第9話

 収穫はあった。確かにあったのだが、副作用もあった。

 あれ以来、レモンサーカスの面々が入り浸るようになってしまったのだ。

 間の悪いことに、学校は夏休みだ。先日は登校日に合わせたオフだったらしい。

 なぜか事務所へ行く前に、朝から顔を出す。仕事の合間に立ち寄り、夕飯を食べて帰る。

 彼女達からすれば、作曲作業の見学というか、参加という名目に則っているのだろうが、奏一の精神力は削られていく一方だ。

「カナ、Tシャツと下着貸して。ベタベタで気持ち悪いー」

「アミって汗っかきだよね。ついでにシャワー浴びてきたら?」

「そうするー」

「カナー、ケーキ焼けたでー。恵美さんレシピ最強やな」

「カナ、ユナが来るまで、一狩り行こうぜぃ」

 こんな会話を交わされては、奏一が嫌と言えるはずもなく、ワチャワチャした賑やかな中、作曲するしかないのであった。

 先日デモ録りした曲は、カップリングとして採用されたが、メインタイトルが残っている。奏一は、難解な思春期女子しまくった歌詞に苦戦していた。

 何が言いたいのか分からなければ、曲の雰囲気も何もあったものではないのだ。

 特に女子高生の特殊用語が使われているわけでもなく、そうなるとネットで検索したところで、意味を成さない。

「さっぱりわからん……誰か解説求む」

 頼りの紗季は、「男と出掛ける趣味はねえ。お前は仕事してろ」という秀一と共に真下のところへ挨拶に行ってしまった。

「お兄ちゃん、大丈夫?」

 バサリと詩の束を投げ出した奏一に優しい言葉を掛けるのは、一人しかいない。「おお、妹よ」と縋りつこうとした、その時……

「なんや兄さん、困っとるん?」

「ボクで良かったら相談に乗るよ。聞くだけだけど」

「先生、このハーレムな環境で悩みなんて贅沢だよ」

 YUNAもマネージャーも居ない三人は、放し飼いの怪獣だ。見た目に騙されてはいけない。タイプは違うが、三者三様、YUNAも含めれば四者四様に超絶可愛い。だが、そ実態は、傍若無人なその無邪気さで無自覚に大人を破壊する女子高生無敵生物なのだ。

「早くユナを連れて来てくれ……いや、この詩の意味がわからん」

 一瞬、妄想の世界に逃げ込みたくなるほど、奏一の精神状態は追い込まれていた。

「ああ、オッサンには難しいかも知れんな」

「そうでもないっしょ。貰った二曲はバッチリだったもん」

「ティーンに囲まれてデレただけ? どれどれ?」

 紙束を回収した四人は、ソファで歌詞の検討を始める。

「ボクが書いたこれは、女子の応援ソングだね。大丈夫、キミは可愛いよ、頑張ってって感じ。こっちは男の子って、よくわかんないっていう内容」

「これは失恋ソングやろ。それからこっちと、それは離れ離れになるけど、忘れへんでって感じやな」

「これから告白するつもりだけど、勇気でないけど、でもするぞー」

「ユー姉のヤツは複雑だね。彼女がいる人が好きで、諦めきれないんだけど、友達で、笑ってるんだけど心で泣きながら、隣にいれるなら友達のままでいいって。明るくて切ない感じかな?」

「十月ならどれもありやろ」

「って感じらしいよ、お兄ちゃん」

 サクッと解説は終わり、奏一に紙束が返却された。

「はあ……ありがとう。頑張るよ……」

 奏一がそんな苦行に悟りを開こうとしていた頃、真下と対面する秀一の横に、不機嫌と不安が混じり合った紗季の姿があった。

 一通りの社交辞令も終わり、ここからが本番といったところだ。

 紗季は真下までの通行手形でしかなく、ここからは秀一のターンだが、この業界のイロハを知っているはずもない。下手をすれば、真下のいいようにされてしまう。だが、秀一が一筋縄ではいかない人だということも知っている。ここにいるのがなぜ、奏一ではなく自分なのか、紗季にはわからなかった。

「マリナから聞きましたが、コレクションを見せて頂いたそうで」

「若いうちに一流の物に触れておくのは良いことです。中々元気な娘さん達だ。あれから毎日のように顔を出してくれて、うちの家内と娘も喜んでいますよ」

「お騒がせしていなければいいのですが」

「いやいや、賑やかで楽しいものです。それに依頼された仕事でもありますからね」

 まずは、お互い探り合いといったところか。いや、真下が探っているだけで、秀一はデンと構えている。

「奏一君にはいつも無理な仕事を頼んでしまって、こちらとしてはとても助かっていますよ」

「あんな愚息でお役に立つというなら、こき使ってやってください。年内は忙しくさせて頂けるそうで、有難い限りです」

「年内と言わず、向こう数年はレモンサーカスにお付き合い頂きますよ」

「そこまでは……」

 苦笑いの秀一は首を振ってニヤリとした。

「あの娘さん達はすぐ曲を書くようになるでしょう。それともその先をお望みですかな?」

「そうですね。奏一君に、というよりはに、ですが」

 段々と、踏み込みが深くなってきたようだ。奏一では、こうはいかないだろう。

「ほう、うちのような出来立ての事務所に何ができますかな」

「それはご謙遜を……」

 これは化かしあいだ。紗季は、薄っすら笑っている二人が怖くなってきた。

「これでも社長の持っているリソースはつもりです」

「愚息とその嫁くらいしか思いつきませんな」

 惚ける秀一を相手に、先にカードを切ってしまったのは真下だった。

「いやいや、ギターのクラフト工房にも出資しておられるし、名立たるギタリスト達とも交流がおありだ」

「おやおや、随分とご存じですな。まあ趣味の範囲ですよ」

「奥様も含めれば、音楽というジャンルでの交友関係は相当にお広い。そんな方が業界に切り込んでくるとなれば、まあ気にはなるというものです」

「これは随分と可笑しな方向で警戒されてしまいましたな。出てくるタイミングを間違えましたか」

 飽くまでも惚けた秀一が、ここでハッキリと空気を変えた。

「特に何をするという気はないんですがね。ただ、家族とそれに連なる者を守りたい。それだけのことですよ」

「ぜひ、その連なる者の輪の中に入れて頂きたいものです」

「ご謙遜を。うちなんて吹けば飛んじまいますよ。長いお付き合いを頂けそうですし、今後ともよろしくお願いしますよ」

「こちらこそ」

 がっちりと握手を交わして、その日の対談は終わったのだった。

 帰路、秀一の運転するヴェルファイアの助手席で、紗季は会談の様子を思い出して身震いした。

 真下と互角以上に渡り合い、半ば脅しまで掛けておいて、長期的な仕事の下地も整えてしまった。この義父はいったい何者なのだろうか、と思わずにはいられなかった。

「あの、お義父さん……」

「おう、前から頼んでたんだけどよ、やっと昨日納車されてな。墓参りに間に合って良かったぜ」

「いえ、そうじゃなくて……」

「何だい、おお、お花畑か。こいつぁ気が利かなくてすまねぇ。その辺でお茶でもして行こう」

 今日、秀一が紗季を伴ったのは確信犯だろう。相手が誰だろうと守ってやるぞと、に宣言してみせたのだ。

 紗季の両親の墓参りを前に、秀一なりの気持ちと覚悟を伝えたのだ。

 守るべきであり、であると。


 応接間から社長室に戻った真下は、じっとりと汗に濡れた手を見つめ、溜息を吐いた。

「どんな方かと思えば、まったく……八つ当たりくらい許されるでしょうよ」

 スマホを取り出すと、早速生贄を呼び出した。

『まだできてませんよ』

「もうすぐできるんでしょ? そんなことより、何、あの御仁は?」

『ん? 親父が何か失礼でもしでかしましたか?』

「たっぷり脅されたよ」

『え……何をやってるんだ、あの親父は……』

「それで、レモンサーカスは暫くそっちに預けることになったから、よろしく」

『は? よろしくって……どうやったらそんな話になるんですか?』

「プロジェクトはこちらで動かすけど、あの娘たちの面倒は任せたから。社長自らこき使ってやってくれって仰ってたからね。せいぜい働いてもらうよ」

『十分働いてると自負してるんですがね』

「子守り程度で何言ってるんだい。今後はしっかり育ててもらうよ。そういうわけで、来週から定例会議に出席ね。プロジェクトでは、僕直轄の責任者プロジェクトマネージャーってことで周知しておくから」

『ちょっと待っ……』

「ああ、それとあの娘たち、そこに居るんだろ? このこと伝えといて。マネージャーには僕から伝えといてよ。それじゃあ、新曲待ってるよ」

『あ、ちょっ……』

 相手に何も言わせないうちに、プツンと切ってやった。

 フンっと鼻を鳴らした真下は、次のスケジュールを確認しながら呟いた。

「あの人に喧嘩売ったら、うちでも潰されかねないな……」


 一方的に電話を切られてしまった奏一は、ただ茫然としていた。

 預けると言われても、何をどこまですればいいのか、まったくわからない。

「あの親父は……何をどうしたら、こんなことになるんだ?」

 放心状態の奏一だったが、放っておいてもらえるわけがない。

「お早うございます! あれ? 先生、大丈夫ですか?」

 美容室に行っていたYUNAが、当然のようにメンバーとここで合流する。

「なんや電話掛かってきてな、ブツって切られたみたいやで」

「お兄ちゃん、どうかしたの?」

「ボクたちの新曲の催促かな?」

「クビ? クビになっちゃった? ファイアー!」

 新曲どころではない。こんな状況で曲が作れる強者なんて存在するのだろうか。

「なんか、お前ら、うち預かりになった。マネージャーには真下さんから連絡しとくってよ。俺にも詳しい状況がわからん……」

「ん?」

「おー?」

「それは……」

「毎日ここに来てもってことやな!」

「それは元々言われないだろ」

「それじゃ、兄さんがボクたちのマネージャーになったの?」

「いや、なってない」

「よくわかんないね。カナ、もう一狩り行こう?」

「マリ、ユー姉来たからお仕事だよ」

「はーい」

「いや俺、スクールのレッスンあるから、もう出掛ける」

「やったー、じゃあ一狩り行けるね!」

「ユナ、何しに来たん?」

「紗季さんに会いに。カレンは?」

「恵美さんに料理教わりにや。アミは?」

「なんか遊びにー。兄さん、いってらっしゃいー」

「あれ? 何か目から汗が……行ってきます……」

 トボトボと出掛ける奏一を見送ると、当然だが女子のみ空間となった。何だかんだ言って、初の面子である。

「なあ、カナの歌、めっちゃ上手かったやん?」

「えー、普通だよ」

「カナはギターも上手だよ」

「お兄ちゃんみたいには弾けないよ?」

 いや、奏一はプロである。比較するほうがおかしい。だがそこに突っ込むものはこの場には居ない。

「なあ、女子だけでセッションせえへん? どうやるかカナに教えてもらいながら」

「今日はレッスンも作曲見学もないから、練習しないとね。カナちゃんが良ければだけど」

「えー、説明できないよ」

「いいじゃん、いいじゃん。ボクもやってみたいな」

「やろうぜぃー! セッショーン!」

 結局、奏美が押し切られるという、わかりきった展開になる。

「そういえば、ユー姉のテレキャス、ハムバッカーなんだね」

「ちょっとアタックが欲しくて」

「ちょっと弾いてみたい」

「アタシもカナちゃんのテレキャス弾いてみたい。交換しよっ」

 こうして楽器を構えた五人。奏美のリードでセッションを開始する。

「じゃあねえ、まずカレンがリズム決めて」

「好きに決めてええの?」

「いいよー」

「ほなミドルでいくでー。1・2・3・4」

 ドツタッドツタッ……

「じゃあ、適当にコード四つ循環するね。D/A/Bm/Gね」

 奏美はストロークで四拍ずつコードを弾いてループする。

「ベースも慣れるまではルート弾きで入ってきてー」

「ほーい」

 四つ打ちのルートでベースが乗ると、それだけで曲っぽくなる。

「ユー姉、カッティングー、好きに刻んでー」

 ツクチャツツチャチャツ……

「マリ、Dルートでペンタトニックいける?」

「頑張るー」

 たどたどしくMARINAが弾くフレーズに、奏美が絡む。

「わー、何かカッコイやん!」

「みんな、好きにオカズ入れていいからねー。あー唄いたくなってきた」

「カナ唄っちゃえー」

「See the stone set~……」

「あ、宇多田がカヴァーしてたやつだー」

「こらアミ、宇多田でしょ」

「ユー姉唄える? 唄えるなら二コーラス目ー」

「多分覚えてる……My hands are~……」

と、唄い出したそこへ

「When the night~……」

と、奏美が被せる。

「何これ、何これ!」

  And you give~……

  No I won’t~……


  With or without~……

  And darlin’ darlin’~……

               』

「みんな一緒に!」

『Wow oh oh oh~……』

「ラスト!」

ドントットット……ジャーン

「せーのっ!」

ジャンッ

「ヒャッホーイ!」

「何やの今の? 二曲重なったで!」

「うん、Stand by meは一個キー上げたけど」

「アハハハ、ボクこれ嵌りそー」

「ライブでやっても格好いいかも!」

 こうして、ティーン達のセッション(?)は続く。


 スクールに着いた奏一は、職員ロビーで紗季と合流した。

「なんか真下から変な連絡来たんだけど、何があった?」

「ああ……」

 紗季は苦笑するばかりで、何も言わない。

「なんて言ってきたの?」

「あの娘たち、うちに預けるって」

「ふーん……」

 紗季は二人の会話を思い返す。

「あれでそういうことになるんだ……へえ……」

 一人頷く紗季に奏一が詰め寄る。

「いや、一人で納得してないで教えてくれよ!」

「アタシにもよくわかんないわよ」

「え……だってその場にいたんだろ?」

「聞いててもわかんなかったのよ。狐と狸だもん。で、それだけ?」

「えっと、来週から定例会議に出ろって。真下直轄のPMだって言われた」

「まあ、お義父さんだから。いいんじゃない?」

「はあ? いいんじゃ……って……」

「あ、レッスン始まる。じゃ、後でね」

「おい……」

 色々と置き去りにされた奏一は、モヤモヤした気持ちを抱えたまま、レッスンに向かった。こんな日にレッスンに当たる生徒は誰か、相場は決まっている。

「先生? おーい先生! またっすか? ホント、マジ、頼むっすよー」

「おお、拓海じゃん」

「ええっ! 何それ! ライブの曲決めたんすから、見てくださいよー」

「そうかそうか。そうだ、渡すものがあったんだ。これ、レコーディングの曲。あともう一曲か二曲あるけど、取り敢えずこれな。レコーディングは来週の末くらいだな。予定空けとけよ」

 そう言って、鞄から取り出した譜面を渡した。

「あの、ライブの練習が……」

「そういえば、お前誰と組んだの?」

「それすら知らないんすか! れいとめぐみっすよ」

「なんだ、いつもの面子じゃねえか。あれ? ヴォーカルは?」

「R&B系ばっかりで、うちらと組んでくれるのいないんすよ。だから俺が歌うっす」

「そりゃ不味いな。えっと、なになに……随分ロックな選曲だな。ふむ」

 奏一はスマホを取り出すと、紗季を呼び出した。

『なに? こっちもレッスン中なんだけど?』

「あー悪い悪い。誰かヴォーカル余ってない? ロック唄えるやつ。拓海のバンド、ヴォーカルがいないんだよ」

『は? 今更? 余ってるわけないでしょう! ああ、もう……拓海君唄わせたら?』

「こいつヴォーカルセンスないもん」

『うんと、この後、拓海君時間あるか聞いて』

「おい拓海、お前この後は?」

「暇っすけど」

「予定ないって」

『じゃあ、終わったらアタシのいるスタジオまで連れて来て』

「了解。邪魔してごめんな」

『はいはい』

「終わったら紗季んとこ行くぞ」

「は? まあ紗季さんにお会いできるのは嬉しいっすけど。なんすか?」

「さあ? いいから時間まで適当に弾け。ほれほれ」

「これレッスンなんすよね? 俺月謝払ってますよね? ね?」

 奏一のストレスが拓海にぶつけられているように見えるのは、きっと気のせいである。

 レッスン終了後、拓海は紗季の前に引き出された。

「ライブでやる曲の譜面ある?」

「は、はい」

 拓海はオズオズと譜面を差し出す。

「拓海君、これ弾きながら唄うの?」

「一応、そのつもりっす」

「無理でしょ……どこの世界に二百三十で十六刻みながら唄うヴォーカルがいるっていうのよ」

 解説すると、「一分間に二百三十拍のテンポで、十六分音符をズクズク弾きながら」ということだ。かなりの高速ピッキングになるので、それだけも大変なはずだ。まあ、いることはいる。

「やるしかないっす」

 妙にやる気な拓海である。

「曲変えなさい。奏ちゃん、何やってたの?」

「あー、曲決まったの今日聞いた」

「ヴォーカルいないのは?」

「うん、今日まで知らなかった……」

「もう……他に候補曲ないの?」

「ええっ?……うーん……」

 しばし悩む拓海。なんせ紗季の納得する曲を提示しないと、お許しが出そうにない。

「レニクラのAre you gonna go my way?」

「最初からそれにしとけっつーの。あれ? それツインギターじゃん」

「奏ちゃん、責任取って弾けば? 講師もサポートなら出ていいはずでしょ?」

「しょうがないか……バッキングだけな。ソロとリード弾けよ」

 生徒主体なのだらから、当たり前である。

「メンバーに今、連絡取れる?」

「は、はい」

「曲の変更伝えて、明日の空いてる時間押さえなさい。奏ちゃんとミーティング。それから拓海君はアタシとヴォーカルの練習」

「え?俺忙し……」

「奏ちゃんはお黙り」

「は、はい」

 ただでさえ多忙なところへこの様だが、奏一の自滅といえなくもない。忙しい時というのは、得てしてやる事が増えていくものだ。

「旦那の一番弟子に、見っとも無いライブさせるわけにはいかないのよ。ヴォーカルが下手とか、アタシが恥かくじゃない!」

「あー、結婚したんすか……それで尻に……」

「うっせー、早く連絡取りやがれっ!」

 奏一のカオスに、巻き込まれ体質の拓海という、何ともな組み合わせの師弟である。

「あ、あの場所は?」

「中目黒のスタジオのどれか。朝、奏ちゃんから連絡するわ」

「えー、俺がスタジオ取るの?」

「奏ちゃんの責任でしょーが!」

 かくして、更なる混沌へと突き進むのだった。

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