先へ進んだら突然バッドエンド
回答日:2102年5月24日
タイトル:竜神の都と勇者の森
ジャンル:RPG
機種:PC(フリーゲーム)
発表年:不明(2020年前後)、サイトの仕様により2099年までダウンロード可能だった。*ゲームサイト自体はウェブアーカイブて閲覧できますが、ダウンロードはサーバーが死んでいます。
質問:
中ボスらしき敵を倒したら、そいつがいた部屋の奥に道ができたので先へ進んだら、突然、全滅したときの音楽が流れだしてイベントが始まり、パーティ全員死んでバッドエンドになりました。なんなの!?
回答:管理人
その通路を進もうとしたときに、倒したボスがなんかしゃべりませんでしたか?
その前までに、「勇者の鎧」「勇者の盾」「勇者の兜」を所持していると思います。残る「勇者の剣」と「勇者の杖」を入手してから進んでください。
剣と兜と杖についているのが、ボス「アスパーダ」のセリフにあった三種の宝玉です。セリフ飛ばし過ぎたんじゃないですか?
『アスパーダ』のセリフから、
・こいつはラスボスとなる『昏き宝玉』を昔封印する担当だった
・自分が倒されて徐々に封印が溶ける
・封印が解けきるまで『昏き宝玉』も居城から出てこれないが、逆に外から入ることもできない。
・封印が解けたら『昏き宝玉』の力が戻り、汚染が元通りになり人間は近づけない。無理に入っていくと死ぬ。
・こいつは封印の際、勇者の装備と同じ種類の宝玉を世界中から探して身に着け、それによって汚染された場所に入っていくことができた。
出会う前の出身村の人と話すとわかる通り、宝玉の力が足りず、彼は完全に汚染を防ぐことができなくて、魔物(中ボス)になってしまったわけです。
この作品は、一見ただのフレーバーと思わせつつ進行に必要となる情報盛りだくさんでした。古代の伝説の神(の代理や子孫)とか、ラストダンジョンにばんばん出てきますし、人間側の伝説と各地に散らばった種族の伝説が、どんどんつながっていく様は圧巻です。
エンディングの分岐は、ラストの選択肢以外に、伝説に出てくるアイテムの入手や、ボスとして戦わない中立や仲間側の神との遭遇の有無や数で変わります。
これからは、マッピング以外でもメモをとるなどして、じっくりどっぷり、神話の世界にハマってくださいね!
おまけのゲーム説明:
多島世界エアリアは、かつて一つの島と一つの海を持つ星だったと言われている。星を作った神々は急速に繁栄する知的生物たちを問題視し、島を引き裂き、しもべの竜をあちこちに住まわせた。そして時折天変地異を起こし、竜に襲わせ、人間やそのほかの種族たちが発展するのを抑えていた。
何千年もの歴史の間にただ一人、元の一つの島の中央にある世界樹ユグドラシルを上り、天上にたどり着いた勇者がいた。彼は神々に、せめて竜に人間を襲わせるのをやめてほしいと願い、その代償として命を差し出したと言われている。
それから500年後。再び竜が人間たちを襲うようになった。勇者の出身村の人々は話し合い、候補として若者たちを旅に送り出した。島々を巡り、再びユグドラシルの頂にたどり着く者が現れることを願って……。
SFチックなメカや現代文明もない、ファンタジーRPGです。島を巡りながら勇者の旅をなぞるように冒険をしつつ、神話の真相に迫っていきます。マルチエンディングで、サイトで発表されていた限り10(9つ+隠し)パターンのエンディングがあるそうです。
ゲーム攻略&質問サイト 『最後のほこら』 朝宮ひとみ @hitomi-kak
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