ふつうに行こう

「やっぱり普通のファンタジー世界にします。ここは無理せず、まずはキャラクターきちんと作る所から始めますよ」

「そうか。いいんじゃないか」

「種族を絞って、人間と妖精だけの世界にしようと思います。そして魔法は本来妖精が持っていた力で、人間がそれを学んだ。自然の力を借りています」

「始めのうちは、種族絞るのはいい事だな。下手にたくさん出そうとして収集つかないよりいい」

「そして人間は、自然に感謝せずに力を使うので、最近自然が怒っている。その事を妖精はよく思っていないんです。妖精は人間を滅ぼす事を企てる」

「それを阻止するのが最終目標か。ならスタート地点は必然的に企てを知る人間が現れる所だな」

「そうですね。主人公が偶然知る所から始まります。でも誰も信じてくれないから、小数で戦う事になる」

「ちゃんとストーリーになってるじゃないか」

「自分でもちょっとビックリしてますよ」

「お前さんは欲望に目が眩んでいただけだ。元々書けるやつだったんだよ」

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