第54話 2016年 公演「SKE48 47都道府県全国ツアー~機は熟した。全国へ行こう!~@青森県」 

□演目:SKE48 47都道府県全国ツアー~機は熟した。全国へ行こう!~@青森県

□公演日:2016年4月2日 土曜日

□会場:リンクステーションホール青森

□開場:15:00

□開演:16:00


□SKE48来訪メンバー

チームS:大矢真那、北川綾巴、二村春香、宮前杏実、矢方美紀

チームKⅡ:石田安奈、江籠裕奈、大場美奈、小畑優奈、北野瑠華、惣田紗莉渚、高柳明音、日高優月、古畑奈和

チームE:鎌田菜月、木本花音、後藤楽々、菅原茉椰、須田亜香里、髙寺沙菜


□セットリスト

前座


overture

1. 前のめり / C:北川綾巴

2. 賛成カワイイ! /

3. コケティッシュ渋滞中 / C:高柳明音、古畑奈和

4. てもでもの涙 / 宮前杏実、二村春香

5. Glory days / C:後藤楽々、石田安奈、北野瑠華

6. ハート型ウイルス / C:木本花音、髙寺沙菜、 小畑優奈

7. 青空片想い / C:古畑奈和、須田亜香里、大矢真那、江籠裕奈、鎌田菜月、高柳明音、北野瑠華


MC


8. 強がり時計 / C:北川綾巴

9. Escape / 高柳明音、矢方美紀、須田亜香里、日高優月、二村春香、後藤楽々、北野瑠華、石田安奈、宮前杏実

10. 世界が泣いてるなら /

11. 積み木の時間 / 大場美奈、大矢真那、木本花音、髙寺沙菜、菅原茉椰、北川綾巴、鎌田菜月、小畑優奈、惣田紗莉渚、江籠裕奈

12. 誰かのせいにはしない / 石田安奈、宮前杏実、須田亜香里、高柳明音、日高優月、二村春香

13. 不器用太陽 / 矢方美紀、古畑奈和

14. 恋を語る詩人になれなくて / C:高柳明音

15. RUN RUN RUN / C:古畑奈和

16. ウイニングボール /


MC


17. クロス / C:高柳明音、石田安奈、江籠裕奈

18. キャンディー / C:北川綾巴、大場美奈、日高優月

19. 背中から抱きしめて / C:惣田紗莉渚、矢方美紀、大矢真那、鎌田菜月、菅原茉椰、須田亜香里、古畑奈和

20. 未来とは? / C:江籠裕奈

21. バズーカ砲発射! / C:大矢真那

22. I love AICHI(AOMORI) /

23. Gonna Jump / C:後藤楽々

24. 1!2!3!4! ヨロシク! / C:木本花音

25. パレオはエメラルド / C:北川綾巴

26. 手をつなぎながら /


アンコール

1. チキンLINE / C:古畑奈和

2. オキドキ /

3. 僕は知っている /

4. アイシテラブル! /




2016年、青森県にあのSKE48が来ました。名古屋に他のライブで行く際、SKE48劇場の全抽選を悉く落としてくれたSKE48が漸く直に見れるのです。


そもそもを辿れば、2014年の第6回AKB48選抜総選挙での第5位躍進の松井玲奈さんの直訴演説と言うべきか、どんな水面下で動いていたか分かりませんが…「ファンの皆さんからたくさんプレゼントをもらったので、私からのプレゼントを届けたいと思います。SKEは今年全国ツアーをやりたいと思います。よろしくお願いします。 」と高らかに打ち上げ、ああ言っちゃったよとの溜息しかなかったのですが。まあこのフライングはAKBGのお約束でしたからね。


だがしかし、そのSKE48全国ツアーは「SKE48 47都道府県全国ツアー~機は熟した。全国へ行こう!」と確かに名をうち、その2014年の11月から2020年のスケジュールまでしっかり遂行されています。本当ありがとう玲奈さん!。でも卒業する前に是非青森にも来て欲しかったです。いやそれでも、そのおもてなしの指針はSKE48の来訪メンバーに引き継がれていました。



そうしてこうしての、2016年の青森来訪の知らせも告知され、AKBGの無料会員のサイトからチケットから申し込み、いざの発券。席は何と言うべきか、リンクステーションホールの二階席。意外に青森で人気あるのかなと、ここは一旦腑に落ちます。



そして公演当日の2016年4月2日土曜日、16時開演とあってまだ日も十分出てましたから、至ってリンクステーションホールは和やかな雰囲気でした。

物販も巨大なルーレットの抽選会があって、Tシャツ位は欲しいかなと思いましたけど、そこはセンスが合わなかった様です。デザインはもう少し張り切っても良いと思いますけど。


開演の前には前座として、ラジオ寸劇仕様でメンバーが頑張って青森語りをしていましたけど、私は二階席とあって細かいニュアンスまでは伝わりませんでした。

仕方が有りません。通常の劇場なら全てが伝わるでしょうけど、田舎と言えど2000席超えですからね。PAがしっかりしても、トークだけでは乗り越えられない事はまま有ります。



いよいよ公演の幕が開きます。生歌の意気込みは第一ハードルを確かに超えました、しかし、ハイトーンばかりの面子で始まって…自分の知ってるSKEじゃないなと。

もう今日は消化試合かと、二階席だからオールスタンディングに付き合う事も無いかなと視るを諦めて、聞きに徹しました。

それはSKEファンでは無いとの誹りも有りましょうけど、ステージは二段組の大掛かりなものの、巨大モニターが有りません、辛うじて踊ってる動きが見えますけど、表情はとても見えません。見えないなら、前の人が立って見えないものの座席観覧で十分です。


しかし!、折り返しの高柳さんの「クロス」から会場の空気が一転、私もここからやっと立ち上がります。そう、この空気を変えさせるのが高柳さんの力量か、さすが総選抜の方ですよ、いやー初期メンバー凄いよと感嘆です。

そして、皆のペースが落ち始めた後半から、須田さんがいよいよ頭角を現します。二階席で表情全く見えないけど、その振り、きっちり止める振り、正に須田さんでしょう!もう目がそこにしかいかなかったです。もう釘付け。須田さんしか入って来ません。

ただ、今日日では何を何をやらせてもエンターテイナーの古畑さんも帯同していたのですが、ホールクラスでは見つける事が出来ませんでした。ここで出会っていたのに良い思い出が出来ずに少し後悔しています。


かくして、初っぱなから明らかに観客席に漂っていたリンクステーションホールの不安は、不動メンバーの奮起で一掃され、大盛況の内に閉じました。

観覧したから言えるのですが、参加メンバーは強い感触は得た様です。ここを発してか、この公演の模様をアップロードしたニコ動画もかなり好評の様です。


青森県民のあるあるですけど、青森公演は必ずやアーティストの契機になる様です。そうSKEは常にメンバーが入れ替わるグループ、定期的に青森に来てはステップアップすべきかと思います。これ切に願うところです。



ただ青森契機もどうしても様変わりします。アーティストがどうしても行なってしまう、青森県民挙手アンケートで、またも地元民1/3と遠征民2/3の現状。

もうあれですよ、私の二階席は遠征民の為に後ろに追いやられたのかです。これはAKBGの発券システムは地元民優先出来ないものでしょうかね。


確かにファンクラブ会員が前列集めは一定的に盛り上がりましょう。それですと各地で本来得るべき感触が希薄になります。それがアーティストに為になるかは、滑ったままでもやや盛り上がってしまうので、立て直すのに時間がどうしても掛かります。それが青森公演。察した参加メンバーは機微が良かった様です。

全国ツアーの全成功は有り得ないのですから、どこかで腹を括って欲しいものです。



とにも青森公演のSKEですね。以前はチーム単位で来るならチームKⅡの一択だろうと、あれこれ嫌だとか言ってましたけど、SKE48混成チームは正解の様です。

アーティストならばホールクラスも適度にこなさないと分からないことは多々あります。明らかに初めから滑ってる雰囲気をどうしようかの空気は伝わって来ました。それで良いのです。それを打破出来るのがAKBG故の大所帯のミラクル。MVPプレイヤーはどうしても生まれます。高柳さん須田さん、あなた達は本当凄いよ。


やはり見切って帰らず、最後まで見ないと分からないですよホールコンサートは。ライブハウスとは違うノリがどうしても生まれる様です。




p.s.

ただです。演目の「誰かのせいにはしない」だけは茶化さないで欲しかったな。この歌詞の切なさは響くだけに。ここだけで10点減点対象です。





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る