第31話 2010年 Blu-ray「坂本真綾15周年記念ライブ“Gift” at 日本武道館」と佐野無双
□“Gift”セットリスト
1. everywhere ~INTRODUCTION~
2. Gift
3. Feel Myself
4. プラチナ
5. MC1
6. blind summer fish
7. ヘミソフィア
8. ユッカ
9. 30minutes night flight
10. MC2
11. Remedy
12. 紅茶
13. SONIC BOOM
14. 奇跡の海
15. MC3
16. gravity
17. カザミドリ
18. ダニエル
19. 0331medley 約束はいらない(Intro.)~指輪~Active Heart~アルカロイド~夜明けのオクターブ~Tell me what the rain knows~tune the rainbow~チョコと勇気~トライアングラー~約束はいらない~Happy Birthday To You.
20. Get No Satisfaction!
21. MC4
22. マメシバ
23. Private Sky
24. 光あれ
25. MC5
26. I.D.
27. ENCORE~MC6
28. 風待ちジェット ~kazeyomi edition
29. マジックナンバー
30. MC7
31. everywhere
32. MC8
33. ポケットを空にして
34. everywhere ~FINALE~
Blu-ray「坂本真綾15周年記念ライブ“Gift” at 日本武道館」は、2010年3月31日の武道館公演の作品。
声優坂本真綾に肩を持ったら、シンガーソングライター坂本真綾は語りにくいなと思いつつ…今作品はベスト中のベストの公演です。
坂本真綾のライブBlu-rayはほぼ持っていますけど、今作品のバンド構成は秀逸です。
一つ目は打ち込み音が極力無し。オーバーダビングのリードギターは止む無く使用も有りましたけど、ブレイクビーツは人力。所謂ライブバージョンに昇華ですね。
二つ目はストリングカルテットの存在。レパートリーとして菅野よう子作品多い節ですから、全曲に必要不可欠です。この“Gift” 公演以外になるとストリングカルテット不在のオケになってしまいます。ライブがち勢にとってもお勧めの公演です。
三つ目は、真綾とスペシャルゲスト菅野よう子さんのピアノと、二人による「0331medley」。それぞれの曲の個性を存分に二人だけで成立させる力量は、それは武道館熱狂しますよね。
まだ2010年時点ではどのアーティストの公演も、本当おとなしいものでして、これは歴史的に貴重かもしれません。
まあそれも全アーティストの話になりますけど、2011年当たりを機に、来たからには盛り上がらずいられるかの風潮が強くなります…この辺の話は、どこかで書くべきなのかとか。凄くうんざりしますけど。
四つ目はドラムに佐野康夫さんがいます。そのドラミングは佐野無双と言うべきか細かなフラムが入り、ボーカルに優しいグルーブを醸し出します。
ボーカルに優しいグルーブとはですが、公演でのボーカルは只管ブレス音との戦いです。ディエッサーと言うエフェクターでそこそこ消せますけど完全に消せません。そこはボーカルマイクを離したり近づけたりでカバー出来ますけど、今の楽曲はほぼ切れ間が有りませんので限界が有ります。
そこは永遠の課題ですが、佐野無双ですと、ブレスに合わせてフラムを入れて来るので、ブレス音が打ち消され実にスムーズに曲を堪能出来ます。
そんなに佐野さんが本当に凄いのかと言うと、佐野さんはほぼaikoさんのバンドに在中しています。aikoさんがブレスも無く延々歌っている様に聞こえるのは、その佐野無双でうまくブレス音を打ち消しているに他なりません。
真綾さんも、佐野さんとの連携取れれば極上なのになと思いつつ。映像パッケージでの共演は「坂本真綾15周年記念ライブ“Gift” at 日本武道館」と「坂本真綾 COUNTDOWN LIVE 2012→2013 ~TOUR“ミツバチ"FINAL~」に止まっているので、まだまだ楽しめる要素はあるぞと言う事です。
と言うか。ここ近年、真綾さんの映像パッケージ化少ないですよね。公演に行けない同輩多いと思うので、フライングドッグさんには頑張って欲しい限りです。
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