第15話LaLa倍
野茂安が、朝起きるとレイは正座していた。
かなり体が透けている。
「レイ!」
「野茂安。今までありがとう。」
レイは、野茂安にキスをして消えた。
レイも野茂安も涙を流していた。
野茂安は、空虚な気持ちになってしまった。
「何で、何でだよ!」
レイの座っていた床はまだ温もりが残っていた。
冷蔵庫からコーラを野茂安は取り出して一気に飲んだ。
ほら、まだコーラがあるよ…レイ…。
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