ふわっ


いいにおい。


あたたかな風と爽やかなにおいが鼻をくすぐる。


なんのにおいだろ?

青紫の夜明けの……スズランかな?

それともイヴニングローズ?


まぁどうでもいいや。

ずっとこうしていたい…。


鳥のさえずりも

頭を優しく撫でるこの感触も


疲れきった身体に

休んでいいよって言ってくれてる。


正直。ちょっと疲れた。


たまには、ゆっくりとこうして休んでも許してくれる?


ひとりきりで、何も考えないで…。


はは。

やっぱ俺はまだ子供だな。


だけど今は、もうちょっとだけ、

寝かせてよ。



****************



「……ん。」


「起きた?」


ふわっと香るスズランの香り。


んー。いいにおいだ。


目を閉じたまま胸いっぱいに深呼吸すると、頭がすごくすっきりしてる。身体も。


同時に頭の下の柔らかな感触と、頭を包む優しい感触に気づいて目を開けると、さっきの黒髪の美人の顔が間近にあった。


「えっ?! あ…そうか。」


とたんに思い出した。そう言えば

このひとのひざまくらで寝かされたんだった。

急いで上半身を起こそうと……無理。


「慌てないでいいよ?私は全然苦にならないから。」


と、優しく頭を撫でられる。

仕方なくその体勢のまま聞く


「どのくらい寝てた…?」

「んー。一時間は経ったかな?」


えっ 一時間も? 授業!


彼女はまたたおやかに微笑んで


「気にしなくていいわ。私からあなたの担任に電話しといたから。桐野くんは体調不良で保健室に居るからって。……あぁ。保険医は私の友達だから心配しないで?」


いちいち俺の不安を先回りして答える彼女。

なんなんだこのひとはいったい?


「…でも。なんで?先生に電話出来たり、そんなすぐに信用されたり…おかしくない?…それに……君にこんな迷惑までかけてんのに…。」

「ふふ。だってあなたが本当に辛そうだったから。ちゃんと休ませてあげたかった。それだけよ?ダメ?」


う…。なんか何を言っても勝てそうにない。

ってか、このひとに抗う気が起こらない。


「……ありがとう。」


それしか言えなかった。

彼女は


「どういたしまして。それで、ちょっとは休めた…かな?」

「うん。すごいすっきりした。身体もすごく軽い。」


ぐっぱーぐっぱーと彼女に見せると

満面の笑顔で言った。


「そう。良かった。じゃぁ、残りの授業。受けに行こっか?私が先生に話してあげるわ。一緒に行きましょう。」

「うん。…え?先生に?」

「そうよ? 私が付き添ってあなたの体調を伝えれば、保証になるはずだもの。いいから行きましょ。」


えっ いや。えっ?

俺の手を取ってずんずん校舎に進む彼女。

何者?っていうか、まだ彼女に名前教えて貰ってない。


「え…と。あの? 君の名前教えて貰っていい…かな?」


彼女は振り向いてウィンクして


「私は3年1組の九合水意くごうみいよ。この学校の生徒会長なの。」

「せ 生徒会長? それで…か…。

ありがとうございます。九合先輩。助かります。」


彼女は怒ったように膨れて

「みい。

あなたはそう呼びなさい蒼音くん。分かった?そして今さら敬語もやめなさい。私はさっきまでの素のあなたがすごく好きだわ。だから、あなたには呼び捨てを許してあげる。敬語も使わないで?以上。」


決して威圧的じゃぁない彼女のこの…優しい抗えない感じはなんだろう?

彼女に悲しい顔をさせたくない…ってこの変な感じ。

仕方ない。


「みい? OKだよ。迷惑かけてごめん。さんきゅな。」

「……う うん。いいよ。私は全然問題ないから。」


…? 顔が紅く…なった?

そんなしてるうちに俺のクラスに到着。

みいはなんのためらいもなく、授業中であろうその扉を開けた。


「授業中に大変失礼します。川崎先生。」

「おー。九合くんか。どうした?」


とたんにクラス内がざわめく。

みんな口々に

九合先輩だ。生徒会長だ。綺麗。とか騒ぎ始める。

へぇ。有名なんだな。みい。

みいは川崎に説明を始める。


「桐野蒼音くんのことですが、担任の阿部先生にご説明申し上げていましたように、お昼休みに突然体調が悪くなっていたのを、私が運良く発見しまして、保健室で休ませていたのですが、先ほど意識が戻りまして、川崎先生の授業にはどうしても出たいと言うもので、連れて参りました。

まだ完全には復調していないと見受けられましたので、念のために私が付き添って参りました。しばらく彼の傍で授業を受けることを、どうかお許し下さい。」


す すげぇ…

よくもまぁこんなにすらすらと…ウソっぱちを。


「あぁ私は構わないとも。九合くんは本当に責任感の強い子だな。素晴らしいよ。皆も見習うように。さぁ。桐野?中に入りなさい。」

「は はい。ありがとうございます。」

「大丈夫?肩に掴まって?」


全然すっきり快調な俺の腕をみいが抱いて歩く。

周りはすっかり心配ムードになってる。

すげぇな生徒会長の信用って。


俺が席についたところに、クラス副委員長の千秋が、真っ赤な顔して走って来て、みいに吃りながら教員用のパイプ椅子を勧める。


「どっ どっ どうぞ!!」

「あら。副委員長さんね?どうもありとう。」


千秋が真っ赤っかだ。すげぇ面白い。

みいってそんなに偉いのか。ぜんっぜん知らなかった。


みいが俺を見てウィンクして笑う。


俺も肩をすくめて笑った



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