ケモプロユーザーの活用事例

【ケモプロキャンプ巡り】初日! 青森ダークナイトメア・オメガ / ケモノプロ野球公式チャンネル 2018年10月1日投稿


(ネコ系ケモノの女子が野球場を前にしている)


『皆さんこんにちは、はじめまして! 砂キチお姉さんです! 今日はケモノプロ野球公式チャンネルにお邪魔しています! 普段は鳥取サンドスターズを熱く熱く応援する活動をしています! そのご縁があってこの番組のナビゲーターをさせていただくことになりました! うおおお、案件動画イェーイ!』


(荒ぶる砂キチお姉さん)


『はい、進めます。えーとこちらの番組、「ケモプロキャンプ巡り」はですね、ケモノリーグ6球団のキャンプを10月の期間中、ぐるぐる巡って紹介していこうと! そういう番組になっております! 気になる選手の練習の模様や、新人選手たちの様子が見れるかもしれませんよ! もちろん、今すぐケモプロにログインして自分の目で確かめるのもオススメですが!』


(公式サイトやゲームクライアントの情報などのテロップ)


『さてケモプロのキャンプはどこでやるの? という疑問がまずあるかもしれません。なんたってケモプロは全天候対応! 一年を通して野球をやれる夢のような世界ですからね! 現実のプロ野球では、寒くてやってらんないぞって時にキャンプをするので、南の暖かいところ――宮崎県、沖縄県、果ては海外……昔はハワイなんかにも行ったそうですね? お姉さんの知らない時代ですけど。まあ、なんだかリゾート地みたいなところでやっているわけですよ』


(日本地図を出して解説する砂キチお姉さん)


『ちなみにプロ12球団の本拠地はこうなっていて……冬にこんな場所でスポーツできるかって話なんですけど、地元ファンとしてはちょっと寂しいですよね? はい、そういうわけで! 前置きが長くなりましたが、ケモプロの今年のキャンプ地は――地元で~す! イェーイ! ぶっちゃけて言うとユーザー側は別にどこであろうとすぐにアクセスできますけどね!』


(ぶっちゃけお姉さん、というテロップ)


『電脳カウンターズだけ最近できた「電脳県」っていう天空都市みたいなところなんですけど、そこは後のお楽しみと言うことで。さ~、番組初日の今日お邪魔する球団は! 鳥取――じゃなく、チーム名も新たになった青森ダークナイトメア・オメガを特集します! 場所はここ、ダークナイトメア・オメガ・ボールパーク! 長いッ!』


(遠景からボールパークの紹介が入り、砂キチお姉さんに戻る)


『はい。パークと言っても公園とか遊園地ってわけじゃなくて、食事処とかレジャーとか、いろんな施設がくっついてる感じです。ダークナイトメアの選手もよく利用していますから、オフの様子をウォッチするのにもオススメの場所ですよ~! はてさて、見慣れた場所ではありますが! 全体練習が始まるのは今日からと言うことで! そろそろ寮から選手たちが移動してくる――あ、見えました!』


(選手寮からぞろぞろとケモノ選手が歩いてくる)


『先頭を歩くのは兼任監督の砂林すなばやし黒男クロオ選手。いや~、チームカラーの黒ジャージが似合ってますよね~。それからそれから黒枝くろえだロロちゃんと――んんッ!?』


(カメラ、一部の選手に寄る)


『は……ハギル? ジャック? ノヴァク? えっ、何その格好……なんで……マントを?』


(黒マントを羽織る一部集団)


『……ぼ、防寒、ですかね~? とっ、とにかく! 急いで移動しましょう! アップデートで追加された機能! そう! ケモノ選手との交流をするために! 指定エリアに移動~!』


(練習場入り口前に切り替わる)


『おおっ、朝早いのに結構ユーザーさん集まってますね~! ……よし、場所取れました! えー、ここがケモノ選手たちと交流できるスポットのひとつです。握手かサインを選手にお願いできるんですよ! ちなみに握手だけなら無料! こうやって立って……近づいてくるお目当ての選手に、熱視線ビーム!』


(砂キチお姉さん視点に切り替わり、選手にビームのようなものを当てる)


『このアピールビームに気づいてもらって! 選手の機嫌がよければ! 寄ってきてアクションしてくれるっていう仕組みなんですが! くう、意外と当て続けるの難しい? げ、ゲーム性ありますね。えー、ちなみにこうやって色紙とかボールを装備しておくと握手に加えてサインもしてくれます。ロロちゃん気づけ気づけ~! おッ……あ?』


(一瞬ロロからビームがはずれ、ウシ系男子に当たった瞬間、その選手がすごい勢いで近づいて握手してくる)


『こ、湖森こもりヨウスケ選手……一瞬で来てくれるとか軽……あ、いや。ああ、どうも。わ、わ~い、サインもらっちゃいました~。えっと……こちらは視聴者プレゼントとなります。企画ですのでね! ケモプロ公式ツイッターの該当ツイートをリツイートで応募できます! ぜひご応募くださ~い!』


(告知の間ずっと握手されている砂キチお姉さん。しばらく後、野球場内部に場面が変わる。一列に並ぶケモノ選手たちと、それを見ているケモノ選手たちの集団)


『はい! こちらでは今年入団した新人選手が集合しています! 黒男兼任監督――と、面白がってついてきた選手に挨拶するようですね。ドラフト順に並んでいる? いますね~! じゃあ一位からですね。めっちゃ自信満々なこの子が、ドライチの雪道ゆきみちルーク選手です。アメリカアカシカ……要はでっかいシカですね!』


(胸を叩いてルークは名前、出身校、ポジションを告げ、一歩下がる)


『……あ、それで終わりなんですね。憧れの選手とか好きなアイドルとかの発表とかはなく。ん~、そっか、よく考えたら新人は獣子園中しか起きてないんでしたっけ。それじゃプロを見たこともないわけですね。そりゃあ自己紹介が短くもなりますか。まあサクサク行きましょう。次がドラフト二位、草坂くささかスナ。いやあ見事なチベスナ顔……――』


(自己紹介に合わせて選手名を紹介していく砂キチお姉さん)


『最後がドラフト八位、マンモスなのにスモールな女子、凍土とうどナガモちゃん。メガネがキュートですね~。ルーク、ヨウヘイ、ナガモちゃんの三人は同じ高校出身なんですよね。やっぱり仲がいいんでしょうね~、さっそく始まる練習でも固まって……あれ?』


(ヨウ平とナガモ、および他の新人は集まって練習を始めるが、ルークだけ先輩選手たちに混ざっていく)


『お、おぉ。ドライチは特別待遇ですか、黒男兼任監督? いや心なしか先輩方も戸惑っているような? うーん?』


(ヨウ平とナガモ、積極的に先輩に絡んでいくルークを遠目にチラリと見て、練習に戻る)


『……とと、とにかく練習が始まりましたね! キャンプということで一軍二軍関係なしに出てきますし、紅白戦も積極的に行われるとのこと! 普段の試合では見れないレアなシーンが見れそうです! 今日は流れの説明ということでこんな感じですが、次回はぐぐっと練習風景なんかに注目していきますよ~! おったのしみに~!』



 ◇ ◇ ◇



【検証】ケモプロでTRPGオンセできるかやってみた【サビビビ!】 / ツミサイ太郎 2018年10月10日投稿


(廃墟のような汚れたコンクリートの壁、その中心にある大きなテーブルを囲んで四人のケモノアバターが座っている。サイ型アバターの男が主体となって話し始める)


サイ:どうもー。ツミサイ太郎です。えー、今日はですね、3Dの動画を撮影してます。簡単にVtuber配信ができると噂のツール、ケモノプロ野球でね。


イタチ:えっ、チャットツールでしょ?


ヒョウ:3D動画撮影ツールじゃないの?


サイ:はいはい黙って。まあー、野球見なくてもいろいろできる面白いゲームですよね。3D映像作品とか作ってる人もいるし。そんなわけでね、僕らもちょっとやってみたくなったわけですよ。ケモプロをね!


イタチ:野球見ないけどね!


ヒョウ:君だけだよね野球見るためにケモプロはじめたの。


ラッコ:そうだよ。このマイルームのセッティングも僕がやったよ……めっちゃ時間かかった。


サイ:感謝感謝。えー、まあキッカケは二つありまして。まずVR図書館と電子書籍ストアとの連携ですよね。まずVR図書館で使える『VR Book Controller』が、図書館と連携してるケモプロでも使えるんですよ。


イタチ:コレね!(本型コントローラーの画像を振り回す)


ヒョウ:コレコレ(何かの本のアイテムを振り回す)


サイ:で、そこにある本棚と電子書籍ストアが連携していて。


ラッコ:(本棚を壁の中から出して)これね。見た目のために壁に埋めてるけど(戻す)


サイ:そうすると電子書籍ストアで買った本が、ケモプロの中でもコントローラー使って読めるっていうことです。これが一点目。そして二点目が――麻雀ですよ、皆さん。まあ自分は麻雀分かんないんですけどね。麻雀には何があるかと言うと――


イタチ:サイコロ!


ヒョウ:言われた(笑)


サイ:クッソ。まあ、とにかくですよ。本とサイコロがあれば、我々アナログ者がやることといったらひとつ! TテーブルトークRPGですよ! ということで今日はケモプロでTRPGをやるっていうことに挑戦して、動画を撮って、配信しようと思います。編集は――


ラッコ:グダった部分カットだけにさせて。


サイ:ということでほぼノーカットでいきます(笑)さて、麻雀で親を決めるために使うサイコロは二個なわけで、2D6サイコロを二個振る系のルールブックしか使えないわけで。


ヒョウ:しかも電子書籍で売られてるやつね。


イタチ:なかなかないんだよなあ。


ラッコ:まあ色々事情があるんでしょ。第一に検索性だと思うよ? 自炊自分で本をスキャンしたことあるけどPDFでスワイプするのしんどかったし。でもその点は、本コントローラーの登場で解決したと思う。


サイ:完全に本だよねこのコントローラー。っと、話がそれたけど、今日使うルールブックは、あらゆる金属を食らい尽くす錆に襲われ文明を失った世界で生き抜くポストアポカリプスTRPG、『サビビビ!』です!


イタチ:イェーイ!


ヒョウ:物理で持ってるのにこのために全員電書で買いなおした!


ラッコ:回し読みできないことはないんだけど、全員持ってたほうが便利だからね。しかしHERBは地味に画質いいなあ。


サイ:ご協力感謝! さてサイコロの方ですが、麻雀卓……おや? 卓がないぞ~?


イタチ:棒読みがひどい。


ラッコ:雀卓そのままだとサビビビっぽくないので、大きいサイズの机の中に埋め込みました。中心付近をタッチするとこう……。


(ラッコ型アバターが手を伸ばして机の中心を触ると、その上に数字が表示される)


ラッコ:なるわけ。数字が飛び出してくれるのを応用しました。麻雀開始しなければサイコロは振り放題なんで。


ヒョウ:合計値なのがちょっと辛いなー。サビビビなら問題ないけど。


サイ:なせばなる! どうしても個別のサイの目が見たければ机に顔を突っ込むなり、見た目諦めて麻雀卓そのままにすればいいでしょ。そういうのも含めて、検証していこう! さあ、ケモプロでTRPGは遊べるのか! キャラは事前に渡したハンドアウト初期状況の解説で作ってあるよね? それじゃ、さっそくシナリオをはじめよう! ――GMゲームマスター、よろしく!


ラッコ:これで僕がGMっていうのがね……まあいいけど。それじゃあはじめようか――


(後略)



 ◇ ◇ ◇



【神アプデ】めちゃくちゃTRPGしやすくなりました【ケモプロ】 / ツミサイ太郎 2018年10月12日投稿


(木目の美しい家具を配置した、温かい印象を受ける部屋の中に、サイ型アバターとラッコ型アバターがいる)


サイ:どうもー。ツミサイ太郎です。いやその……二回目は投稿するつもりはなかったんだけど、なんか前回の動画を投稿した後、急に……。


ラッコ:TRPG用品の販売が始まったよね。


サイ:見られてるのかなと。あの動画、さんざんやりづらいとかその辺ギャグにしたから。いやでも、ほんと、そういう事情のアリナシは置いておいてですね。TRPGのオンラインセッション用ツールとしてすごい便利になったので、TRPGファンにはぜひ知ってほしいと! 急遽! 動画を作ることになりました!


ラッコ:前の動画でも、VR機器さえあれば無料でクオリティ高いアバターが使えて、リップシンク音声と唇の同期もされてるから、オンラインセッションを単なるボイスチャットでやるよりも『誰が喋ったのか』わかりやすくていいね、って話はしたね。


サイ:正直それがあるからTRPG動画撮ろうぜってなったところはある。


ラッコ:このリップシンク、人間の声以外だと反応しないんだよね。


サイ:ん? それが普通じゃないの?


ラッコ:普通の実装をしたらこうはならないよ。口から曲が流れたりペットの鳴き声が出たりするよ。なのにそういう誤認識してるとこ見たことない。あと声が前方向っていうか……背中向いて喋ると本当にそれっぽく……直接聞こえてるんじゃない感じに聞こえたり。野球ゲームなのにこんなところに力入れてるのちょっと頭おかしい。


サイ:おっ、おう。ま、まあまあまあ! とりあえず追加された機能を見ていきたいと思います! まずはなんと言っても、ダイス、サイコロ! ダイスセット一式というマイルーム用アイテム! なんとお値段は無料! 中身は、四面体、六面体、八面体、十面体、12面体、20面体、そして100面体! それに加えて自由面体! 数はそれぞれ千個まで!


ラッコ:やっぱ頭おかしい。


サイ:まあまあまあ! えっと、数と種類を指定してサイコロ振ると物理演算? で本当に転がって止まるんだけど、数値がそれぞれのサイコロの頭の上に出て、合計値も出て、ログにも記録されるという至れり尽くせりの仕様です。机の下に落っことしても大丈夫! 100面体がどの値が出てるかもハッキリ分かる!


ラッコ:ほぼ球体だからね、100面。自由面体は数学的にありえない正多角形だからモヤモヤした球みたいに表示されたけど。


サイ:基本の10色のカラーリングまでは無料で、クリアダイスとかメタルダイス、木製ダイスみたいなオシャレなテクスチャ? を追加しようとするとそれぞれ課金が必要ですが、とにかく、ダイスが充実しましたよということです。


ラッコ:漢数字ダイスのテクスチャがお勧めです。


サイ:君それリアルでも持ってるよね。自分は数がたくさん振れるのが嬉しいかな。


ラッコ:千個使うTRPGなんてひとつしか思い浮かばないんだけど?


サイ:ドラゴン倒そうぜ!


ラッコ:って言ってさっき振ってたよね? ……そういえば、あれ全部衝突判定とかしてるのかな……動きがそうとしか……ほんと頭おかしい……。


サイ:えー! 他には! スクエアマップとヘクスマップ、あとそれらに使えるメタルフィギュアと床、壁パネル、その他小物いろいろ! フィギュアにはステータスも設定できて、そもそもターン数管理とか効果時間の管理までできて……これ作りこみすごいですよね。やっぱり前回の動画を運営さんが見て……、ってのは考えすぎかな?


ラッコ:……まあ、一日で作る物量じゃないと思う。普通は。


サイ:しかしここまで充実してると、LARPライブアクションロールプレイ用のアイテム欲しいよね。当たり判定とかやってくれそうだし? そこまでじゃなくてもせめて、コスプレTRPG用にそれっぽい鎧とか魔法使いのローブとかあればなあ。


ラッコ:それ以上いけない。


サイ:? まあ、実際問題としては、これでいろんなシステムはできるようになったんだけど、TRPG関連書籍の電子書籍化が進んでないからルールブックが持ち込めない、ってことですかね。サビビビ! 以外だと……D&Dダンジョンズアンドドラゴンズベーシックルールとかの無料配布系ぐらいかな?


ラッコ:これを機に電子書籍化してくれるといいね。前回の動画も伸びてるみたいだし、ブームがくればワンチャン?


サイ:需要あったのかな? だったら嬉しいです。TRPGのオンラインセッションツールとして、ケモプロはすごく進化したと思います! 次回はぜひ、この快適なプレイ状況をお見せできれば! お楽しみに!


ラッコ:野球観戦ゲームなんだけどね……?

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