第9回活動報告:結果とこれから
活動報告者:宇野空響 覚得之高校二年生 自然散策部 部長
僕たちは、非常に心苦しくも、オークたちが仕留めたドラゴンを横から奪い取り、戻ってきた。
越郁君のいう通り弱肉強食の自然の摂理の中での出来事。
仕方がないといえばそれまでなのだが、こっちは生きるためではなく、早く試験を終わらせたかったという、邪な考えの元に動いたにすぎない。
オークたちも確かに襲ってきたが、あれは種の存続のためであり、基本的に私たちとは根本が違っていると言えよう。
魔物は人を襲う。
それは、お約束ではあるが、それにもちゃんとした生のための行動であり、女性を捕まえて孕ませるなども、文字通り子孫を残すためである。
死体はしっかりと食べられているし、私欲を満たす為に人を襲っているわけではないの一目瞭然である。
「思ったよりも速かったですね。てっきり、魔物たちとの取り合いに負けると思っていたのですが」
戻ってきたのを確認した里中先生はそういった。
つまりだ、やはり、僕たちが魔物たちにドラゴンをかっ攫われてなかなか戻ってこないと思っていたということだ。
「先生は、知っていたのですね。あのドラゴンがこの地域では一番弱い魔物だと」
「ええ。まあ、こちらに来るドラゴンは比較的弱い部類みたいですし、わざわざ遠方から飛んでくるのを見れば、ある種の成人の儀式みたいなことをやっているのでしょうね」
「はあ、先生はこの森から出たことがあるんですね」
「それはもちろんです。ちゃんと調査員として、あなたたちの担当者として、ここら辺一帯の調査はすでに行って、安全確保や情報収集は出来ています」
まあ、それはそうだろうが、いつの間に……。
やっぱり、まだまだ僕たちが里中先生に一発入れるのは当分先のようだ。
「さて、道中の報告をといいたいところですが、監視をしていましたので、行動は全部見ています」
「どこで!?」
「魔術による遠見、千里眼のようなものですね」
まあ、そうだろうとは思ってたよ。
そうじゃないと、評価の使用がないからね。
しかし、魔術とかスキルって便利だね。
「さて、まずは結果から発表しましょう。ドラゴン退治という点については、オークが仕留めたモノを奪ってきたという、あまり褒められた内容ではありませんが、そのドラゴンを退治したオークを圧倒していましたし、力量としれは十分であり、遺体も確保できているので、仕事としては問題ありません。予定よりもかなり早かったですし、これも高評価です。つまり……」
「つまり?」
越郁君が、期待するように、里中先生の言葉を待つ。
「この試験は合格といたします」
「やったー!!」
先生の合格発言に小さい体をぴょんぴょん弾ませて喜ぶ越郁君。
「しかし、反省するべき点もあります。最初のころ、魔物を迂回するたびに追い回せれていました。途中で匂いが原因と気が付いたようですが、あのように音を出して鬼ごっこをしていると、結局周りに他の魔物が集まってきますので、すぐに退治に切り替えるべきでした。レーダーの魔術があるとはいえ、逃げる時にそこまで気を払えるものではありませんし、挟み撃ちとなれば厳しい状況になったかもしれません。わかりますか?」
「「「はい」」」
先生のいう通りだ。
あの時は追いかけられるから逃げるって選択を安易に選んだけど、挟み撃ちされたらもっと厳しい状況になっていたかもしれない。
一度目は仕方ないにしても二度三度あったのだから、もっと状況を考えて動きべきだった。
「これが人相手だと、なお問題というか、追い込まれている可能性が高いので、よく注意してください。あとは、反省という内容ではありませんが、敵対した魔物相手にはアウトレンジから一気に殲滅するといった戦法で勝利してきました。これ自体は悪くないのですが、インレンジ、つまり近接を挑まれた場合の経験が不足していますので、そこらへんは余裕のある相手がいれば、一度は経験してみるといいでしょう。魔物の行動、習性を知るということも、情報収集という戦いを補佐する大事なものですから」
「「「はい」」」
確かに、今回の戦闘は魔術からの遠距離攻撃ばかりだった。
不意打ちなどで近接戦を挑まれたらどうなるか分からない。
魔物の行動も遠距離攻撃で仕留めてしまったから、どんな行動をするか分からない。
そこらへんはまだまだ経験不足ということだね。
「と、こんな感じですね。あとは褒めるべき点は、やるときは容赦なくやっていたので、そこは評価できます。日本人は平和な暮らしをしている分、生き物の命を絶つということにかなり抵抗がありますからね。あと、先ほども言いましたが、敵に接近させず遠距離で仕留めた。勝負をつけたことも高評価です。わざわざ相手の土俵で戦う必要性はありませんからね」
そんな感じで、軽く褒められたあとは、すぐに家に入って休憩することになった。
「今日はお祝いということで、私が料理をしますよ。3人とも休憩しててください」
「はーい。ってそういえば、先生はそういえば、このドラゴンとか他の魔物の遺体はどうすればいいんですか?」
僕たちがお茶の準備をしている間に、越郁君が料理をしている里中先生に質問をする。
たしかに、越郁君のいう通り、魔物の遺体なんて持っていても仕方がないね。
「ああ、それは、今度、森を抜けてある町で売りさばくためですよ。現金がないと宿にも泊まれませんからね」
「ああー、そういうことかー」
なるほど、そのためのドラゴン退治でもあったわけだ。
と、僕は納得していたんだけど、勇也君は思うところがあったみたいで、越郁君につづいて質問をする。
「でも、僕たちでドラゴンを仕留めたとか信じてもらえますかね? あと、金額が大きくなるほど、そういうのって狙われるんじゃないんですか?」
「あ、ゆーやのいう通り、定番だね」
ああ、ドラゴンなんてのを売ったら確かに高そうだ。
そんなことは個人情報保護とかもない文明レベルだし、すぐにお金を持っていることはばれるだろうな。
その前に、何か変にだまし取ろうとか言う連中もいそうだ。
「それは判断に任せます。どういうアプローチで街に行くのか。そのやり方次第で取るべき道も色々あります。その町で一旗揚げるのか、それとも様子を見るのか、他の場所に行くのか。と、いろいろですね」
「そういう考え方かー」
「うーん。ドラゴンとか退治したって知られたら怖がられるかもしれないしなー」
「ああ、そういう懸念もあるか。うーん、難しいところだね」
初めて接触する異世界の町でどういう立場をとるべきなのか。
領主の覚えをよくするために、目立つのか、それともこっそり動くのか……。
僕たちが異世界調査員として足掛かりともいえる町だし、慎重に行くべきか。
「ちょっとまって、森から町って結構離れてそうだし、毎回移動するだけで数日とかかかるなら、異世界の調査とかできないんじゃ?」
「海川さんそこは大丈夫ですよ。異世界調査員にはちゃんとその指輪に転送の機能が付きますから。実績が少ないと登録箇所は少ないですが」
「はえー。この指輪ってそんな機能もあるんだ。すげー」
「そうでもしないと、異世界調査員はいつ戻ってくるかわかりませんからね。異世界に滞在していても、毎日、拠点に戻っては報告書を本局へ送るのが仕事です。まあ、有事の際には遅れても構いませんが」
「遠征してても、こっちに戻れるのに有事ってどういうことですか?」
「例えば、自分たちがいる拠点が攻められているときとか、従軍しているとき、あとは冒険者で他の仲間と旅をしているときね。うかつに長時間開けるとあやしまわれるわ」
「ああ、そういうことですか」
確かに、報告書作成でここに小一時間も席を外すわけには行かないときもあるか。
「大抵、そんな時は私たち異世界調査員の職員たちが、その場の指揮官や、切り札となっていることが多いですから、少しでも席を外すと大騒動になりかねないんです。現地の人に比べ得ると結構強いですからね。まあ、そこまで強くないと、調査員なんて任せませんが」
「じゃあ、先生。アドバイスとして、町に最初行くときはどういった形がいいんですか?」
「うーん。まあ、私ならひとまず、町の様子を見てから判断しますね。領主が悪徳だったり、治安が悪ければ、迂闊に動くと目をつけられるでしょう。逆に領主がいい人であり、治安がいいのであれば、そこである程度情報を集めて、そこを拠点に動くのか、そういうことを決めますね。つまり、最初は事情聴取、町の情報を集めます」
まあ、当然の判断だと思う。
何も知らないのだから、情報を集めて判断する。
これが基本だという事だろう。
「とはいえ、直感の鋭い人はそういうことをしなくてもわかると人はいますけどね。表向きよさそうでも、裏はドロドロというのはよくありますし、私とあなたちでは取られる態度も違いますし、たとえ治安が悪くても、それはそれでありがたいという人もいますからね。人それぞれというわけです」
「あー、治安が悪いなら、入り込みやすいとか、そいう風に考える人もいるんだ」
「ええ。治安が悪ければ、力とお金があれば、ある程度はまかり通りますからね」
ふむー。
先生の話は為になる。
越郁君がアドバイスを聞いてくれたことは感謝だな。
「さて、そろそろ晩御飯もできますし、難しい話はいったん止めて、お皿の準備とかお願いできますか?」
「「「はい」」」
そうして、軽いお祝いをして打ち上げをすることになった。
いや、こういうはいいものだね。
「ふいー。美味しかったー」
「ご馳走様でした先生」
「ごちそうさまでした」
「いえいえ」
お腹が膨れて、いい気分だ。
この訓練を初めてから、食事というモノの見方が変わってきた。
前々では栄養補給という意味合いが強くて、サプリメントとかをよく服用していたけど、こうやった体を動かしたあとの、食べ物を食べるという行為はそれ自体が、なんというか快感というべきか、新しい喜びになっている。
色々な味がする食べ物を、さらに美味しくという食の追及という、日本人の素晴らしさを知ったわけだ。
うん、今度機会があれば自分でも色々作ってみよう。
この訓練の間は基本的に僕はヘロヘロになっていたし、その、料理をまともにしたことがないので、里中先生や勇也君、以外にも越郁君もできて、この中で唯一料理ができないのが僕だったわけだ。
いや、流石に勇也君のお嫁さんになろうかというのに料理一つも覚えていないのはあれだと思うし、今度、勇也君や越郁君に料理を一つ教えてもらうとしよう。
今後の、調査員の仕事で自分で料理する必要性もあるだろうし。
そんなことを考えながら、食後の一服をしていると、越郁君が思い出したように口を開く。
「あ、先生。質問し忘れたことがあるんですけど、この世界ではドラゴンは捕食されるような弱い生き物なんですか?」
「いえ、調べによると、この森が特殊なようですね。町に行ったときは私が出てきた森を聞いて驚いていましたから、帰らずの森なんていわれているらしいですよ。魔物が極端に強いらしいです」
そうか、なら町に行ってもそうそう遅れはとらないかな?
「うげっ、いきなり裏面エリアに放り込まれたってことですか?」
「さて、この世界のすべてを調査したわけではないので、この地域がどの程度のランクになるのかわかりません。ですが、この地域一帯では恐れられているということですね」
「ということは、私たちって結構強い?」
「ええ。このあたりでドラゴンを少人数で討伐したという話は聞いたことがありませんから、それなりの強さは持っていると思います。ですが、世界は広いというのは、あなたたちもよく知っているでしょう。これで天狗にならないように。残りの5日はみっちり訓練しましょう。油断してやられましたとか情けないですからね。何事も作戦次第というわけです」
まあ、天狗になろうにも、先生に一度も一勝どころか、一撃も入れられてないからそんな状態にはなれないと思う。
だけど、先生のいう通り、油断してやられるとかは情けないから、残りもしっかり訓練にいそしんで、町に行く準備を整えよう。
魔物よりも人の方が面倒なのは間違いないからね。
「うわー、地雷だった!?」
「せめて、この5日で私に一撃入れられるよう頑張ってください。あと、そろそろ指輪の機能を全開にして、攻撃を食らってもノーダメージ状態でやってみましょう」
「え? いいんですか? それなら無理な突破が可能に……」
「できますが、HPがゼロになれば強制的に電撃でダウンになるように設定しますから、自分が攻撃を受けない分、残りの体力の確認が必要不可欠ですよ」
「あー、反動がないから分からないってことか」
「そうです。痛みがないというのはメリットではありますが、自分の限界が分からなくなるというデメリットにもなります。そして、前も言った通り、かすりダメージも下手をすると1ダメージに加算されますので、連打を浴びるというのは致命傷になるでしょう」
「……あれ? 難易度上がってないですか?」
「この程度とは言いませんが、指輪の機能を全開にした状態で調査に赴いてもらいますから、慣れておかないといけません。よくあるんですよ、仮免中の調査員が死亡判定で始末書をかくことが。大抵油断して囲まれて、弓矢や魔術などの集中砲火を受けて、かすりダメージが重なった結果、死亡判定になってしまったという。もちろん、死亡判定ではありますが、ちゃんと勝利はしていますから戦力的には問題なかったんですけどね」
「油断大敵ってやつかー」
「そのとおりです」
はぁー、ためになるな。
周りの索敵はよくするようにという事か。
いや、相手が人の可能性もあるから、交渉や、心の機微を感じ取るように立ち回れってことか。
うーん、なかなか難易度が高そうだけど、最終的には日本との国交を作るための拠点を作らないといけないんだし、この程度は僕たちが成長して覚えなければいけないんだろうな。
……しかし、こんなのがすでに50か所もあるのか。
そりゃ、世界各国がもう手に負えないというのがよくわかるね。
異世界に呼ばれた被害者をそのまま調査員に迎えて、現地雇用でなんとかしてくれって言うのは本当に人手が足らないんだろうなー。
というか、この異世界の調査だって国家を上げて取り組むべきことなのに、担当が里中先生だけっていうから、その人材不足は推して知るべきか。
しかし、僕たちも晴れて調査員か。
……ん? いや、さっき先生は確か。
僕は気になって先生に質問をしてみる。
「先生、仮免になるんですか?」
「ええ。仮免ですね。今はまだ、基礎知識、基礎体力、戦闘訓練、実戦訓練だけですからね。調査員として必要なことはまだまだあります。というより、まだ調査員としての働きはごくわずかですね。そもそもな目的はこちらの世界に存在する国家と接触を図り、友好関係を築くことですから」
「ああ、たしかにそうですね。ということは、正式に調査員になるには何をすればいいんでしょうか?」
「それは後日、といいたいですが、別に今話しても問題ありませんね。今日はお祝いした後ですし、これから夜の訓練などというつもりもありませんから」
そういって先生は、コップを取ってコーヒーを一口飲む。
「ふぅ。さて、正式な調査員になるにはでしたね」
「はい」
「基本的に明確なこれといったことはないんですが、あえていうのであれば全部ですね」
「全部ですか?」
「はい。異世界の町に行って、いろいろな情報を集めます。講義でも言ったように、その国と国交を開くためには文化や習慣、礼儀の把握などは必要不可欠ですし、何がその国の人々の好まれるとか、何に困っているとか、それらを良く知り、的確に対応するということが、よき関係を築くために必要なのはわかりますね」
僕たちはうなずく。
当然のことだね。
相手を良く知るということが、大事なんだ。
「地道と思われるかもしれませんが、このような調査活動が何よりも大事なのです。万が一、あなたちが配置換えになったときに、この情報があればどれだけ後から来る人が助かるでしょうか? 果ては日本政府が直接に担当するということも考えられます。話が極端になりましたが、この積み重ねをしていればいずれ正式な調査員となれるでしょう」
なるほど。
近道は無しというやつか。
「まあ、国内の問題や戦争に介入して、成果を上げ大きな発言力を得れば、それは調査員が一気にその国で力を持つことになりますから、仮免中であれば、その能力を評価して正式な調査員になれるとは思いますが、そのあとは、基本的にクソ忙しいことになるのであまりお勧めはしません。冒険をして世界を見て回りたいなら、そこらへんをよく考えることですね」
「むむむ。ゆーやのハーレムにはそれが近道だけど、政治的なやり取りを考えうと微妙だな」
「いや、だからなんで僕のハーレムを作るってことになってるんだよ……」
それは仕方のないことなんだよ勇也君。
君は、それだけ魅力的なんだ。
僕や、越郁君を相手に普通に話しているからね。
……いや、それだと僕たちが変人ってことになるから、君がそれだけいい男だとしておこう。
それを証明するためにも、ハーレムを作らなければいけないんだ。
ちゃんと、領地の運営を安定させる目的もあるからね?
「ハーレムですか。当初から言っていましたね。……あなたたちがその時にそんなことを考えられる強さを手に入れられていることを祈りますよ」
なんか意味深なことをいう里中先生。
僕はその言葉に何か嫌な予感がして、聞きかえす。
「どういうことですか?」
「……あなたたちが、正式な調査員となることには、それだけの多くの異世界での経験を積んでいることでしょう。無論、人の生き死にはもちろん。胸糞悪くなるような人の一面もみることでしょう。そして、あなたたち自身が選ばないといけないときもあるでしょう。人はすべてを救うことはできません。その決断をした自分をその時のあなたたちはどう思うでしょうか? この問題に、一概に答えなどありません。罪と認識して一生を生きていく人もいれば、それでもといって前に進む人もいます。どちらにしろ、今のあなたたちとは、その時のあなたちはいろいろな意味で違うでしょう」
「「……」」
漠然と考えていたことが、里中先生の言葉でようやく認識出来てくる。
そうか、まだまだ僕たちは子供なんだ。
そんなことがあると、わかっていたはずなのに、言われるまで、考えないようにしていた。
勇也君も同じように色々考えているのか神妙な顔つきになっている。
でも、越郁君だけは違った。
「大丈夫ですよ。私たちは冒険して、ハーレムを目指して、うはうはするんです。この気持ちを忘れなければいいんですよ」
そう笑顔で言う越郁を見て、里中先生はぽかんとするが、すぐに笑顔になる。
「ええ。今の気持ちを忘れなければ、きっと大丈夫でしょう。2人も何か迷うことがあれば、海川さんのように、大事なものを思い出しなさい。迷いの果てに無難な選択をするより、心の赴くままに夢につながる答えを見つけだせるかもしれません」
大事なものか……。
うーん、何だろう?
僕が考えている間に、先生は席を立つ。
「さて、もういい時間ですね。明日からまた厳しくなりますから、そろそろ休みましょう。あとの5日をしっかり訓練して、ゴールデンウイークの長期連休を利用して、町に行ってもらおうと思っていますから、頑張ってくださいね」
「「「はい」」」
そういうことで、僕たちはようやく仮免ではあるが調査員となったわけだ。
色々、不安はあるけど、それにおびえる前に、頑張って訓練しよう。
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