第173話 社交不安症。(最終話)

病名は何ですか…?

主治医の方は、相変わらず病名を言ってはくれていません。

今後も言ってくれそうな雰囲気は一切、ありません。

ただ、産業医の先生からは社交不安症と言われました。

長期療養の最後の診察で、しっかりと社交不安症との診断が

出ました。


私自身、まだ社交不安症なのか?

そう言う疑問は、あります。

ただ、私も医者では無いので正確な判断は出来ません。

なので、産業医の先生の言う社交不安症が私の症状なのだと

思います。


若干、産業医の先生が症例が無いと発した発言に対して

ちょっと、気にかかったりはしますが…。

ただ、症例が無いのであれば、自力でなんとかするしか

ありません。

今後の生活をなるべく楽にするためにも、自己流で勉強は

していこうと思います。


今回、産業医に診てもらった事で仕事柄も含めて薬を

飲まなくて良くなりました。

薬を飲まない生活がどれくらい続くか分かりませんが

少し、健康な人に近づけたような気がします。


今日から仕事に復帰する事になります。

長期の療養後の出社、かなり緊張します。

でも、行かなければなりません。


2ヵ月以上放置していた手帳、ホコリをかぶっていましたが

きれいに落としました。


部署を変更してもらえるように診断書も出ています。

この後は、会社の判断に任せます。


前の部署に戻れるなら、仕事は続けられると思います。

ただし、部署が変わらないのであれば仕事を辞めるのも

時間の問題になると思います。


先の事は、誰にも分かりません。

だから、とりあえず今を大事にして頑張ります。


さて、最後になりますが……。

ここまで、読んでくれていた読者様には感謝しています。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

この作品は、これで終了になりますが新しい作品を

出します。

タイトルは違いますが、この作品の続きと思って頂けると

幸いです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

病名は何ですか…? 神崎 @kannzaki-353

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ