第49話 2016年 アニメ「ふらいんぐうぃっち」
原作:石塚千尋
監督:桜美かつし
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:安野将人
音楽:出羽良彰
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:「ふらいんぐうぃっち」製作委員会
放送局:日本テレビほか
放送期間:2016年4月10日 - 6月26日
話数:全12話
「ふらいんぐうぃっち」は原作の噂も聞かないままに、2016年に周回遅れも無くRAB青森放送でも放送されました。しかも夕方と深夜のサイマル放送。深夜アニメをとことん却下する青森では、破格の待遇です。
ここは青春時代から馴染みのある青森放送の橋本康成アナウンサーの手腕でしょうか。気に入ったコンテンツはとことん押しますからね。
その「ふらいんぐうぃっち」ですが、原作者と原作舞台が弘前との贔屓目無しに見たとしても、まあ深夜アニメではよく出来た部類かと思います。
よく知りうる弘前の光景は、自然過ぎる程に収まっており、欲を言えばもうちょっと前面に出ても良いかなと思ったりでも…台詞にしたら尺的に長くなってしまうでしょうし。ここ地元有りきのアニメでは難しい配分ですよね。
その「ふらいんぐうぃっち」の魅力を上げるならば、その確かな画力でしょうけど、地元青森県人の視線は全く違います。この原作者確実に知ってるなです。
何を知ってるかと言えば、魔法に準じた世界が日常的にある事です。
流石に箒に乗って空は飛べませんが、昭和の町内に一人は確実に能力者がいました。
都会の人にとってはそんな馬鹿なでしょうけど、確かにいました。私の近所の方の場合は霊視の方でした。子供でもはきと分かるそのオーラは尋常ではなく、何か只管眩しいのです。その能力も確かなもので、よくご近所の相談には乗っていた様です。また遠方者もいたりで道案内もままの様でした。
「ふらいんぐうぃっち」の原作は読んでいませんけど、この親近感は更に強い筈です。いつかはと思うですがその親近感がまるで外れだったら怖いなもあるので、読むのが本当怖いかなともです。
ともあれ、弘前に聖地巡礼される方々は、その魔法に準じた世界の空気感も感じ取って貰えれば、「ふらいんぐうぃっち」の世界観がぱっと広がる筈ですのでご参考迄に。
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