難しい……。
　一話完結は難しいですよね。これ以上の更新がないために、一度読まれないと永遠読まれませんから。
　だから皆さんやりたがらないんでしょうけど、これはよく頑張ったと思います。
　ただ、こういう状況察して系統と申しますか、実はこういうのが隠されてて系統にしては、説明が無さ過ぎるかと思います。ただ女子が桜の木を目指して走り抜け、気付けばそれは幻で。
　初見、何が何だかわかりませんでした。状況の説明も何も一切なし。初見ですべて察せられたら、それはもう根っからの読者です。
　おそらく、そんな一握りの人間にのみ理解されたいとは思っていないはず。これが少数向けでなく万人向けだというのなら、初見でも理解できる状況説明をしませんと。
　ショートショートなので仕方がないですし、最後にドン！　とインパクトを残したいのもわかりますが、説明しなさ過ぎはインパクトどころか？を残すのみです。
　今後は詳しい状況説明を――例えば、最初に女の子とかけっこしていた他の子の所在は？　とか。
　そういうところに少しだけ気を配ると、わかりやすいと思っていただけるかもしれません。小説は字だけの媒体です。字だけで想像させないといけません、それをお忘れなきように。
　長文失礼しました。