第48話 触れた 鼓動が呼び覚ます
伊邪那美家の対魔士である私、伊邪那美祭羽はある世界を閉じる組織と戦う女の子と学園武闘祭の準備のさなか出会うことになる、そしてその出会いが私の運命の歯車がゆっくりと動きだすきっかけとなった、霊羽の連絡で妖怪ではないまた違う怪人らしきものが学園に侵入したという連絡を受け、私は対魔士として公園にむかった、そしてその公園はまるで別の世界に侵食されるかのようにキノコがあたり一面にはえていた、私は思わず「どうなんてんの?これ?」と言った、それもそのはずで私自身が状況が理解できないどころかどいうことなのかもさっぱり理解ができていないからだ、キノコの怪人がキノコのミサイルを私めがけて撃ってきた、私は本能で炎の斬撃を次々と放ち、キノコのミサイルを爆発させた、そしてさらにキノコのミサイルを撃ってきたキノコの怪人はどことなくだが下級妖怪とも違う雰囲気を確かに放っていた、キノコの怪人が私に飛びかかってきたその瞬間、光弾がキノコの怪人を火花とともに地面に激突させた、私は思わず振り向くとグラビア顔負けのスタイルの深紅の髪と紫色の瞳の彼女は胸元の青色の宝石に赤色と青色のセーラースカート、青色に縦の赤色のラインが入ったニーハイソックス、胸の部分と両手と両足には金色の装飾が装着されていた、金色の装飾が装置であることを私は気づいていた、右手にはカバーに3つの銀河の力を宿したギアが入った金色と青色と赤色ブレスレット、ギャラクシーギアが装着されていた、そしてさらにキノコの怪人に対して彼女は「深紅の銀河のパワー!コズミックルビー!」とカッコよく名乗った、そして彼女の放つその鼓動に私はこの時触れてしまったのだろう、そしてその触れた鼓動が呼び覚ます、キノコの怪人は「それがどうしたキノコ!」とパンチを繰り出してきた、私は思わず日本刀に炎をまとわせキノコの怪人に火花とともに剣戟を次々と浴びせて一時は何とか退散させることができた、コズミックルビーはジャンプし私の目の前で光とともに変身を解除した彼女は私に「なかなかやるね〜あなた」と私の胸に拳を当てた、私は「それはどうも、私は伊邪那美祭羽、あなたは?」と名前を聞いた、すると彼女は「私、私は明星遥香、世界を閉じる組織と戦ってるんだ!」と明るく答えた、そして変身を解除した彼女の姿はまるでコズミックルビーに変身している時とはまるで別人だった、グラビア顔負けのスタイルに黒色の髪に、赤色の瞳、グレーとワインレッドの制服に黒色に縦に赤色のラインが入ったニーハイソックス、と霊羽たちに負けず劣らずの個性的な感じだ、彼女、遥香が言うにはあのキノコの怪人はキノコの世界を閉じこめた力を使っているらしくこのままいけばあのキノコの怪人の手によってキノコに世界を侵食されていまうということらしい、ともかくそうなれば世界の脅威となるのは明らかだ、陰陽師たちより先に対魔士である私が倒すしかない、特に安倍晴明は世界の脅威を感知する能力がある、今の私と遥香の実力で敵うとは思えないからだ、そう思っていると遥香は私に「私も学園武闘祭にはエントリーはもう済ませてあるよ、私のいる組織も実力不足だから」と事情はまだ会って間もない私に話してくれた、やはり世界を守るというのは楽な仕事ではないのだ、そう話して歩いている下級妖怪の化け狸を一匹引き連れてさっきに現れたキノコの怪人が私と遥香の前に現れた、私と遥香はお互いに下級妖怪の化け狸とそのキノコの怪人と背中あわせになりながら拳法と剣術で戦いながらも私はある決断をする、そしてそれは遥香のまえで私自身が変身するという決断だった、遥香に対して私はもう出し惜しみはしない、この鼓動にも嘘はつけないと感じていたからだ、そしてお互いに背中あわせになった後、日本刀を構えて遥香に私は「私も出し惜しみなしで化け狸を倒しにいく!あんたも全力であのキノコの怪人を倒しなさい!」と言った、その私の言葉に遥香は私に「言うねぇ、じゃあ互いに倒すとしましょうか!」と言った、そして私は下級妖怪の化け狸にむかい走りだし遥香もキノコの怪人にむかって走りだした、私は手にもった日本刀から炎の斬撃を繰り出し下級妖怪の化け狸がその炎の斬撃を防御した瞬間に私の身体を炎をまるで蛹のうように包みそしてその炎のなかから背中に赤色とオレンジ色の蝶が現れ私は変身を遂げる、遥香もキノコの怪人むかって駆け出しそして左手に装着したギャラクシーギアに音声入力で「コズミックビートチェンジ!」と叫び遥香の身体を紫色の光が包み全身を紫色の銀河が包みコズミックルビーに変身を遂げた、私は下級妖怪の化け狸に剣戟を火花とともにくらわせコズミックルビーとなった遥香もキノコの怪人に紫色の光をまとわせストレートパンチをくらわせて吹っ飛ばした、そして私に見せた変身した姿こそがコズミックルビーの3つのタイプのうちの基本タイプであるコズミックルビーギャラクシータイプだった。
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