2話
??「おーい!きみ、おきて―!」
晶「何ようるさいなあ美穂」
腹部の謎の重さを感じつつ相変わらずうるさいなあと思いながら目を覚ますといつもと違う風景が見えた。いつもの田舎くさい雰囲気の景色ではなくまぶしいくらいキラキラした景色。目の前にいたのは親友の美穂ではなく、10歳くらいの幼い少女が
晶「な、なに?ここ…。そしてあなたは誰?私の腹の上に座られるととても苦しいからどいてくれない?」
??「あはは!ごめんねー!わたしはマリン!アクアマリンのけしんなの!おねーさんはなにかのほうせきのけしん?」
晶「化身?なにそれ全然わからないんだけど。私はれっきとした人間。」
その言葉を聞いた瞬間さっきまでキラキラした瞳でこちらを見つめていたマリンの表情が深刻なものになった。
マリン「にんげん…?ジェムたちにとってわるいひとだってきいた。けどおねーさんはそんなふうにかんじないなんで?おしえてくれる?」
晶の頬に両手を当てこちらを見つめる瞳は海のようなとてもきれいな瞳でじゃなくて!えーとこの辺にこの子以外の人いないのと探していると向こうから人がやってきた。
マリン「あーっ!ダイヤくんだ、やっほー!」
ダイヤ「なんだマリンと誰だその女性は」
晶「えーと、ダイヤさん初めまして。石英晶というんですがここってどこなんでしょうか」
ダイヤ「ここはジェムグリラだ。何だお前この国のことを知らないとは新人か?」
晶「えーっと、私もどうやってきたのかよくわからないんですよね…」
マリン「けどダイヤくん、このひとにんげんだっていってたよ?」
ダイヤ「っつ!?」
驚いたかのような表情でこちらを見るダイヤさん。気まずくなるこの空間人間ってことそう簡単に言えば駄目だと思い言わなかったのにマリンが爆弾発言をかましてくれた。この日とは話し通じそうだったのにもう最悪だ。
ジェムグリラ しろねく。 @shirunegu
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