第14話 知恵と勇気を掴んで

学園戦争が始まってもうどれくらいたっただろうか?俺、鴉黒斗とそして武蔵十夜のもつその精霊をその身まとうことで変身できる能力は幸いにも戦争をけしかけてきた相手の学園には気づかれいなかったが、その能力を武蔵十夜が使うタイミングがとうとうきてしまった、十夜は軽々とその身体を吹っ飛ばされ倒れなんとか立ち上がったが戦っている生徒は木刀を使っているようだ、十夜の日本刀の剣さばきまでも読みきっているうえに風の精霊の能力でどうやら肉体を強化しているらしい、木刀で十夜の身体を斬りそのあとに足技で蹴り飛ばしている、そのぶん十夜の方が明らかに疲労がたまっているようだ。

十夜は「とうとうこの力を使うことになるなんて」と言った、そしてその言葉は何より十夜にとっては変身する決意の現れだった、戦っている生徒がその手に木刀を振り上げたそしてその木刀を日本刀で防ぎ横十字に斬りつけその生徒を炎の斬撃で吹っ飛ばして倒れさせるとその横十字の炎の剣戟は制服の胸の部分におさまりそして炎が十夜の身体とそのまわりとりかこんだ、そして十夜の背後に炎の精霊が顕現した、そして十夜の身体におおいかぶさりそのまま精霊の鎧となり十夜のその制服と身体に装着されたその精霊の鎧は腰のセーラースカートの部分に赤色マントのローブが装着された、胴体の中心の鎧は白色左半身の鎧は銀色だった、十夜の変身能力は精霊を最大で3体その身にまとって変身することができるのだ、そのぶん能力の特性も振り幅も非常に多いし個性も豊かだ、ただそれだけではないその身にまとう精霊のその知恵と勇気すらつかむことができるのだ。

炎が舞うなかから変身し姿を現した十夜はこう言った「物語の結末は私が決める!」と

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