第13話 2016年 映画「君の名は。」

□君の名は。:公開2016年8月26日

□製作会社:コミックス・ウェーブ・フィルム

□原作:新海誠

□監督:新海誠

□脚本:新海誠

□主題歌:「前前前世」「スパークル」「夢灯籠」「なんでもないや」

/RADWIMPS

□声優:神木隆之介/上白石萌音/長澤まさみ/市原悦子他



「君の名は。」今更ですね。テレビ朝日の正月放送分がハードディスクレコーダーで未視聴だったので、執筆の作業用のBGMとして見るつもりがつい最後まで見てほろりと。


映画館で見たらがっつり泣けただろうなと思いつつ、事前にネタバレサイトしっかり読まないと担保にならないので、よっぽどの事が無いとそこで足が止まってしまうのですよ。

そう「君の名は。」は、設定が面倒そうだなと足が止まりました作品です。


あと、もう一つ上げるなら新海監督の主観から見た視点描写でしょうか。そんな事言われても実写にも名カメラマンさんいるではないかですが、まあここもむずい所で、新海監督作品に中々踏み込めないところだったのですよ。



ああ、そして本編ですが1回しか見ていません。それはそうだ。それで感想書こうなんてどうなんですが。でもこの感触は記しておこうと。

正直、余程の事でないと私がほろりと来るのは滅多に有りません。多分観た方の数だけ賞賛すべき点は数有るでしょうけど、私はちょっと絞ります。



兎に角何故か見やすいのです。序盤から台詞やや少なめで、そうか映像美で訴え攻めるのか新海監督、とちょっと身構えました。見続けながらも、いやここはモノローグ入れた方が常套手段なのに、何故入れないのと首を傾げる事もしばし。


私、昭和のアイドルドラマを通過してきてますから、ここはモノローグ入れた方が対象となるティーンエイジャーに分かり易いのにと思う事頻りに。逆に考えると、モノローグを抑制する事で大人の鑑賞にも耐えうる作品になっているんだなと。


だがしかし。後半になってモノローグが使われ始めます、かなり効果的に。二人の絆はモノローグ無しでも伝わるでしょうけど、いなくてはならない存在として切実に心に訴え、くどくなる手前で見られた方にも届いたと思います。



新海監督作品は「君の名は。」が初めてですが、脚本は勿論、絵コンテでかなりの推敲されているのだろうとお察しします。やはり他の作品も見るべきなのかなと。



そして、声優さんの演技も自然と言うかくせが少なく、えっつこれ神木君だったのとか、えっつ「舞妓はレディ」で頭に残らなかった上白石萌音ちゃんだったのとか、多分これから見る程に心揺さぶれるのだろうなと思います。



以上、鑑賞直後の遅れ過ぎた新参者ではありますが投稿しておきます。



それと、何故カクヨムはSFと現代ファンタジーに何故分かれたのだと、常々思っていたのですが、「君の名は。」を見てやや疑問が解けました。今の時代、明確にジャンルを分けないと鑑賞後に、きっともやもや感が残ることでしょう。「君の名は。」の論評が二分するのもそこなんだろうなと。

総じますと「君の名は。」は作品性と興行収入実績共に、現代ファンタジーとしての金字塔なのだろうと思います。


まあ、昭和の雑誌のジュブナイル番組特集では、SF枠として登場しても遜色ないのでしょうけど。今の時代、メジャーとマイナー、一気に眼に出来る作品が増えたのでジャンルが細分化されのは止む無き事ですね。実はこの多様な分岐点としても「君の名は。」は歴史的な作品であると思われます。






■「君の名は。」予告

https://youtu.be/k4xGqY5IDBE

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