「かばんちゃんがカゼになっちゃった」

「仕方ないですね。我々が治すのです。賢いので」

「カゼを治すのも長の役目なのです。賢いので」

「ハカセたちありがとう」



「かばんちゃんがカゼになるなんて。大丈夫? かばんちゃん」

「ボクは平気だよ。サーバルちゃん」

「ムカシカラ バカハ カゼヒカナイ トイワレテ イルヨ」


 その言葉を聞いた博士たちは近くにいた3人のフレンズを見た。


「犯人はあなたです!」

「アライさんはハンニンじゃないのだー!」

「わーい! たーのしー!」

「………」

「………」




「後は休んでいればカゼは治るです」

「治るです」

「博士さんも助手さんもありがとうございます」

「それとかばん。我々はカゼになったことはないですがバカではないのです。我々はカゼになるわけにはいかないのです。この島の長なので」

「そうです。カゼにならないですが我々は賢いのです。この島の長なので」



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