第4話 常識というレッテル
常識。普通。当たり前。当然。
広く多く普遍している事。
本当にそうか。エゴを押し付けていないか。その常識が通用する範囲を考えてみたことはあるか。世界でか、国でか、県でか市街村でか友人間でか、それとも貴方の中だけか。私の中だけか。
その常識は正しいのか。惰性で継続されているだけではないのか。周囲の意見に唯々諾々を飲み込んでやしないか。考える事を諦めてはいないか。言い訳にしていないか。
常識と言う字を見るに、つねにあるべき知識という読み解き方があると思う。個人の見解なのは前述しておく。
つまり、前提として共通認識出来るであろう知識。会話において意味を省略すべくある。
しかしてその前提に個人の意見を差し挟む事は非常識に当たる。「○○は☓☓だからね。解ったね、じゃあ話を続けるよ」と一方的に捲し立てられ、なおざりに省略される思想。
貴方の周囲の常識はどんなカタチをしていますか。
私には目の前の世界に蔓延する 当たり前 が人工物であり、特定の方向の思想誘導が働いているようで窮屈です。
嗚呼、だから語り合わねばならぬのでしょう。
沢山、沢山、どんなに小さな事でも。
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