第60話 1951ー2020年 人物「中村龍史」 追悼

中村龍史さんの訃報を知ったのはタイムラインでの大藤史さんのツイートにて。

いやまだ早いし、「やすらぎの刻~道」でも見てるじゃ無いですから、何か信じ難いなでした。

ただそれも今日2020年2月3日の「やすらぎの刻~道」での中村龍史さんの訃報テロップが流れて、やっとここで、本当まだ早いですよ龍史さんです。



劇団四季入団退団を経て役者の時代も有りました。

しかし。大仕事は何と言っても、1990年に起動した「東京パフォーマンスドール」構成・振付・演出を担当。舞台を離れてもCDリリース迄指示を行っていた、実質の総合監督です。


東京パフォーマンスドール事TPDでの仕事振りは、一ファンでもこの方龍史さんは、鬼過ぎないかです。どう見てみてもどう考えても、歌えるけど踊れないTPDメンバー7割をここまで舞台で仕上げられかが、どんなスパルタ指導なんだよしか有りません。勿論ごつい愛情有りきでしょうけど、今それやったら各自根気負けで活動を持続出来ないだろうでも有ります。


そう、TPDの何れの公演からでも溢れ出てくる努力の賜物である熱気は、皆に伝わるものです。だからTPDファンは多かったし、私もちょっとは頑張らないといけないなが具に沸き起こります。


出来れば本流のままに、TPDを今日迄仕上げて欲しかったけど。龍史さんには龍史さんの歩むべき道があったので引き止める事が出来ないのは承知です。



あとは役者中村龍史ですが、深夜映画で東陽一監督の日活「ラブレター」で見た事有ります。

何処かで見たな、芝居はあれでしたけど、確かに若い龍史さんでした。

そして遥かな時を超えて「やすらぎの郷」「やすらぎの刻~道」で楽しげなDJを演じては、龍史さん茶目っ気あるなで微笑ましかったです。


龍史さんとは早いお別れかも有りましょうが、左にあらず。

放送中の「やすらぎの刻~道」での、龍史さん振付のやすらぎ体操は、折につけ流れるかと思いますので2020年3月の最終回迄見届けましょう。



そして迎えた2020年3月27日。「やすらぎの刻~道」拡大版最終回のエンドロールはただただ長く、今迄携わった出演者にスタッフの方々が止めどなく流れてました。この中にも中村龍史さんいるだろうな…は、多過ぎて見つけられませんでしたがいる筈です。最後のお仕事ご苦労様でした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る