第2話 豊満なアレとシュガーステップ

次の日から…俺は念願の…女の子と一緒に登校という、俺的には感動的なシュチュエーションを味わっていた…でも1つ問題が…


『楓姉。本来の楓姉の姿を学校で見せないようにするなら一緒に登校ってまずくない?』


『はうっ!…で、でもでも!やっぱり登校くらいは一緒にしたいよぉ〜…幼馴染なんだよ?それくらいバレてもいいよ♪』


いいんですか!楓さん!?


『あ、そう?じゃあ俺も口出し出来ないなぁ〜。だって俺今すっごく楽しいよ?楓姉と…女の子と登校するなんて夢みたいだよ。』


『拓真ったら〜!やだもぉっ〜…それなら小学校までしてたじゃない。』


いやいや意味が違うのよ。楓さん。遊びが仕事だった小学生の頃は恋なんて、1ナノも考えたことなかったんだ。(俺は)


『女の子に興味を持ってから登校したのが初めてだから実質、これが初めてなのっ!』


『そ、そうなんだ。あ、そうそう、拓真ぁ♪2人きりの時はお互い名前の呼び方変えよ?』


『呼び方?そうか〜。じゃあ『かえちゃん』とかどう?俺の呼び方は楓姉が決めてくれよっ!』


『いいねっ!かえちゃんかー。うーんと拓真だからぁ…あ!でも小さい頃もそう呼んでたし…やっぱり拓真たっくんって呼ぶね?』


『じゃあそれでいこう!かえちゃん♪』


『えへへっ♪うんっ!決まりだねっ!たっくん♪』


あぁ〜〜…幼馴染ってこんなことが当たり前だったのか〜…修復リペアー計画初日からだいぶ進んでるんじゃないか!?


『ところで、かえちゃん?あの、む、胸が当たって、る、ん、だけ、ど?』


『もぉー♪たっくんってば鈍感さんなのぉっ?これは、当ててるの♪わざとだよ?えへへっ♪』


頭が噴火ドカーン!して、俺は記憶が飛びそうになった。だって聞きました!?巨乳の幼馴染がその豊満なものを俺の身体に当ててるんだよ!?それもわざと!わ!ざ!と!


あ、いうの忘れてましたけど。ずっとかえちゃんが俺の左手にしがみついたまま登校してたんです。言い忘れてごめんなさい!(俺は誰に謝ってんだ!?)


『で、でも!まだ初日だよ?これはせめて恋仲になってからに…』


かえちゃんが足を止めた…ってええっ!?なんで!? というか…なんか嫌な予感が…


『たっくんは…楓のこと嫌い…?』


心臓が飛び出…そうになったけどなんとか耐えながら!状況を…


これは!なんだ!?こここ、この子!目をうるうるさせながら、猫なで声でそんなこと言ってくるんだよ!?幼馴染!?これが幼馴染なのか!?やり過ぎなのか?でもでも嬉しいし…いや!ここは…


『かえちゃん!やっぱ駄目!このままじゃ襲う!確実に襲ってしまいそうだから!だからお願いだ!恋仲になるまでなるべく胸は押し付けちゃ駄目!もちろん仕方ない場合もあるだろうけど…それ以外は駄目!』


かえちゃん!違う!違うよ!?理由はただ1つ!俺がDT童貞で、女の子耐性がマイナスで…その他etc…とりあえず、理性が保てないっ!


『どうしてもぉ?』


『どうしても!』


気持ちは正反対ですよ!?嬉しいですよ!?

でも…もたない…俺の色々が!


『わかったぁ…でも!恋仲になったら毎日こうだよぉ♪』


ま、毎日ですとぉ!? いや待て!妄想タイム終わり!これ以上は駄目だ!てか学校まだ着かねぇのかよぉっっ!!!


『たっくん♪学校に着いたよっ! あれっ?たっくーん♪着いたよぉ?』


『はっ?あぁ。ごめんね、ちょっと考え事してたからさ。じゃあまた放課後ね?』


とりあえずかえちゃんのことを考えないようにしないと…


はっ?というか学校じゃ会長って呼ぶんだろっ!?危ないぞ…これは忘れてしまうのは絶対に避けないと…


なんて、考えながら廊下を歩いていると…


『あ!たっくーん♪』


ズデーッ!!!


俺は盛大にコケた。あの子危ない。俺の幼馴染、すっごく危ない!もう忘れてる!?もしバレたら…ああなって、そうなって、もう!駄目だぁぁぁぁ!


もし本当にかえちゃんがその事を忘れていたら…これからの学校生活…どうなっちゃうんだよぉぉ!!!


ーー続く…



作者より…

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