第4話 初戦闘?
「ここが冒険者ギルドかな」
俺は周りと比べて2回りほど大きい建物に来た
「うわー、混んでるな」
中に入ると長蛇の列が出来ていた。おそらく受付だろう。
並ぶこと2時間、やっと冒険者登録ができる。
「すみません。冒険者になりたいんですが」
「ではここに名前と年齢、使えるスキルをご記入ください。スキルは空欄でも宜しいですが、書いておくとパーティーが組みやすかったり、オススメの依頼を紹介する事が可能です。代筆は要りますか?」
「じゃあ、お願いします。名前はアイト・ヤカ15歳で、使えるスキルは火魔法、水魔法、体術です」
「はい、出来ました。ではEランクからスタートですね。依頼は一つ上のランクまで受注可能です。依頼はあちらのボードにあります。決まりましたら依頼書を隣にある受注カウンターへどうぞ」
「わかりました、ありがとうごさいます。えっと「フェイルです」フェイルさん。」
俺は早速依頼を受けることにした。
ウルフの駆除E
ウルフ5頭以上の討伐
証明部位はウルフの牙
10000ソル 追加報酬あり
ゴブリン駆除E
ゴブリン5匹以上の討伐
証明部位は右耳
7500ソル 追加報酬あり
夜光草5束以上の納品E
五束3000ソル
「これくらいかな。」
俺は3つの依頼を受けて、冒険者ギルドを後にした。
(無双とかしたら絶対魔王討伐に連れてかれそうだし、あんまり目立たない様にしないとな)
街(王都)を出て暫く歩いているとウルフ達が棲む岩場に到着した。
「ウルフいないなぁ」
1時間程探しているが一匹も見つけられない。
「仕方ない、レーダー」
レーダーを使うのは反則だと思い使わなかったが、なかなか見つからないため使ってみた。
「おいおい、何だこの数」
マップと併用して使うと正確な数が分かるのだが、そこに映ったのは1000頭を越えるほど集まった赤点(敵)だった。
「これは倒すよりも報告したほうがいいかな。いやでも何も狩ってないと怪しまれそうだしな・・・」
そこで俺は空間魔法を使い、三頭のウルフを目の前にワープさせた。
「「「グルゥ!?」」」
ワープで混乱している所を、雷魔法のサンダーフォールで纏めて倒した。
「レベルが上がりました
レベルが上がりました
レベルが上がりました
・・・・・・・・・・」
数十回鳴ったところでレベルは上がり終えた
八神 愛翔 Lv50
職業 農家 (ユニーク)
HP 250000
MP 4000000
ATK 250000
DEF 250000
AGE 250000
INT 250000
魔法適正 全て
...etc
えー、増えかたどうなってんの?
「・・・取り敢えず報告いくか」
クラス丸ごと転移して俺以外が勇者なんだが...~農家ですが勇者よりもチートです~ @nyagon
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