ヘラジカさんの角

「ヘラジカさんの角みたいな髪って、どうして崩れないんですか?」

「ん? これか? これは気合いだ」

「サンドスター ニヨッテ モトノ ドウブツノ トクチョウガ デルンダヨ ヘラジカノ ツノミタイナ カミハ ソノトクチョウデ サンドスターデ カタメラレテルカラ クズレナイン ダヨ」

「そうなんですか」

「そうだったのか。初めて知ったな」

「そうだ! 髪型変えてみませんか?」


 の の の の

の の の の

 の の の の


「あれぇ~? ヘラジカ、角はどうしたの?」


 かばんとヘラジカはライオンに会いに来ていた。


「いめちぇんだ!」

「ふ~ん。それもいいけど、わたしは角の方がいいな~」


 ヘラジカはライオンに言われて、髪型を角に戻した。


 の の の の

の の の の

 の の の の


「かばんちゃん! わたしもいめちぇんしたよ!」

「わぁ、かわいいよ! サーバルちゃん!」


 サーバルも髪型を変えていた。


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ジャパリのおはなし 自称自称(自称) @jishou-namakemono

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