【一日目】2018年ケモノプロ野球契約更改(後)

炎:――……以上で鳥取サンドスターズの契約更改は終了です! スナグチさん、お疲れ様でした!


砂:終わってみればそこまで波乱もなかったですね。クギネちゃんを面接してくれたスナニキグッジョブ!


炎:まあ……波乱は次からでしょう。次の契約更改に挑むチームは、電脳カウンターズ。球団オーナーが新しくオニオンインターネットとなりましたが、代理人として日刊オールドウォッチ編集長、ユキミトミオさんが登場です!


砂:おお~?


炎:コメントをいただいています。『今季の資金不足の責任は自分にある。最後にけじめをつけてからオニオンさんに引き継がせてもらう』、と。


遊:オニオンインターネットのカジヤマさんが出張で来れないというのもありますが。


炎:言わなくていいでしょ!?


砂:あ、ユキミさん出てきましたよ。


炎:……続いて電脳の選手の登場です。電脳カウンターズの一番の問題児にして、兼任監督。畜生アライグマこと、川軒下かわのきしたイグマです!


(丸々としたオヤジアライグマがソファにドガッと腰を下ろし、鼻くそをほじりながら机の上に足を乗せる)


砂:うわぁ……。


炎:……兼任監督、指名打者という立場のイグマ選手。長打率はありますが打率自体は五番打者としては平均よりやや下といったところです。


『やあ、イグマ君。こうして会えて嬉しいよ。握手したいところだが、それはできないそうでね。残念だ』


砂:おっと、ユキミさんはエンターテイナーですね!


炎:代表、ユキミさんの話はイグマ選手には通じているのでしょうか?


遊:音声はお互い通じているが、ケモノ選手たちに日本語は分からない。スタッフが翻訳して吹き出しにすることで意図は通じるが、こういう複雑な会話はまだ無理だそうだ。今回は契約交渉に関すること――野球に関することだけ翻訳をすることになっている。


『話は通じてないそうだけど、見てくれている人のためにちょっとね、説明をしよう。これが僕とオニオンさんで決めた年俸のリストだ。2018年シーズンで最多奪三振のタイトルを取った影家かげいえカズシマ君が一位。最多盗塁のタイトルをとった平土ひらつちトム君を二位。まあここから先は大差ないんだけど、四番を張ってくれている林上りんじょうクマサン君、抑えで頑張っている生目なまもくモノマサ君ときて、五位に君を置いたわけだ』


砂:ふれいむ☆さんはどう? この年俸順位。


炎:妥当だと思うわ。ユキミさんにしては普通ね。


『それで僕とオニオンさんの修正する前のリストがこれだ』


炎:うわッ……。


砂:これはひどい。


『イグマ君が一位、捕手の岩荒いわあらミカド君が二位、山裾野やますそのボアノリ君、草囲くさがこいフクオ君と続いて……カズシマ君やトム君、クマサン君は最低保証年俸になっているね』


砂:……どう思います?


炎:カズシマとトムが最低保証年俸っていう時点でありえないわ。一番やばいのはフクオが四位ってとこかしらね。シーズン中もスタメンを大草原だいそうげんバンバと変えろって言われてたぐらいだし……というか、上位陣は完全に……。


『上位にいるのは、君のいわゆる、取り巻きだ』


炎:……なのよねえ。


砂:よく飲みに行ってるとこのスクショあがってますよね~。


『実は査定担当が出したリストと、僕とオニオンさんで修正したリストはそう変わらない。中間にある、とコーチ陣による修正が入ったもの、それがこういう評価になっているわけだ。いや、見たときはね――ちょっと感動してしまったよ、イグマ。ケモプロのAIはここまで露骨に人間関係をもってくるんだなとね』


炎:電脳カウンターズはイグマ兼任監督を中心としたグループと、がっちり固まっている三熊トリオ、それ以外の群れてない連中……という感じの三派閥に分かれています。カズシマやトムはどのグループにも所属してないようですからね。


砂:でもトムとイグマって、確か草野球で同じチームでしたよね?


炎:河川敷ハウリングスも仲良しチームってわけじゃなかったしね。オフでの活動も増えたし、現チームで関係が確立したんじゃないかしら?


『さて、前置きが長くなったけど――言い分を聞こうか』


(イグマ、めんどうくさそうに喋り、アイコンが表示される。ユキミ、スタッフの翻訳を聞く)


『ふむ、監督業をしているからお金がほしいと。なるほど、君は選手兼任監督だ。選手としてプレーして、そのうえ監督業もする。その大変さは考慮するべきだろうね。しかし役割ということで言うと……君の出場は全て指名打者だね。守備をしていない分は他の選手より減額要素と考えていいと思うんだ。打撃成績もそこまでじゃあないし』


炎:もうちょっと打率か長打が欲しいわよねえ……。


『というかね、監督業を評価してほしい、と言うなら――昨シーズン四位に終わったことを評価しないといけないな』


砂:おぉっ……ユキミさん怖ぁ。


炎:ユキミさん、評価用バーを操作します……「評価しない」、ですね。


『僕はね、君みたいなやりたい放題で選手をえこひいきする監督もアリだと思ってるんだよ。そういうチームカラーも見ている分には面白いからね。ただ、監督ということなら財布事情は考慮して欲しいな。――スタッフさん、イグマ君に監督を降りるかどうか聞いてもらえるかい? 降りるなら――この程度は上げてあげよう。慰労金としてね』


砂:おおっと逆提案だ! ちょっとオイシイ金額になった!


炎:いやいやイグマにこの金額はないでしょ……え?


(イグマ、頭を掻いて舌打ちする)


炎:提案を却下……仕事が楽になって給料も上がるのに?


砂:監督を続けたい……ってこと?


『はっはっは。まあ断ると思ったよ。サービスが始まったばかりで皆あまり意識してないけど、イグマ君も今シーズンで35歳だからね。ダイトラがいなければ選手で最年長だ。肉体的にはもう衰えてきてるだろう?』


砂:そういえばそうでしたね。ダイトラは……46歳? うひゃあ。


炎:加齢による衰えはあるのよね?


遊:システムとしてはそうなっているし、体力測定の結果でも基本的に30歳までが成長のピークと出ている。イグマの体力測定結果は……これだな。


砂:重量挙げはキープできてるけど、反復横とびとか垂直とびとかが下がってますね。


炎:ダイトラを見るとほとんど変わってなくて、衰えとは? って感じだけど。まあ、一般的には衰えると。


『君たちケモノ選手は、現役を続行することが大きな動機になっている。だから君は生き延びる為に監督業を続けるしかない』


砂:うわ……黒ぉ……。


『そして監督の任命権はオーナーにある。さて、僕はイグマ君のキャラクターが面白いから監督を続けて欲しいと思っているんだけど……チームの財布事情は考慮してくれる気になったかな?』



(中略)



炎:はい。以上で電脳カウンターズの契約更改が終了です。ユキミさん、お疲れさまでした。


砂:いや~……終わってみれば全員言いくるめちゃいましたね。鳥取、電脳を合わせても年俸が上がった選手いませんよ。スナグチさんもユキミさんも有能ネゴシエーター?


炎:フクオに「浮気をばらすぞ」って言った人をネゴシエイターと呼びたくはないけど……まあそれ以外は、そうね。二人とも初めてなのにすごいと思うわ。事前の査定がしっかりしていた証拠かもしれないわね。あるいはまだ、ケモノ選手たちがお金を実際に使ったことがないから、かもしれないけど……。


砂:あ~、わかります! 初めてお給料もらったとき、それが多いのか少ないのかいまいちわからなかったり!


炎:人がいくらもらってるかなんてなかなか話題にならないしね……そういう意味ではケモノ選手たちは全公開されているから、比較できるのは幸いなのかしらね? ……さて、準備が整ったようです。本日最後の契約更改に臨むのは、島根出雲ツナイデルス、島根出雲野球振興会代表補佐、イルマハジメさんの登場です。


(イルマ、静かに部屋に入ってきてソファに座る)


炎:さて私たちツナイデルスファンにはいろいろ気になる選手が今回の面接対象になっていますが……まずはこの選手。ツナイデルスの抑え、ボウシテナガザルの木渡きわたりダンです。


(唇を尖らせたサル系男子が入ってくる)


砂:あー、成績に対して年俸が低すぎる気がしてたんですよ。


炎:さっそくセーブ数を根拠に出してきたわね。


『セーブ数が多いのは知っていますよ』


炎:「評価する」、に入りました。が提示金額は変わらずです。


砂:次は……四死球の少なさ? どうですか、ふれいむ☆さん。


炎:イニング数も少ないし普通だと思うわね。っと……イルマさん、「評価する」と。が、提示金額は変わりません。


『最後は何です?』


炎:ダン、最後は……これは、将来性、ですね。


砂:あー、ダンって今年で19歳でしたっけ! それでこの成績は伸びしろありそうですね!


『なるほど。ではこう答えさせていただきましょう』


(イルマ、静かに評価バーを操作し──「評価しない」、最低値を選ぶ。ダン、唇を震わせて机を両手で叩きつける)


『スタッフさん、シーンを彼に指摘させていただいても? はい。そうです。ゴールデンファイナルの第三戦、彼と半砂はんずなカリンさんとの対戦です』


炎:まあ、そうよね……。


(ウィンドウに試合の録画が映る。ダンはフォークボールを投げるも、急造捕手がまともに捕球できず、カリンに振り逃げを許す)


『もう君に発言権が残っていない状態で言うのも酷ですが……このシーン、君は捕手が取れないのを分かっていて変化球を投げましたね? このままでは勝つ見込みが少ないし、負けても自分の責任にはならないからと。このシーンに限らず、君は自責点がつかない状況やセーブがつかない状況では手を抜く傾向があります。勝利数0というのがその結果です』


砂:救援投手が勝ち投手になるには、負けか同点の状況で登板後に逆転しないといけないんですよね。


炎:その状態だと目に見えてやる気なくなるのよね、ダンは……。


『アラシ監督も後半は君の性格にあわせて、なるべく同点以上のシーンで出すようになったようですが……優勝の可能性がかかっているような試合でさえそのメンタリティというのは、まったく評価できません。……これが電脳さんだったら面白がったかもしれませんが、あいにく私たちは真剣に勝ってほしいと思っていますので』


砂:う……なんか胸が痛い……。


炎:まあ、当然という感じよね。


『この点の改善を希望します。以上です』


砂:……ダン、黙って帰っちゃいましたね……。


炎:これで改めてくれるといいんだけどね。さて、次は鈍足ショートこと、黒ブタ系金髪ギャル、土屋つちやドーラ……──



(中略)



炎:──……さて、注目の四人目です! ファンからの要望も多かったツナイデルスの正捕手、イケメン・アルパカ、高原たかはらルーサーが登場です。


砂:いやーファンの要望に応えてくれるとか、さすがイケメンですねー。何を聞いてくれるんでしょう?


炎:でもルーサー、イルマさんからの呼び出しじゃなくて、年俸に異議があって来てるのよね……。


砂:えぇ……ラビ太、マテン、レイに続く第四位なのにですか? 意外と自信家だったんですね。


(アルパカ系男子、ルーサーが部屋に入ってきてソファに腰掛ける)


『君に対してはだいぶ評価していると思うのですがね……さて、何が不満なんでしょうか?』


(ルーサー、グラフを表示する)


炎:これは……チーム内の捕手たちの出場回数の比較ね。


砂:こうして見るとかなり欠場してますね~。ギリギリ正捕手かな? って感じです。二位ダイトラで、一回だけウルモトがいますね。


『? ……確かに君が捕手の中では出場回数が一番多いですが……欠場が多いことは不幸な事故のせいと考えて考慮していますよ?』


炎:イルマさん、「評価変わらず」です。


砂:ルーサー、意外と交渉べたなんですかね?


炎:初めての交渉だし……と。次に出した表は……対東京セクシーパラディオンとの対戦成績?


砂:島根は東京に対して、2倍以上の勝ち星ありますよね。ほんと島根は東京キラーって感じです。ええっと……勝ち星の三分の一はルーサーが捕手のときですね!


炎:負け星はダイトラと半々ってところかしら。特にシーズン前半、ルーサーは東京戦に出れてなかった印象ね……怪我で。


砂:強敵を倒したんだぞ、ってアピール……かな? いちおう勝ち越してますしね~。


『そこまで細かい記録は見ていませんでしたが……印象通りということで』


炎:イルマさん、「評価変わらず」。ルーサー、次が最後の提示です。


(ルーサー、ウィンドウを提示する)


砂:これは……ドラフト順位?


遊:2017年。ケモプロ開幕前、一番初めに行ったものだな。


炎:一年前なのにすでに懐かしいわね。ドライチにダイトラ、ドラナナにラビ太……今見てもありえない……。


砂:ルーサーはドラフトにいないですね?


遊:ドラフトで選ばれなかった選手たちは、ランダムで六球団に振り分けたんだ。その中の一人だな。


砂:なるほど。で……。


炎:で……。


『……? 何を言いたいんです?』


炎:そうなるわよね……。


砂:ドラフトにかからなかったけど、中心選手になったぞ、ってアピール……とか?


炎:遠まわしなオーナー批判ね……。


『……申し訳ありませんが、意図がよく分かりませんね。残念ですが』


炎:「評価変わらず」。ルーサー、席を立って出て行きました。


砂:う~ん。詳しい説明を聞けないんでしょうか?


遊:詳細を聞くのは難しい。こちらとしてもなんでああ言ったのかは完全には分からない。年俸に不満があって、根拠のうち大きいものがあの三つだったということしか。


炎:ま、切り替えていきましょ。どう考えたって次の選手の方が謎よ。さあ本日最後の選手です。島根出雲ツナイデルスの第二捕手、山茂やましげみダイトラの登場です!


(ダイトラ、扉を開けて入ってきてソファ――を通り過ぎて机の向こう側へ)


炎:ちょっ?


(ダイトラ、透過ボードの後ろに行ってしまったことによりイルマの姿を見失い、辺りを見回す。来た道を戻り――透過ボードをじろじろ覗き込んでからソファに座る)


砂:あー、びっくりした。ああいう動きした選手は初めてでしたね~。ガンつけにいった、とか?


炎:だとしたら畜生アライグマより行儀悪いわね……。さて、ダイトラは島根出雲ツナイデルスで唯一、年俸に不満があっての直談判ではない、面談枠です。イルマさんが果たして何をこのダメ虎に聞いてくれるのか注目です。


『こんにちは。シーズン中はよく頑張ってくれましたね。さて君に対してはファンからたくさん質問が来ているのだけど、まずは私の質問からさせてください。ダイトラ選手は――監督をする気はありませんか?』


砂:おおっ!? ダイトラ監督誕生!?


『もしくはコーチ、スカウト。どれも兼任でも専任でも構いませんが……いかがでしょう?』


(ダイトラ、口をもごもご動かしながら唸り――拒否の吹き出しを出す)


『そうですか。獣子園を熱心に観戦していたし、ブルペンに入るのも好きなようだったので、興味があるのかと思ったのですが……まあ年俸に不満がないということなので、特に仕事を変えたいわけでもないのでしょうね』


砂:あらら。ふれいむ☆さんはどうでしょう? ダイトラ監督!


炎:アラシ監督の忖度采配もどうにかしてほしいけど、ダイトラの謎采配が振るわれるよりはマシだと思ってるわ……。


『ではここから先はファンから要望いただいている質問を。キャッチャーフライの捕球率、盗塁阻止率が低いですがなぜですか、とのことですが……』


炎:聞きたい!


『ああ、そういうあいまいな聞き方は難しいですか。では適当にそういうシーンを選んでいただけますか?』


(しばらくして両者の間に動画が表示される。高く上がりバックネット間際に落下するキャッチャーフライを座って見送るダイトラ。一塁走者が盗塁したのに二塁へ送球しないダイトラ)


『それぞれ、捕りに行かなかった理由、投げなかった理由をお願いします』


(ダイトラ、じっと動画を見てからフンッと鼻を鳴らす)


炎:キャッチャーフライは……追いつけないと判断した? いやいやあれは間に合うでしょ……? 盗塁に対処しないのは……ショートのドーラが間に合わないから?


砂:えぇ……セカンドのイブヤちゃんが行けばいいのでは?


炎:ッム……このシーンに限っては……バントの構えだったしショートがベースカバーに入るべき……だけど……ッ! じゃあ他の時はどうなのよって話で!


『ふむ。そういうものですか。では最後の質問を……』


炎:イルマさん! 違うの! もっと突っ込んで聞いてぇ!


砂:イルマさん、ルールは詰め込みましたけど、いまいち野球のセオリーみたいなのは苦手ですよね。


炎:うっ……うっ……貴重な機会が……いや、ヒーローインタビューでなら……選ばれるわけなくない?


『最後は……あなたと他の選手の関係を聞くような質問が多かったのですが、最多のもので。私も、先ほどのことがあって気になってきましたし。――ルーサー選手について、選手評を教えてください』


砂:おっ。ルサ×トラ、クル?


炎:さっき謎交渉をしていったルーサーね……。


(ダイトラ、首を捻ってから吹き出しを出す)


炎:打撃成績がいい……肩も足もある……べた褒めね。でもそういうことが聞きたいんじゃなくて――


『――あなたと比べると、どうですか? どちらが捕手として上か』


炎:そう! それよ!


砂:気になりますねえ!


(ダイトラは鼻を鳴らすと、ウィンドウに資料を複数表示した)


砂:これは……ルーサーも出した出場回数の?


炎:それに出場時のチーム勝率と、打撃成績と、守備成績。それから年俸。……守備率以外は完全にルーサーが上ね。つまり――


『あなたの評価では、ルーサーさんの方が上、ということでいいんですね?』


(イルマの頭上に表示される吹き出しに頷いて――ダイトラは立ち上がり、部屋から出て行く)


『……そういうことのようです。では、私の出番はこれで』


炎:……はい、イルマさん、ありがとうございました。


砂:うーん。なんかダイトラ、当然だろ、って言いたそうでしたね?


炎:いや私も当然だろと思うわよ。自分の方が上だって言うなら理由が聞きたかったけど……。


遊:ケモノ選手へのこういう質問は今のところ、契約更改の時だけと決めていて――


炎:わかってるわよ。ふん。まあいいわ。……コホン! さて、以上で三球団の契約更改が終了しました! 砂キチお姉さん、いかがでしたか?


砂:いや~、楽しかったですね! 年俸交渉、というか面接がメインだった気がします!


炎:誰一人年俸に変更なかったものね……まあ、明日に期待しましょう。金満三球団こと、青森、東京、伊豆の三球団の契約更改は、明日同じ時間から開始します! ぜひご覧ください!

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