第4話 革命=リべリオン!

俺たちはお嬢様キャラこと風紀委員会長に苦戦をしていた。

というのも鞭はリーチがながく格闘術では手のつけようがないのだ。

「降参してもよくてよ?3人とも」と余裕の風紀委員会長。

十夜は「黒斗  わたしが切り札になれる  鞭さえなければ

会長は防ぎようがない。  それに天音なら」と十夜が策をたててくれた。

「よし  イチかバチかだ  のるぜ」とおれは返事をした。

「はぁぁぁ~」と俺と十夜は駆け出して行った。

「甘いですわ!ふッ!はぁッ!」

鞭の直撃を俺はガードで十夜は刀で防いだ。

天音は「そこだッ!」と木の精霊の力を借りて鞭の放たれた方向に樹木を生成した。

みごとに鞭は木に絡まり構えられなくなった。

「そ・・・・そんな」

俺は「決めるぞッ!」と叫んだ。

天音と十夜は「おうッ!」と返した。

まずは天音が「鶴咲流 武術! 五のかた! 轟龍!」と叫び気合とともに

気を流し込んだ。

鞭を持っていた手は鞭を放し。身体は宙を高く吹き飛んだ。

そこで俺は構え。

呼吸を整え。

「奥義!漆黒の鷹!」と叫び気とともに拳を腹に決めた。

さらに吹き飛んだ風紀委員会長は落下とともに

監視システムを破壊した。

立ち上がった会長は「ま・・・・・まだですわ」といいながら身体は立ち上がるのがやっとの状態だった。

ゆっくり歩く十夜は「我々は   殺すつもりはない  協力してくれとも言わないさ

まずは風紀委員のシステムそのものを変える。

会長  あなたを倒して  わたしはわたしを変えるッ!」と宣言した。

「やあああぁぁぁぁ~ッ!」と拳を握る風紀委員会長が十夜に向かって

駆けていく。

十夜は深呼吸し。

「武蔵流剣術  一のかた」といい次の瞬間。

2人がすれ違った。

十夜は刀を構えたまま。

会長は拳を握ったまま。

だが・・・・・・天音が「見て!会長のほう!」と叫んだ。

会長は意識を失っていたのだ。

「雷鳴のかた」といい十夜は刀をはらい刀を収めた。

おれは「一瞬で意識を・・・・・・おまえすごいよ」と

言った。

十夜は「っさ!始めるぞ  これで風紀委員にわたしたちに刃向うものはいないはずだ。」

会長はそのまま倒れ  対する十夜は無傷   

彼女の強さを俺は痛感した。

この事件の二日後  風紀委員は改革され   新生風紀委員が設立された。

これで実質学園のシステムに反抗したこととなる。

俺と天音がなぜか会長好かれ強引に風紀委員に入れられたのは不服だが。

十夜と天音の関係がよくなった。

これはよろぶべきことだ。

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