「博士、カレーができました」

「早くよこすのです」

「早くするのです」

「今そっちに持っていきます」


 コト

 コト


 アムッ

 アムッ


「今回は『甘口』、にしてみました」


 モグモグ

 モグモグ


 ゴクン

 ゴクン


 ………

 ………


「物足りないのです」モグモグ

「刺激が足りないのです」モグモグ


「食べてるじゃん!」


 その後、辛口カレーを食べた博士たちは「辛すぎるのです」と言いながらカレーを食べました。

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