One Thing

佑樹

選択肢

いつだって選択肢はそのへんに転がっていて


そのひとつひとつが僕の行く先々を決めてしまう


枝分かれした道の前で、俯いて歩けなくなってしまう



果たして、この選択は正しいのか


進もうとする脚に数秒前の自分が絡まってくる



ひとつの道を進めば、別の可能性があった道を必ず思ってしまう


でもこれが自分の決めた道だから と思えるはずもない


割り切るしかないのに 過去の僕が現在の僕を嗤う



今日も僕は 幾筋にもわかれる道の前で首を垂れる

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One Thing 佑樹 @kizuna_1534

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