ケモプロチップス
【まもなくドラフト】ケモノプロ野球総合スレ Part165【プニキはどこへ】
426:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
ようやくオワタ
427:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
会場ヘトヘトで草
428:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
毎年この量の発表があったらまとめる方も大変だな
429:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
今北。ドラフトの総評はどうなの?
430:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>429
青森・電脳大勝利
431:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>429
プニキをアメリカに持ってかれた
432:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
メジャーじゃくじ引きないんだっけ?
プニキのクジ引いて大盛り上がり、ロビンのクジ外してOMGしてるところは見てて面白かったwww
433:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
1位のクジ外してる爺さんとコイルちゃんはすげぇ顔してたなwwww
434:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
アメリカ側の中継も見てたけど、KeMPBの発表流してるとき会場からずっとクレイジーって声聞こえてるの笑ったわ
435:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
実際野球するためのゲームに子供0歳から育てます(リアルタイム)って頭おかしい
436:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
でも考えてみて?もしその子が俺とツツネさんの子だったら?
437:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>436 ふざけんな
438:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
久しぶりにササ様の声聞いた。やっぱ忘れらんないわ。二期マダ?
439:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
海外の方と比較してたけど、ラッピング飛行機の話はしなかったのな
まあ日本じゃ飛んでないからなあ、ヨゾラ
440:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
電脳はこれ失敗じゃねーの。ロビンの球取れる捕手って日本にいるのかよ?
441:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
ロビンとピンキーちゃんはイモ大でもセットだったからなあ・・・
442:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
ところが日本にも通算二百試合出場で1後逸しか記録してないキャッチングオバケがいましてね
443:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>442
なんだって、そんな有能捕手が!?
444:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>442
いったい何トラなんだ!?
445:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
残念だけどダイトラはNG
446:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
打てそうな捕手取ったし、島根はもうダイトラ放出していいんじゃないの
漫画は肉屋ダイトラ、とかにタイトル変えればいいよ
447:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
何で肉屋なの?
448:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
タミタミの満面の笑みが忘れられないドラフトでしたね
449:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
摘果を自らバラしていくスタイルにはワロタ
450:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
摘果って何?
451:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>450
ggrks
452:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
マタローが出てきたのはビビった
453:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
マゾのマタロー
454:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
ぶっちゃけピッチングセンターは行ってみたい
455:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
俺まだノーバンで投げられるかなあ
456:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>455 ノーパン!?
457:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
なぜかまったくの他社から情報が出てくるおハーブ
458:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>457 確かKeMPBが協力してるんじゃなかったっけ?
459:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
ここまで宝子先生の新作への言及無し
460:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
そういわれましても。。。少女漫画とか読まないんで。。。
461:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
自分は総務大臣杯のほうが衝撃でしたがねえ
462:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
いろいろ発表あったけど結局俺はこれからどうしたらいい?
463:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
直近だとケモプロチップスじゃね? 予約しとけ
464:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
コンプに走るYoutuberとかVの者いっぱいいるんだろうなあ
465:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
俺あれ嫌い。一人で100袋とか絶対食べないだろ
466:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
もう公式の予約捌けてるじゃん・・・
467:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
発売日に朝からコンビニに行くしかないな
468:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
でもコンビニによって入荷時間まちまちじゃね?
469:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
コンビニも買い占めされたりするしな
つーか宝子先生のカードとか絶対欲しい・・・
470:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
少女漫画界の大御所がなんでって感じだけど
471:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
社長と母校が同じらしい
472:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
そういうつながりか、なるほど
473:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
そういえば社長、チップスの手渡し販売やるんだよな・・・
待てよ、手渡しってことは個数制限ある?
474:名無しのケモ将:2019/09/6(金)
>>473
1人1袋って書いてあるな。
てことは並べば1袋は確実に買えるか? 空振ったら並びに行くか
◇ ◇ ◇
9月20日。
「アンタのところって、なんというか奉仕精神? が旺盛よね」
「どういうことだ?」
わずかな待機時間。机を挟んで座るナゲノが、頬杖を突きながらぽつりと言った。
「ほら、この間の台風もさ、千葉のためのチャリティーマッチをやったじゃない」
9月9日、台風15号が本州に上陸した。最も被害を受けたのは千葉県。送電線や電柱がなぎ倒され、今日になっても電力が復旧していない地域があるらしい。その被害に対する義援金のため、チャリティーマッチを行った。ありがたいことに今回も多くの支援が集まった。
「6月も新潟の地震のチャリティをやったし、去年もいろいろやったでしょ。ずいぶん社会貢献に熱心だなって思ったのよ。そんなに儲かってるわけでもないんでしょ?」
「儲かってはいないな」
儲かっていたらチャリティーを呼び掛けてユーザーの力を借りるより、普段からの積み重ねでポンッと出せるはずだ。
「ライムがああいうのに熱心なんだ」
「ああ、あの子ね。Twitterアカウントの運営もだっけ? よく避難を呼び掛けてるわよね」
日本に災害が起きるたび、ライムは睡眠時間を削って避難を呼びかけていた。気象情報、避難所の情報、災害時の役立つ小ネタまで、バシバシと発信していく。
「ああいうのも広報の一環なわけ?」
「ということは言っていたな」
皆の前では。二人きりで話す機会があったときには違う理由を聞いた。実際は損得を考えていないという。とにかくケモプロに迷惑をかけるつもりはないから、やらせてほしいと。こちらとしても悪いことではないから断らなかった。それで誰かが助かる確率が上がるのなら、しない理由はない。
「そう。ま、結果的に役に立ってるならいいんじゃない? 無償でやられるより、利益があるからってことの方が納得できるし」
「そういう考え方もあるか」
「ま、とにかく言いたかったのは……アンタのとこの奉仕精神もなかなかのものだけど」
ナゲノは口元を覆うマスクのゴムをひっぱり、パチンと元に戻す。
「アタシもなかなかお人よしじゃない? ってことよ。……表、すごい騒ぎじゃないの」
「ナゲノには感謝している」
今日はケモプロチップスの発売日。多くのコンビニでは日付が変わったころから販売しているらしく、SNSには早々に売り切れの情報が飛び交っていた。……そう、売り切れていた。すでに、多くのコンビニで。ありがたいことではあるが、そのほとんどが少数による買い占めだったようで、欲しいと考えていた人たち全てにいきわたっていない。
そして、ここ。俺がバイトをしていたコンビニ。オーナーの好意でイベントをさせてもらえることになったコンビニに――人が行列をなしていた。
このコンビニは大きなビルの一階にある。一階から上はすべてスポーツジムの設備となっており、そのためジムが閉まる時間にはビル自体が閉鎖される。なのでコンビニも24時間営業ではなく、ジムが開く少し前に開店するようになっているのだ。
つまり販売イベントも開店後になる。そういう事情があって――売り切れ情報を見て、せめて一袋買おうという人たちが、ずらりとビルの周りを行列しているのだった。商品搬入に対応する早番のバイトが出勤してそれに気づき、オーナーに連絡。すぐさま交通整理などに取り掛かったのだが、人手が足りない。
そこで助っ人として呼んだのがナゲノだった。付近に住んでいるケモプロ関係者だし、同じコンビニでバイトしていた経験もある。連絡を取ると、偶然にも早朝から近くを通りがかっていたということで、こうして中に入ってもらった。
「ま、オーナーには恩があるしね。ケモプロ関係者だから、頼まれれば無下にはしないわよ。ただ……分かってるわよね?」
「……何がだ?」
「分かれッ」
ナゲノは身を乗り出して俺の肩を掴むと、睨みつけてきた。
「チップス、せめて一袋はアタシにも買わせなさいよッ!?」
「……わかった」
◇ ◇ ◇
「道路にはみ出さないようにお願いしまーす」
「お金の準備をお願いしまーす!」
「はい300円のお預かり、おつりは84円になります」
コンビニ前に机を並べて、レジ2台で対応する。当初の想定ではチラホラと人が来て買っていって……というレベルの対応で、行列ができるとは思ってもいなかった。そもそも行列が待機できるスペースがない。気づいた時には客がビルや周辺施設をぐるぐると回ってしまっていた。
ビル側と相談し、地下駐車場を開放してもらって客を収容。そしてようやく販売を開始。とはいえ長い間駐車場を占有できないので、とにかく早く処理しなければならない。
「あ、あの、もしかしてふれいむ☆さん?」
「ハイハイいいから隣に行ってバカから商品を受け取って!」
「は、はいぃ!」
たまにナゲノに声をかけてくる客もいるが、相手をしていられないと流される。しょんぼりして横にずれた客に商品を渡すのが俺の役目だ。
「すまないな。本来ならもっとゆっくり対応したいのだが」
「ああ、いえ」
「めじろ製菓の新商品でもある。俺も試作の段階から食べているが、うまい。ぜひ完食してからの楽しみとしてカードを――」
「長いッ! 渡したらさっさと次!」
机の下で足を蹴られた。痛い。
とはいえ何も声をかけずに渡すだけというのも、イベントごととしては味気ないだろう。ナゲノに蹴られつつ、対応を重ねていく。
「追加来ました。これから数えて人数確認します」
「頼む」
その最中に短く報告を受ける。追加――流通に無理を言って他に回される予定だったケモプロチップスをかき集めてもらったものだ。イベント用に多めに用意していたのだが、どう見積もっても数が足りない。そこでなんとか追加できないかと画策していたのだが、間に合ったようだ。動いてくれたシオミと、そしてオーナーには頭が上がらない。とはいえ、行列全てにいきわたる量ではない。確実に人数を数えて、行列に「買えるのはここまで」と告げる必要があった。
「こっちは――」
足元の箱を数えて、開梱してある分が……。
「――残り62だ」
「わかりました!」
本来なら俺が頭を下げるべきなんだが、俺が手渡しするイベントだから手を止めるわけにもいかない。あとで対応してくれた店員に詫びなければ。
「通行人が通ります、少し開けてくださーい」
「ここで開封はご遠慮くださーい。受け取り後は解散するよう、ご協力お願いしまーす」
一部、道端で輪になっている客がいて、それを店員が散らしていく。うーん……交換会ができるように、広場でも借りてやった方がよかったかもしれないな……。
「はい次ッ」
「朝早くから来てくれてありがとう」
「あの、握手もいいですか?」
「少しだけなら」
「はいはい次!」
次のことを考えながらも、手渡しをこなしていく。そうこうしているうちに、行列の終わりが見えてきた。……さっき大量に駅の方に向かっていった人だかりは、買えなかった人たちかな……。
「ぴったりのお支払いありがとねっ、はい次!」
「いつも応援ありがとう」
「レアカードが出るおまじないかけてもらえます?」
「まじないというと?」
「バカ正直に取り合わない!」
などとやりつつ、ようやく行列の最後に――
「ん?」
スッと、俺と客のちょうど中間の距離でやりとりを見れる位置に、大柄な男性店員が立った。何か俺に用……というわけでもなさそうだが。
「はい、最後よ」
「ああ」
「よろしくお願いします」
言って目の前に立ったのは、真っ黒な女性だった。……いや服が黒い地味なワンピースでタイツも黒くて、ボリュームのある髪も黒でメガネも鞄も黒いとなると、真っ黒と表現していい気がする。顔と手だけだな、黒くないの。
見てる場合じゃないな。箱から最後のケモプロチップスを取り出す。
「長い時間待たせて申し訳ない」
「あの、オオトリさん」
チップスの袋を受け取りながら、女性がこちらを見て口を開く。
「その! 今お付き合いしている女性とかっていますか!?」
「はァ!?」
「いないが」
「ァァ!?」
ナゲノが二度叫んで、視線を俺と女性の顔の間で行ったり来たりさせる。
「それじゃ、今気になってる女性はいますか!?」
「たくさんいる」
「たっ、たくさん……!?」
カナやニシンの今後は気になるし、KeMPBのメンバーももちろん気にかけている。
「それじゃ、いっ、一番気になる方は……!?」
「今だとナゲ……ふれいむ☆さんだな」
「ええ!?」
「死ねッ!」
「ゴフッ!」
腹が。腹が……!
「違うから! いい、そういうんじゃないのよ、コイツは! 朴念仁というかとにかく色恋の話だとコイツは理解してないから! アタシとコイツはそんなんじゃないし、コイツに彼女はいないッ! 以上、解散! ありがとうさようなら!」
「あッ、は、はい……」
腹が痛い。
「はぁ……どうしてコイツはこう……」
「お疲れさん。相変わらず見事な攻撃だね」
「そりゃどうも。で、ツバモトさんはどうしたのよ、こんなところに突っ立って」
「彼女を警戒していたんだ」
「彼女って……さっきの、あの最後の子?」
「ああ。数量が確定して最後尾を決めたら、彼女が列の途中から順番を人に譲り始めてね。最後尾の人と交代したんだ」
「自分から最後尾に? 数え間違いがあったらどうするのよ」
「怪しいだろう? オオトリ君は今や話題の企業の社長だからね……暗殺の可能性を考えて見張っていたんだ」
「いや暗殺て……確かに全身黒ずくめでどうかなと思ったけど、ここは日本よ?」
「テロに国は関係ないよ。要人の暗殺に女子供を使うのはよくある手だ」
「……この人はこの人で……はぁ……」
ようやく痛みが引いてきた。ナゲノが大柄な男性店員――ツバモトと話して頭を抱えている。
「……ツバモトさんは俺を心配してくれたんだろう。ありがとう」
「オオトリ君もお疲れさん」
ツバモトの本職は傭兵だと聞いている。たまに日本に帰国してはこのコンビニでバイトしているのだとか。今回はちょうどその時期と重なったようだ。
「とにかく、みんなのおかげで無事にイベントを終えることができた。ナゲノもありがとう」
「ああ、うん……ま、当然よ。……その、ところで」
ナゲノはそっぽを向いて、目だけこちらに向けて問いかけてきた。
「えっと……あれよ。何? アタシが一番気になるって、どういうことよ?」
「それか……」
言わないとダメだよな。
「……すまん。実は確保するのを忘れていて、ナゲノに販売する分のチップスが一袋もな」
「やっぱり死ねッ!」
強力な打撃を、ツバモトは護衛してくれなかった。
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