第6話 ソレ を見ると言うこと
自分というフィルターに関しては前述したので控えさせて頂く。
そうでなくても私は記憶力が悪い。一節で同じ解説を繰り返してしまう事もザラだ。
自分が馬鹿なのは承知しているが、他人に馬鹿だと認識されるのは耐え難いのだ。
さて本日の思考は 個 を見ると言う点である。
これは半分は私の拘り、意地に近い。
まぁそれを言ったら大概の物事は私の偏見に基づく意地のようなものだが。
さて時に私は他の作者さんのフォローをあまりしていない。その殆どが作品へのフォローとなっている。
これも見かけた作品を「後で読もう」って栞を挟んでいるが如し行動である側面は勿論あるのだが、
話は音楽へ変わるが、私は歌手で曲を選ばない。それは単純に、同じ歌手であろうと嫌いな曲は嫌い。興味ない曲は興味ないからだ。
世の中には歌手がソレであれば全てを愛し熱狂出来る人も居るのだろうが、私にはそれが出来ない。
まぁそれだけの話である。
つまり同じ作者さんが書いた話であっても、同様に好き嫌いが現れると考えているのだ。歌手というフィルターに目を眩ませないように、作者というフィルターで文字を見る事を私は良しとしない。
だからこそ、良い物は無名であろうと、誰かに毛嫌いされた作者のものであろうと、自分のフィーリングに従って「これは好きだ」と言うようにしたい。
同時に喩え大多数の、それこそ数千からなる声が、ラノベの流行りはアレコレだと主張しようが、「だから何」と私は通り抜けるだけだ。
それが私を流行に乗り遅れ孤独にさせようと、チャンスを逃す結果を齎そうと、しかしそれは自分であると、自分の道を見失う事なく歩きたい。
人に評価されないかもしれない。
人の群れの中で一人取り残されるかもしれない。
いつかくじけてしまうかもしれない。
それでも、自分を見失うなと、今日も自分に言い聞かせる。
ガラスケースに、並ばぬように、だ。
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